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8 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/05/28(月) 01 12 24 ID +PHgdO5s 僕の今までの人生で、女の子との待ち合わせというものをしたことが何度かある。 もっとも、たかが18年程度しか生きていないわけだから、これから送るであろう 人生の中で女の子と待ち合わせの約束をすることもあるだろう。 確信としてではなく、「そうであったらいい」とでも言うべき希望を込めての推測だ。 人生初の待ち合わせの相手は、さつき姉だ。 いつごろに、どんな約束を結んだとかどこに行こうとしていたのか、といったことまでは 覚えていないけれど、さつき姉と出かけたことはあった。 僕とさつき姉は一緒にいる期間が長すぎた。 正確ではないけど、12年以上は近しい関係でいた。 僕たち2人の間は恋愛感情で結ばれているわけではなく、2人が一緒にいることが 当たり前で、理由も無く関係が成立していた。 惰性で結ばれている関係ではなく、逆に新鮮なものを求めて行動しようとしても 僕たち2人が離れることはなかった。 僕がさつき姉以外に興味をひかれる対象が現れるまでは。 僕は中学校2年生のころ、1人の女の子に惚れてしまった。 当時僕が抱いていた感情はどうしようもないほどに巨大で、さらに刺激的過ぎた。 授業中にその女の子のことを思うだけでため息が吐き出され、教科書をめくることを 忘れるほどのものだった。 心を締め付けるもののくせに、上手いところで加減をするから追い出すこともできなかった。 僕の恋愛感情は想うだけのものから、行動することへと変換された。 好きな女の子に興味を抱いて欲しくて勉強をしたし、明るく振舞って話しかけもした。 他にも思い出したくないほど子供っぽい、馬鹿なこともしでかしたりした。 結果的には高校1年生の冬に僕の恋は成就した。 僕と彼女は週に1回デートのために待ち合わせをした。 待ち合わせの場所は、学校の近くにある小さなお店の前だった。 2人で一緒に歩いて買い物に行ったり、散歩に出かけたり、公園でお弁当を食べたりした。 だけど、ある日僕が彼女を自分の部屋に連れて行ったせいで関係がおかしくなりだした。 さつき姉は僕がいないにも関わらず僕の部屋に上がりこんでいた。 僕の彼女はさつき姉を見て、すぐに帰った。 彼女がどんな感情を抱いていたのか完全には把握できないけど、やきもちをやくと同時に 失望したのだろうと僕は思う。 きっと、さつき姉が僕の部屋にいたことのフォローをしっかりしていれば大好きだった恋人を 失わずに済んだのかもしれない。 今となってはどうしようもないことだ。 僕が女々しくも泣いてしまったことだってどうしようもないことだ。 泣くこと以外にどうすればよかったのか。 質問を聞いてくれる相手は周りにいたけど、僕が納得できるような答えを返してくれる相手が いたのかどうかは知らない。 いたとしても、僕はやっぱり聞かなかったんだろうけど。 9 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/05/28(月) 01 14 31 ID +PHgdO5s 朝の7時だというのに、日差しは夏らしく強かった。 アパートの前に広がる駐車場で山川を待ってからすでに10分が経過している。 部屋の中で待っていてもよかったのだけど、眠ったままのさつき姉を見て山川がなにを言うか 怖かったので、仕方なくこうやって直射日光を浴びて待っているのだ。 今日は僕の住んでいる町の夏祭りが行われる。 夜8時になれば数千発の花火が打ちあがるらしい。 実は、僕は花火大会というものがあまり好きじゃない。 夏祭りにいくのは結構好きだ。太陽の光が差さない時間帯に性別も送ってきた人生も違う 人たちが一箇所に集まってそれぞれに楽しむ。 路地の両脇に並ぶお店はたこ焼き、たい焼き、カキ氷、わたあめ、おもちゃ、かた抜きなど さまざまなもので営業をしていて、活気がある。 僕はそんな人々の中を歩いたり、買い食いをしたりするのが好きだ。 けれど花火大会はなぜか好きになれない。 きっと人が集まりすぎることが好きになれない原因だろう。 他には一緒に見に行く人がいないことが原因なのかもしれない。 でも、どうだっていいことだ。 人から誘われた場合には僕も花火を見に付き合うのだから、僕にとっては花火大会はその 程度の存在でしかないのだ。 右から、浴衣を着た女性が歩いてきた。 今日は地元で花火大会で行われるということで浴衣を着た女性がいてもおかしくない。 しかし、朝の7時から浴衣を着ている女性というのはなかなかいない。 なかなかいないというのは、いるということを否定しているわけではない。 広い世の中だろうと狭い町の中だろうと、いることはいるのだ。 山川のように朝から浴衣を着ている人間は。 「おはよう、北河君」 「おはよう、山川」 「どうかな? この浴衣、どこか変じゃない?」 山川は両腕を上げて1回転してみせた。 浴衣は頭上に広がる青空を一段階濃くしたような青で、金魚の柄がプリントされていた。 帯は朱色で、山川の細い腰に少しだけ厚みを持たせていた。 よく似合っている。けれど、それ以上に気になることがあった。 「髪、切った?」 「おお、やっぱり気づいたね。髪型を変えたことに気づいてくれるのは君くらいだよ」 肩を通り過ぎるまで伸ばしていた髪をばっさり切って、耳が見えるくらいの長さに していれば誰でも気づくだろう。 理由はだいたい想像がつく。でも、聞くのはやめておこう。 「短い髪も浴衣も、似合ってる」 「……ほんと、北河君の優しさが身にしみるよ。持つべきものは友達だね」 僕もそう思う。友人の少ない僕が言うのも変だろうけど。 10 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/05/28(月) 01 16 39 ID +PHgdO5s 夏祭りは、役場の下にある広場で行われる。 広場に着いたのは8時ごろだったけど、近くにある駐車場にはまばらに車が出入りしていた。 屋台や催しが行われる舞台の設営で広場は大忙しのようで、ダンボールを抱えた人間や クーラーボックスを持った人が走り回っていた。 会場の入り口に立つはっぴを着た男性に聞いたところ、夏祭りのプログラムは9時から 行われるらしい。時計を見ると8時20分になっていた。まだまだ時間がある。 山川が手に持ったうちわを頭の上にかざしながら、喋りかけてきた。 「どうしようか」 「山川はどうしたいんだ? 僕は近くにある図書館に行って本を読みたいんだけど」 「私は小説を読む気分じゃないな。そうだな……」 山川は歩きながら腕を組み、頭上を見上げた。 つられて僕も空を見上げる。太陽から注がれる日光は、時間が経つごとに強くなっている。 とてもじゃないけど、外でぼんやりしながら過ごすには適さない日だ。 「おお、そうだ!」 首を下ろすと同時に山川がぱん、と音を立てて両手を合わせた。 「今からコンビニに行こう」 「僕はそれでいいけど、その後は?」 「大量にお酒を買おう」 「え?」 「北河君にお酒を持ってもらって、私の家で飲むとしよう。うん、それがいい」 反論する気は起こらなかった。 昨日山川に起こった出来事を考えれば、むしろ酒を飲んだ方がいいのかもしれない。 未成年者だから、というのは僕たちの行動を邪魔する要因にはならない。 山川やその他の数人を交えて飲んだことは何度もある。 2人だけで飲む、というのは未だ経験なしだけど。 タクシーを拾い、コンビニで6本入りのビールを3パックと大量のお菓子を買い込み、 山川の自宅へ向かった。 僕の住むアパートよりも新しいアパートで、家賃が少し高いけどそのぶん中は広かった。 そして、意外なことに散らかってはいなかった。 買ってきたポテトチップスとチョコレートをテーブルの上に広げて、つまみながらビールを飲んだ。 僕が飲んだ本数は4本。残りは全て山川が飲んだ。 4本飲んだ時点で僕は飲むのをやめてお菓子をつまむことに専念したのだけど、山川は 台所からビールを持ってきて、また飲んだ。 結果としては僕がお菓子を全部食べて、山川がビールを20本飲んだ時点で眠りに落ちた。 山川の頭の下に枕を敷いて、僕は寝顔を見つめた。 口からよだれを垂らし、頬にビールの跡を付けて、目からは涙を流していた。 山川が着ている浴衣はポテトチップスのカスが付いていて、ビールをこぼした跡が残っていた。 僕には山川の考えはわからない。 また、別れた男性に抱いていた気持ちも分からない。 ただ、山川の行動はこれでいいんだと思った。 11 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/05/28(月) 01 17 59 ID +PHgdO5s 山川が目を覚ましたのは、夜の7時だった。 僕は山川にまだ寝ていたほうがいい、と言ったのだけど、花火を見に行くと言って聞かなかった。 仕方なく山川の肩を支えてタクシーに乗せて、役場へ向かった。 腕時計の針が8時を1分過ぎたころ、1発めの花火が上がった。 続いて大きな大輪の花が夜空に咲き、同じものがもう一度上がった。 打ち上げ花火の次はパチパチという音と共に金色の光、赤と緑と黄色の光が無数に打ち上げられた。 僕と山川は役場へ向かう階段に座りながら、周りにいる人たちと同じように夜空を照らす 花火の競演を見つめた。 打ち上げ花火が再び打ち上げられる頃になって、山川が口を開いた。 「綺麗」 「綺麗かもしれない」 「私、綺麗?」 「僕の主観では、綺麗なほうかな」 「あの花火と、どっちが綺麗?」 「それを僕に聞くのは間違いだ。僕には花火が綺麗かどうかよくわからないから」 「なんで?」 「僕もよくわからない。たぶん、花火を綺麗だと思う感性が育っていないのかもしれない」 「ふーん」 山川はどうでもよさそうに言うと、僕の肩にもたれてきた。 肩の上に山川の耳が乗っていたが、ビールの酒臭さのせいでムードもへったくれもなかった。 「こんなふうにしてて、私達どう思われるかな?」 「恋人だと思われるかもね」 「だよね。本当は、今日一緒に彼氏とくるはずだったんだけどさ」 「うん」 「なぜか、彼氏の代わりに北河君と来ているわけですが、どうします?」 「なにを?」 山川は僕の肩から頭を離すと、顔を寄せてきた。 「キスでもしよっか」 「君に僕に関する情報を教えてあげるよ」 「なになに?」 「僕は友人と酒を飲むのは好きだけど、酒臭い匂いをさせた友人とキスをするのは嫌いだ」 「ちっ、この意気地なしめ」 「君は彼氏に捨てられたけどね」 「ふん」 山川はそう言うと、空を見上げた。 ただ、首の角度からいって花火よりも上を見つめているように見えた。 僕は、山川の顔から目を離して花火を見つめた。 大きな音を立てられて、付近に住む住民は迷惑じゃないのかな、と思った。 12 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/05/28(月) 01 19 59 ID +PHgdO5s 花火の最後の一発が上がってから、山川を送っていくことにした。 ベッドに山川を寝かせてからまた変なことを言われたけど、無視して部屋の電気を消した。 山川から受け取った合鍵で鍵をかけて、アパートの敷地から出る。 家族連れや酔っ払ったスーツ姿の男性、カップル数組とすれ違った。 地面が暗くて、酔っ払った足では上手く歩くことができなかった。 タクシーで自宅のアパート前に到着したのは、11時ごろだった。 201号室の明かりは、なぜかついていなかった。 鍵を開けて部屋の中に入り、電気をつける。 居間のテーブルの上にはビールの缶とお菓子の袋が大量に広がっていて菓子くずが 散らばって、畳の上にビールをこぼした跡まであった。 まるで山川の部屋のごときありさまだった。 さつき姉は畳んだ布団の上に座って、壁にもたれて目を瞑っていた。 僕の部屋を散らかした犯人がさつき姉であることは間違いない。 一言二言文句を言ってやろうかと思ったけど、起こすのもなんとなく気が引けるので、 電気を消し座布団を枕代わりにして畳の上に横になる。 酒がいい感じに回っていて、上手いこと眠りにつけそうだった。 けれど、さつき姉が僕に喋りかけてきたことで目を覚ますことになった。 「ねえ、惣一。どこに行ってたの? 何も言わずに」 「書置きしてたじゃないか。友達と花火大会に行く、って」 寝返りをうってさつき姉の方を見る。 暗くて顔までは見えなかったけど、壁にもたれたままの姿勢でいるようだった。 「さつき姉は、なんでビールなんか飲んだんだよ。しかもこんなに散らかして」 「ん……ごめんなさい。明日、ちゃんと片付けるから」 「忘れないでちゃんと片付けてね」 さつき姉の無言を肯定の意思と受け取った後、気になることがあったので聞いてみた。 「今日はさつき姉、どこに行ってたの」 「えーと……どこ行ったんだっけ。あ、花火を見に行ったんだった」 「そうなの? それなら電話してくれれば一緒に見られたのに」 「ううん、いいのよ。惣一の邪魔するのも気が引けるし、花火は見られたから、よしとするわ」 さつき姉の体が動いた。 壁から体を離し、布団の上に横になったようだった。 「ねえ。花火、綺麗だった?」 過去形ではあるけど、山川と同じ種類の質問だった。 だから、山川に返したのと同じ答えを返すことにした。 「綺麗だった、かもしれない」 「じゃあ、もうひとつ聞くけど……私、綺麗?」 また山川と同じ質問だった。 なんと答えようかと考えているうちに、さつき姉の寝息が聞こえてきた。 僕は考えるのをやめて、もう一度寝返りを打って眠ることにした。
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メンバーが気軽に残せるコメント欄です。なんでも書いてね。 名前 このクランに入れてください!!inしてるときに招待してくれたら嬉しいです - HYROT 2011-11-27 16 48 08 できたらクランに入りたいです - 俺だよ撃つなよ 2011-10-22 20 06 09 初心者ですがよろしければ入りたいです - 禍津日神 2011-08-12 02 53 08 前に時間があわず、一度脱退しました。別アカですが再度招待して欲しいです。宜しくお願いします - R.stone 2011-08-10 23 09 01 無言勧誘まじねーわ - 名無しさん 2011-07-22 10 11 55 ログインしてない時に招待されました。クラン入ったのはじめてですがよろしくです。 - あかさたな 2011-06-30 10 42 33 このクランの勧誘は手当たり次第無言で誘う方法ですか?お返事お待ちしてますクランマスターさん^^ - 名無しさん 2011-06-21 13 06 09 kokono - 名無しさん 2011-06-21 13 04 05 なんか入れてもらえたんでうれしいです。wあんまりログインできないかもだけどがんばります~ - ryoo 2011-06-21 10 29 11 nann - ryoo 2011-06-21 10 28 05 これからしばらくログインが安定しなかったりログイン時間が合わないので脱退させていただきます。 また対戦部屋であったら遊んでやってください。 - ダヴィンチ 2010-09-18 20 37 05 ありがとうございました! - ぷちあヴぁ 2010-09-23 04 26 37 時間が合わないので脱退させてもらいます ありがとうございました - ヌメ 2010-09-04 11 04 44 了解しました。またなにかありましたらよろしくお願いします。 - ぷちあヴぁ 2010-09-04 16 42 50 とろろぱんです よろしければ入りたいです。 - とろろぱん 2010-08-25 00 47 26 ありがとうございます。家に帰ったら招待状送りますのでお待ちください。 - ぷちあヴぁ 2010-08-26 18 21 26 知人(ここはナイフっしょ)を寮に戻ったらクランに勧誘する予定なのでよろしくです - ダヴィンチ 2010-08-20 01 30 27 ナイフさんとクラン戦してきました。かなり上手くてビックリ! - ぷちあヴぁ 2010-08-21 19 15 54 と思ってたけど公式から勧誘ができたのでクランに誘っておきました - ダヴィンチ 2010-08-21 00 35 50 しばらく実家に帰るのでINできんとです 26日ごろ戻ります - ダヴィンチ 2010-08-17 21 12 49 実はおれもでした^^19か20までなんでもうすぐ大丈夫だけどね! - ぷちあヴぁ 2010-08-17 23 10 23 しばらくINできませんでしたが 落ち着いたのでまたよろです - ヌメ蔵 2010-08-08 07 15 40 こちらこそよろしくお願いします。 - ぷちあヴぁ 2010-08-08 15 44 43 CH1Eと申します。クラン加入を希望しています。 - CH1E 2010-07-29 17 53 24 招待送りました!よろしくです! - ぷちあヴぁ 2010-07-30 05 43 10 クランメンバーの者です。オフィサーになりたいので、お願いします。友人をクランに誘いたいのです - 弥次郎兵衛 2010-07-24 21 39 41 オフィサーにしておきましたので、確認しといてください - ぷちあヴぁ 2010-07-25 03 05 09 ログインの時間帯が合わないようなので脱退させて頂きます。短い間でしたが加入させていただき、ありがとうございました。 - Raff 2010-07-23 23 34 18 了解です。またゲーム内で同じ部屋になったらよろしくお願いします。 - ぷちあヴぁ 2010-07-24 19 18 22 ログイン時間が合わないようなので申し訳ありませんが脱退させて頂きます。本当に短い時間でしたがありがとうございました。 - 右を見ろ! 2010-07-21 14 51 59 了解です。またゲーム内で同じ部屋になったらよろしくです。 - ぷちあば 2010-07-21 18 08 23 初めまして。右を見ろ!と申します。クラン未経験ですけど入団希望です。 - 右を見ろ! 2010-07-20 18 02 02 書き込みありがとうございます!招待送りますので確認をお願いします - ぷちあヴぁ 2010-07-20 21 03 11 今週末の集会ですが、マスターはどうしてもインできないので、みなさんがんばってください - ぷちあヴぁ 2010-07-14 14 19 26 クラン戦もっとしたーい\(゜ロ\)(/ロ゜)/ - クエッ 2010-07-13 11 33 14 ほんとそうですね。でもメンバーそろわない><みんなきて! - ぷちあヴぁ 2010-07-13 18 49 56 はじめまして。自分もクラン加入希望です。クラン経験はありませんがよろしければお願いします。 - Raff 2010-07-13 03 17 21 Raffさん、遅くなりましたが、招待送りました。勘違いして遅くなってすみませんでした。 - ぷちあヴぁ 2010-07-20 03 12 23 tristan.、招待送りましたので確認お願いします - ぷちあヴぁ 2010-07-13 02 53 20 以下履歴---------------------------------------- ログイン時間があわないので失礼ですが退会させていただきます。すごく短い期間でしたがありがとうございました -- 乱舞切 (2010-07-09 17 53 51) ありがとうございました -- ぷちあヴぁ (2010-07-09 18 19 25) なんだか知らないうち?に招待されたので入らせてもらいます。よろー -- ケトー (2010-07-09 07 36 03) ケトーさんよろですー -- ぷちあヴぁ (2010-07-09 11 15 00) 新入隊員の乱舞切です。「ラン」か「乱」って読んでくださいヨロシクです(フルネームで読んでもいいけどww) -- 乱舞切 (2010-07-04 19 54 54) よろしくですー -- ぷちあヴぁ (2010-07-07 17 58 22) ありがとうございました^^後半は全然IN率もさがって遊べませんでしたが;;また何かあったらよろしくお願いしますね^^ -- ユメバナシ (2010-06-16 01 06 49) また同じ部屋にでもなったときはよろしくお願いします -- ぷちあヴぁ (2010-06-27 12 04 57) ミニメールにメールしました確認おねです -- Anselme (2010-06-10 22 02 21) Anselmeさん 確認おくれてすみません!紹介状送りました -- ぷちあヴぁ (2010-06-13 04 38 03) 確認しましたこれからよろしくお願いします -- Anseleme (2010-06-13 17 51 20) 自分がインする時間とクランメンバーがINする時間が合わないようでしたので今回は入隊を見送らせていただきます。 -- vMANAv (2010-06-05 00 04 00) 了解です。ありがとうございました -- ぷちあヴぁ (2010-06-06 04 45 32) あ、またログインするとき教えてくれたらおれも入りますよ -- ぷちあヴぁ (2010-06-15 01 12 39) 仮入隊させていただいてありがとうございました、 -- vMANAv (2010-06-04 00 28 05) クラン戦初勝利目指して頑張るぞー -- m4r1m (2010-05-26 02 35 46) ページこんなのあれば!とかあったらまとめてミニメールください。大抵乗せちゃいます -- ぷちあヴぁ (2010-05-25 09 41 30) テストです。気軽に書き込んでね(ハート -- ぷちあヴぁ (2010-05-25 08 56 42)
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#blognavi 携帯を変えたくて、D903iを狙っているのだけど、販売停止中なんですよね。残念。 お正月ネタのタイトルでいいのが思い浮かびません だから、中々進まない。まだ1だし。管理人は大抵、お話をいつも8つに区切って書き始めるのですが…。残りがちっとも埋まらないんですよね。 結構な花があって、分解したら花瓶二つ分はありました。見た目はとてもそんな風に見えなかったのだけどね。最近買ったデジカメに慣れなくてきれいに撮れないな。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2007年01月07日 22 45 04 #blognavi
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. 「マスター、ご無事か」 「………あ、ああ、全然無事じゃねぇが、命はある。どうやら終わったみてぇだな」 ずぶ濡れで目を覚ます。あたりはまだ暗い。ランサーの肩に担ぎ上げられてるらしい。 キャスターはまだ、俺が被ったままだ。潜水ヘルメットみてぇになってて、水を呑まずには済んだ。 「こ、ここは、どこだ」 首を振って見回すと、アサシンと、見慣れねぇ女がいる。闇の中に帆柱やらなんやら見える。 「ライダーの船の上だよ」 「味方になったってのか」 『うンにゃ。呉越同舟、クレタ人の同盟……だども、戦いは終わっただ。おめでとさン』 ランサーが俺を下ろす。どうにか自分の足で立てそうだ。キャスターを頭から外すと、手のひらに乗るサイズに戻った。 アサシンの隣にいた女が歩み寄ってくる。胸はでけぇが潔癖そうな、まだガキって感じの歳だ。なんかバカでけぇ盾を担いでやがる。 「この姿では、はじめまして、◆◆◆さん。わたしはシールダー。真名は『マシュ・キリエライト』。 とあるサーヴァントと人間が融合した『デミ・サーヴァント』という存在です。よろしく」 真名判明 カルデアのシールダー 真名 マシュ・キリエライト 「ああ、よろしく、マッシュ……いや、マシュ。世話になったな、マジでよ」 握手をしようと手を伸ばすが、無愛想にも向こうが手を伸ばさねぇ。けっ、まぁいいや。 「―――んで結局、何が起きたんだ。誰か説明してくれ」 『お前さンが聖杯を手にして、イシュチェルが解放されただ。ほンで、洪水が起きた。ライダーの船さ飛び乗って、流されて、今は海の上だ』 なるほど、船の外を見てみりゃ大海原だ。島はどうなっちまったんだろう。水の底ってわけでもあるまいが。 で、聖杯を、手にした。俺が、か。いや、でも……。 「……その聖杯は、どこにある。何か拾ったか、あの水の底でよ」 『形はねえだ。魔力の塊ちうか、システムちうか、そういうもンだで。イシュチェルの魔力と霊脈を利用して保たれてただ。 お前さンが手にしたのは、ほンのひとかけら。一人分の命と、少々の魔力。あとはイシュチェルが持ってっただよ』 よくわかんねぇが、要するに命は助かったらしい。そして…… 「まあいいや、これで終わりだ。これで特異点とかいうのは消えて、俺はロサンゼルスに帰れるはず……」 「まだだ」 帆柱の陰から、二人。一人は女。アーチャーだ。ってことは、もう一人は…… 「俺は『ライダー』。この船を動かしている。聖杯が失われた以上、もはや敵対する理由はなくなった。お前たちの勝利だ」 中年の男。歴史映画にでも出てきそうな、いかにも航海者でございって出で立ちだ。ランサーに目を潰されたはずだが、聖杯で治したか。 「そりゃどーもよ。助けてくれてありがてぇが、船賃を払ったほうがいいかね……」 「要らん。どうせもうすぐ、この特異点は消える。我々サーヴァントは英霊の座に還らねばならん。その前に……」 ライダーは、ぎろりと俺を睨む。んだよ、まだやる気かよ。 「俺の真名を当ててみろ。分かるんならな」 俺は眉根を寄せる。知るか、そんなもん。 「全然。でもその格好と宝具からすりゃあ、ひょっとしてコロンブスか……」 「ノー」 俺は首をひねる。アサシンが代わって答えた。 「んじゃ、フランシス・ドレイクとか……」 「ノー。ヒントをやろう、スペインの探検家だ。出身はポルトガルだが」 アサシンが首をひねり、ちょっと困った顔をする。こいつにとっちゃ、誰だろうと侵略者だ。 「えーと……コルテス、ピサロ、マゼラン、ヴァスコ・ダ・ガマ……ンー、多すぎる!」 教養のない俺からすりゃ、これだけ答えただけでも大したもんだ。スペイン人やポルトガル人の名前なんて、後はサッカー選手とかしか知らねぇぞ。 「キャスター、知らねぇか」 『んー、今の中じゃ、マゼランが一番近い気がするだな。コルテスとピサロはカスティーリャ人で、ヴァスコ・ダ・ガマはポルトガルに仕えてただ』 シールダーは肩をすくめている。アーチャーは口をへの字につぐんだまま、だんまりだ。殺気満々でランサーとメンチを切り合っている。 ライダーは目を閉じて鼻を鳴らし、苦笑して首を振る。てめぇの知名度の低さを自嘲してんのか。 「全部違う。俺の真名は、『ペドロ・フェルナンデス・デ・キロス』。知るまいな。17世紀初め、南太平洋を探検した者だ」 真名判明 コスメルのライダー 真名 ペドロ・フェルナンデス・デ・キロス 「全然知らねぇ。キャスター、知ってっか」 『キロス。キロス。……えらいマイナーな奴を引っ張って来ただなあ。ああ、それでか』 「んだよ、説明しろよ」 「いや、俺が言う」 ライダーが手を後ろに組んで進み出る。 「俺はな、南太平洋のとある島を発見した男よ。島の名は『ラ・アウストリャリャ・デル・エスピリトゥ・サント』」 「長ぇな」 「聖霊(エスピリトゥ・サント)が降臨した聖日に発見し、オーストリア出身の国王を讃えてのことだ。 それから俺は上陸し、植民地を作った。名付けて『ノヴァ・イェルサレム』」 「御大層な名だな」 ライダー・キロスの目つきが、だんだん怪しくなる。さっき見た、天使野郎の目だ。 「俺は、神の声を聞いたのだ。この地に新たなイェルサレムを築けと。だが失敗した。今度こそは、うまくやれるはずだった」 ああ、やっぱ、そういう奴か。狂信者ってやつァ、どうも手に負えねぇ。そんじゃアレか、聖杯を手に入れちまった俺なんか、さしずめ救世主様か。 ライダーが項垂れる。 「俺は、騙されていたのだろう。誑かされたんだ。悪魔に」 「あいつは、曲がりなりにも天使だったぜ。ねじ曲がってたが……」 「そいつじゃない。そいつは後から送り込まれて、俺の計画に賛同した。セイバーとアーチャーもだ」 「『送り込まれた』って……その悪魔が、やったってのか……」 悪魔か。この半日、散々わけの分からねぇことに付き合わされて、英霊やら神やらと顔を突き合わせてきたんだ。 悪魔もそりゃ、いるんだろう。俺をここへブチ込んだのも、そいつだろう。なんでそんなことを……。 「俺が言えることは、ここまでだ。そう言うように――――――仕込んどいたのさ、オレ様がね♪」 「!?」 ライダーが項垂れていた顔を上げると、陽気なイカれ顔になった。目つきも声音も全然別人だ。 シールダー、アサシン、ライダーが一斉に身構えるが、アーチャーは訝しげに睨んだまま動かない。ライダーが愉しげに言う。 「こいつはオレが操ってる人形、アバターさ。そう、オレは悪魔! ソロモン王だってオレのことを知りゃしない! だってオレは神様だからな!」 「どっちだよ」 「両方ってこと! つまり二倍偉い!」 ケケケケケ、と嗤う悪魔。ライダーの額に角が、背中に皮翼が生え、尻から黒い尻尾が伸びる。顔の肉が削げ落ちて、髑髏みてぇになっていく。 「おい、なんだこいつは!」 『悪魔で神なら、魔神だろな』 「魔神柱……ではないようですね、彼が知らないなら」 シールダーがよく分からんことを呟くが、尋ねる前に悪魔が近づいてきた。 「知ってはいるだろうけど、な。あいつは『全ての知恵と狂気と愚かさを見た』ってことになってるし。設定上は。 でェも、虚しいってよ! 厨二病もいいとこ! 全知のくせしてメンタル貧弱! あんなんじゃァ神様にゃなれないね! もっと邪悪にならなきゃ……」 「あー、なんでもいいや。グダグダ言いてぇのは分かったが、結局お前さんは何がしてぇんだ……」 悪魔がシシシシシと嗤う。愉しそうで何よりだ、このクソッタレが。 「何がしたいって、そりゃあもう、バカみたいに愉しみたいの。あんたらの一喜一憂を見て大笑いしたいのさ! 『ウォッチャー』だから! ―――ああそうだ、マッシュルーム・エッグプラントお嬢ちゃァん。僕ちんがキミの大事な大事な『藤丸立香』を誘拐しました」 『な……!』 シールダーが血相を変えて詰め寄る。フジなんとかって、キャスターが言ってた日本人か。 「返してほしくば、そこのイディオットなアメリカ人と一緒に、オレを追っかけ、捕まえてご覧なさい。 いろいろご用意しましたので、いろいろお目にかけまする。それじゃーみなさん、アディオス! アリーヴェデルチ!」 BOMB! 爆発とともにライダーは、いや、悪魔は姿を消した。後に残された俺たちは…… 「おい、この船はどうなるんだ! この、なんだ、特異点も!」 「あの悪魔とやらが、足場を残してくれているのだろう。まだお前たちに、何かさせたいようだな」 アーチャーがやっと口を開く。船は少しずつ速度を増し、暗い海を進んで行く。どこへ連れて行こうってんだ。 悪魔と入れ替わりに、空中に何かが出現した。あれだ、SF映画でよくあるホログラフィ、空中投影ディスプレイってやつか。 そこに映ったのは、黒髪の美女。レイア姫……じゃねぇが、どこかで見たような……。 『マシュ!マシュ! 聞こえるか!? 見えるか!? 私だ、ダ・ヴィンチだ!』 マシュ、と呼びかけられたシールダーがパッと笑い、ホログラフィの美女に話しかける。 「ダ・ヴィンチさん! はい、聞こえます! 見えます! やっとカルデアと通信が繋がったんですね!」 アサシン、ランサー、アーチャーが顔を見合わせる。カルデアって、いやその前に。 「ダ・ヴィンチって、レオナルド……いや、お前、『モナ・リザ』じゃねぇか!」 やっと驚いた俺に向かって、美女は例のポーズを取り、憔悴した顔に見慣れたアルカイックスマイルを浮かべる。 『ああっと、初めまして◆◆◆君。そう、私はモナ・リザの姿をした、レオナルド・ダ・ヴィンチその人さ! ようやく直接話せるよ。今まであの悪魔、ウォッチャーとか名乗ってたが、そいつに邪魔されてたんだ! と言うかこの通信も、あいつに許可されてるに過ぎないんだろうが……とにかく、情報交換をしよう!』 ダ・ヴィンチの呼びかけに、他のサーヴァントも頷く。どうにも状況が未だによく分からねぇ。 ◇◇◇ 「サーヴァントたちが、全て、ですか……」 『ああ。職員と私を除けば、全員だ。不覚だった。聖杯や重傷者、食料庫は今のところ無事だが……いつ手を出されるか』 「精神的にキツそうな状況に追い込んで、愉悦を味わおうってのかね……」 ダ・ヴィンチの報告じゃ、ウォッチャーとかいうさっきの悪魔のせいで、『カルデア』とやらは大変らしい。なんつう迷惑なヤツだ。 だがとにかく、本来のマスターであるフジマルなんとかは生きている、らしい。俺たちが特異点を攻略して行けば、返してくれると。 全く信用ならねぇが、今はやるしかねぇ。次の聖杯に「ロサンゼルスに帰せ」「フジマルを返せ」って願ったって、どうせ悪魔が許さねぇんだろう。 『今は、君が頼りだ。我々カルデアも出来る限りサポートする。ウォッチャーが我々の一喜一憂を観察したいというだけなら、答えは簡単。 最善を尽くし、人知人力の限りを尽くして、目にもの観せてくれようじゃないか!』 ダ・ヴィンチが鼻息も荒く宣言し、通信を一旦閉じる。確認のためもう一度開いて、挨拶をしてもう一度閉じる。通信状態は今のところ大丈夫か。 ああ、やるしかねぇ。人間死ぬ気になりゃあ、なんとかなるんだ……死にたくねぇがな。ましてや他人のためになど。 「大体いいか。じゃ、俺は少し寝るぜ。まだまだ先は長そうだしな」 「はい。……カルデアとの回線は、私が開けます。用があれば呼んで下さい」 帆柱の下に横になり、目を閉じる。これが全部悪夢で、起きれば自分ちであるよう、祈りながら。 ◇◇◇ ……やがて、目を覚ます。残念だが、悪夢の続きだ。 東の空が明るい。船の向きとは反対方向だ。当然、船は西へ進んでいる。 早速シールダーにカルデアとの回線を開いてもらう。ダ・ヴィンチが顔を出し、朝の挨拶をした。 「で、どこへ向かってんだ、この船」 『南側に、まだ陸地が見えるね。ユカタン半島の北側を西へ進んでいるようだ』 「だから、目的地はどこだよ。メキシコシティか?」 「……見えてきたようだぞ」 急に、目の前の海の青さが増した。海底が急に落ち込んでるんだ。有名な、ブルーホールってやつか。 だが、青さが深い部分が途方もなく広い。水平線の彼方まで…… ―――待っておったぞ。ここが終点じゃ――― 頭の中に、井戸の中で出会ったイシュチェルの声が響く。サーヴァントたちにも聞こえたようだ。 「そう、ここだ。我らが目指していた場所だ。地元の神々が守っていて、今まで船では近寄れなかった」 アーチャーが呟く。ふと見上げると、空には巨大な虹がかかっている。 急に視界が上空へ吊り上げられ、空から見下ろす視点になる。半円形の青い穴が、ユカタン半島の北の海を覆っている。 もう半分の半円は、陸地だ。とんでもなくでけぇ穴があるってわけだ。 「なんだ、こりゃあ……」 俺の問いに、ダ・ヴィンチが答えた。 『チクシュルーブ・クレーター。白亜紀末の恐竜絶滅をもたらした、巨大隕石の衝突痕だ』 BACK TOP NEXT 第六節 カウント・ミレニアム・ゼロ 下 新聖至福千年紀 ユカタン 結尾 到着(アライヴァル)と出発(デパーチャ)
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🐻 ・・・・・・・・・・・・・・・ 🐻 ・・・・・・・・・ 🐻 ・・・・・ 🐻 ・・・・ 🐻 ・・・ 🐻 船上 🐻 さて、出航セレモニーは終わり、サンデッキに集合していた人たちは、それぞれ移動を始めています。 🐻 時刻は19:00 🐻 概ねの人は、ディナータイムに向けていったん部屋に引き上げているでしょうか。普段はディナーを部屋でとろうがレストランでとろうが自由なのですが、今日は出港日でもあり、特別に贅沢なメニューがでるようです。そもそも、この船は、船の規模に比べてゲストの数が随分少ないので、全員で食事をとっても采配に影響はないのでしょう。 🐻 さて、貴方たちに奇妙な夢の記憶はありません。今はさっきと地続き きっと、これからも続いていく今です。何をしますか? 霜柱 セレモニー終わって19時ですもんね。19時半からディナーだから、そんなにあれこれしている時間はないかな あす いったん部屋に引き上げて一息ついたらまたレストランへって感じでしょうか 🐻 部屋でやることが無ければ、ディナーまで飛ばして平気ですよ。 霜柱 ちなみにセレモニーのとき、ガウェさんがふらついてましたが、今は大丈夫ですか? 🐻 暫く休んでいたら、元気もりもりです 🐻 では、レストランです。客席として用意されているテーブルは半分くらいうまっているでしょうか。本日はブッフェスタイルではなく、コースのようで、ある程度人があつまれれば食事が振舞われるようです。今は、それぞれのテーブルについた給仕が飲み物を確認しているようです。貴方のテーブルにも、給仕の人がきて、ワインリストをガウェインに渡してきました。 緑の人 「はいよっと、こちらがワインリストですよ。勿論、ソフトドリンクもご用意しています」 ガウェイン 「私はこちらのものを・・・ランスロットはどうします?私が選びましょうか?それともソフトドリンクにしておきます?」 ランスロット ランスさんは普通にお酒飲むかな ガウェさんの飲みたいものが決まってるならそれで 緑の人 「お二方とも、同じものですね。了解」 緑の人 「そうそう、今日は立食ではないけれども、コースが終われば、あちらのバーでよろしければご歓談をーって流れになってますんで、そこのところよろしくお願いしますよ」 🐻 あ、目星とかで周りの様子をさぐったり、お目当ての人物がいるかいないか見るのはOK ランスロット 「なるほど。では、食事の後はお言葉に甘えて、バーにも寄らせてもらおう。ガウェインもそれでいいかい?」 ガウェイン 「ええ、もちろん。せっかくですから羽を伸ばしましょうね、ランスロット」 ランスロット 周りの状況を探るのはやっておきたいかな あとはこのあと会う予定のある弁護士と弁理士のおふたりがいるかどうかか ランスロット 「なかなかない機会だからね。きみは仕事もあるし、船で長いこと出るのも久しぶりだ。もちろん、これも仕事の一環ではあるけれど」 🐻 では、弁理士と弁護士を探すと2名ともいますが、同じテーブルではなく、それぞれ別の人とテーブルを囲んでいるようです。弁理士がいるテーブルには、オーナーと船長、それから緑色の髪若い男性と、紫色の美人な女性。どうやら、偉い人がいる席で、テーブルの位置的にも上座です。 🐻 弁護士がいる席には、医務室にいたおそらく医者。それから、長髪の背の高い男がいます。席次的にはオーナーがいる席の隣。船のいわゆる、重要な役割のスタッフの席でしょうか。さて、2名に関してわかることはこれくらいかな? 🐻 そうこうしているうちに前菜がきました。 ガウェイン 「貴方に守ってもらいながら仕事をするというのも新鮮で良いものですね。今は二人で食事を楽しみましょう」 ランスロット 今のうちに目星振ってもいいですか? 周りの様子をぐるっと見渡す感じで ガウェイン 同じく目星をー ランスロット もし可能なら聞き耳も振りたいかな 気になる会話とかしてないかどうかで 🐻 どぞ ランスロット CCB =30 【目星】 (1D100 =30) > 6 > スペシャル ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 30 > 成功 🐻 オーナーとかがいるところに入る女性はBBちゃんではないですね。 ランスロット ちがった 🐻 どうやら緑の髪の青年の連れのようです 🐻 それから、船長はなんだかちょっと面白くなさそうな顔をしています。 🐻 弁理士、モリアーティは如才ない顔。勿論、緑色の髪の青年とその連れも笑顔です。 その隣の重要スタッフ席では何やら、雰囲気がビジネスディナー。なにやら、相談をしているのでしょうか。真面目な顔です。 そうこうしているうちに、ほとんどの席が埋まりました。少ないとはいえ、流石に全員きているかどうかは分かりませんが。貴方たちの席にも1つ目のメイン料理がきています ガウェイン ここからでもどちらかのお話聞こえれば後々使えそうなんですけど 🐻 流石に聞こえません。 ランスロット ちなみに聞き耳してみても大丈夫ですか? 会話を拾いたいというよりはあやしい異音がないか警戒してるみたいなイメージですが 🐻 いーよー ランスロット CCB =60 【聞き耳】 (1D100 =60) > 23 > 成功 🐻 異音は聞こえません。音楽家たちが、中央で室内楽を奏でています。他に気になった人がいれば、その様子を伝えてもいいですよ。 ガウェイン あと船での知り合いといえばダンサーペアと司書組ですかね 🐻 ダンサーは、いませんね。 ランスロット そうですね、ランスさんはセレモニーでも結局怪しい声をきいただけだしなあ 🐻 この後、披露するようですよ。 🐻 司書さんたちは、比較的下座のテーブルで舌鼓をうっているでしょうか。ここは、スタッフでも半ゲストのような立場の人もいますからね。そのことは、最初の案内の時にきいています 🐻 あ、ちなみにこのレストランはイベントホールにあります!!!(説明不足) ランスロット 5階のダイニングって書いてあるとこですかね? 🐻 そうそう。イベントホールと続きになってるよ! ランスロット 紅先生とかブーディカさんとかは厨房です? それとも一緒に食べてる? 🐻 司書さんたちの方にいっしょにいますよ ランスロット なるなる 🐻 メイン料理の間のソルベが来ました。柚子という柑橘とのこと ランスロット 「食べたことのない味だな。さっぱりしていておいしい」 ガウェイン 「冷たくていいですね。このような果実があるのですね」 🐻 さて、メイン料理が来る前に、赤ワインがグラスに注がれていきます。 🐻 給仕の人に聞きたいことがあるなら話しかけてもいいのよ。 ランスロット 給仕の人は緑の人ひとりですか? 🐻 このテーブル付きは緑の人です ランスロット なるほどな! ガウェイン 緑の人がバーテンダーもやるんでしたっけ 🐻 そーよーまあ、他にもいるけどねー 🐻 じゃあ、メインの料理がきましたー。デザートを食べているときにダンスを披露するのだとか。 ランスロット ほー イベントホールに舞台が組まれてるみたいな感じなのかな 🐻 そーそー 🐻 デザートは甘いもの数種とチーズの中から選べます。 🐻 改めて、飲み物とを聞かれますね。 緑の人 「コーヒー各種と紅茶数種、それからデザートチーズにあうワインをご用意してますよ。そうそう、ここから俺はバーの準備で離れますが、用があれば、他の給仕に申し付けていただければ大丈夫なんで」 ランスロット 「それなら、紅茶にしようかな。バーの方も担当しているのかい? 大忙しだね」 ガウェイン 「私も紅茶をお願いしましょう。またバーの方でお会いできるのですね」 緑の人 「はは、まあまあかな、昼間は自由時間なんで、夜は働きますよってとこですよ。それでは紅茶ですね。了解」 🐻 そうこうしていると、テーブル周りの照明が落ちました。 🐻 舞台の上にひっそりと灯りがつきます。デザートと一緒に運ばれてきた、カードに簡単にダンサーのプロフィールと演目の説明がありました。長髪の男性一人と女性二人。3名ともパリでバレエダンサーをしています。栄えある賞を受賞しており、特に男性は振付家としても駆け出しであるものの才能を発揮しているようです。今回の演目は、オーナーの依頼により決まり。音楽家の一人が作曲し、生で演奏し、そして振付家が振りつけた舞踏を3名で踊ります。 🐻 題名は 🐻 「虹色の夢」 🐻 夢見る2枚貝号にこれ以上なく相応しいものになるでしょうと結ばれています。敢えて少ない照明の中で、腕やその指先、くねるような体の動きと何かを求めるように高く跳躍し手を伸ばす。そんな踊りでした。ジャンル的にはモダンバレエですが、見る人がみれば能の影響を感じたかもしれません。音楽も華々しくはなく、船底から響く海の音のような低音の弦楽器が響きます。まるで、踊ることによって船が動き、船が動くことによって音が鳴り響いているような、そんな船との一体感を感じる不思議な時間でした。やがて、音楽はさいごの人漕ぎの音を残し途絶え、舞台上の照明が落ちました。不思議な時間を終えると、テーブル側の照明がつきました。 🐻 さて、今は8:00です。人々は、徐々に部屋に帰ったりバーカウンターの方に移動しているようですよ。 ランスロット 我らもご飯食べ終わってバーの方に行く感じかな 🐻 移動してどうぞですよー。 🐻 バーの方では、先程のダンサーや音楽家たちをオーナーが囲みあちこちで乾杯を繰り返しているようです。バーを挟んで反対側はカジノですが、本日は営業していないようですね。 🐻 オーナーには順番に挨拶している流れになっていますね。 ガウェイン カクテルでも装備して順番にもぐりこみます? 🐻 ディナーの代わりの立食パ-ティ-風な感じでめいめいにお酒片手に歓談しています。 ランスロット そうですね、バーテンさんに話しかけますか 🐻 バーテンさんはバーカウンターの向こうで、マドラーでたくさんのカクテルをいっぺんにつくってますよ! 🐻 なんと、青い髪の長髪の男は隣で給仕を手伝っていますね。 兄貴 「おっと、お次の兄さんたちは何をご所望だい?」 ガウェイン 「軽めでさっぱりした味のものをお願いします」 兄貴 「あいよ。じゃあ、これかね」 兄貴 ジンフィズをもらいました。 ランスロット 「先ほどワインもいただいたし、そんなに強くないものがいいかな。おすすめのものがあればそれで」 兄貴 「お、そうだな。甘いものは平気かい?そうか。じゃあ、こちらでどうだ」 兄貴 カルーアミルクに似たミルクでチョコレートリキュールを割ったものが出ました。 ランスロット 「ありがとう、いただくよ」 兄貴 「弱めに作ってあるから安心してくんな」 🐻 そうこうしているうちに、オーナーへの挨拶する人垣がへってきたようですよ。 ガウェイン そろそろ挨拶にいきます? ランスロット ですね! MIMIさんのところへすすっと寄ってみましょうか ミミ 「ああ、ガウェインさんにランスロットさん。どうもご挨拶が遅れまして。ようこそ、我が夢見る二枚貝号に。オーナーのミッシェルRミッテンガルドです。どうぞ、ミミとお呼びください」 ランスロット 何聞こうかな……雑誌のことは聞いておきたいな ガウェイン あとは芸術に傾倒してる理由ときっかけあたりも関係してそう ガウェイン もしかしてエッセイの方に載ってたかな・・・ ランスロット 芸術家の援助を始めた頃のこととかも載ってましたもんね でも今本人の語りで聞いてみてもいいような気はします ミミ エッセイに載ってました。 ミミ 簡単にですが、 ミミ 両親が忙しく、田舎のマナーハウスで育ったけれど、そこにあった芸術品に心慰められてーってかんじでしたね。 ランスロット 芸術に救われたんですねえ ガウェイン それだけだとおかしな感じないですよね ランスロット 果たしてどっから夢の世界を志向するようになったのか ランスロット そういえば、ガウェさんランスさんは現実世界でMIMIさんとお話しするのは初ですか? ミミ 始めてですねー ガウェイン 招待状のやりとりくらいってことです? ミミ ですね。 ミミ 詳細は、彼の部下とやりとりしてました。 ガウェイン 「初めまして、ミミさん。今回はこのように素敵な船旅に呼んでいただきありがとうございます。同伴者も許可をいただけて二人仲良く楽しんでいます」 ランスロット 「ランスロット・ベンウィクです。この度は、このような機会に同行させていただけて光栄です。ご招待ありがとうございます」 ミミ 「こちらこそ、ガウェインさんのような素晴らしい芸術家とその伴侶とご一緒できて、光栄ですよ。お部屋になにか不手際はありませんでしたかな?ご要望があれば、何なりとおっしゃってください」 ガウェイン 「いえ、部屋の方も、至れり尽くせりで大変満足しています。そういえば、その部屋にあった詩集はミミさんの作でしょうか」 ミミ 「ええ、お恥ずかしながら自作の抜粋です。ああ、あれは内装を準備した者に、部屋に聖書を備え付けるか?と聞かれましてね。多国籍の方をお迎えするのに聖書はどうかと思いまして」 ミミ 「それで、白紙の本を用意して、それぞれの方が日記なり、思索なりメモなりにお使い頂ければと思いまして。最初のあれはまあ、ご挨拶のようなもので、このように自由に書き込んでくださいというような意味で印字しましたよ」 ミミ 「もちろん聖書をご所望であれば、直ぐにご用意できますからね」 ランスロット 「なるほど……図書コーナーにはあの詩のもととなったような詩集もありましたね。「二枚貝の夢」、でしたか」 ミミ 「拙作をごらんいただきましたか。そうそう。この船の名前はその詩集にちなみました」 ガウェイン 「素敵な詩でした。芸術に造詣の深い方だからこのような船旅をご準備していただけたのだと。ご自身で雑誌も作っておられましたよね」 ミミ 「おや、そこまでご存じとは!ええ。そうです。まあ、雑誌といいますか同好の士の会誌のようなものですがね」 ランスロット 異世界への生き方研究扱いについて突っついてみたい気持ちはあるが どの角度から行くか ガウェイン うーんどんなテーマでとかあたりから攻めてみます? ランスロット そうですね、ちょっと興味ある体で探りを入れる感じに…… ランスロット 「確か、様々な人が見た夢を集められたものでしたか……雑誌そのものは拝読しておりませんが、内容に少し興味がありまして」 ミミ 「おや、夢に興味がおありで?」 ミミ 少し嬉しそうに微笑んでいます。 ランスロット ランスさん実際夢に興味あんのかな 実際はあんまりなさそうだな ガウェイン どちらかというとせっかくあったからお話聞いてみようぐらいの感じですかね ランスロット ですね、そんな感じで ランスロット 「そうですね……なかなか現実ではままならないことでも、夢の中なら叶ったり、というところは文字通り、夢のある話だと思います」 ミミ 「ははは、そうですね。夢の中なら自由に‥‥‥本当にそんな世界があったらと思うくらい、興味がつきないものです」 ガウェイン 「熱心な方々の間ではそんな世界へ行けないかという研究までなされているとか。そのような話はご興味おありでしょうか」 ミミ 「勿論ですとも!素敵ではないですか。夢の世界だなんて。誰しも一度は夢見てみるものでは?ふふふ、まあ、この船はそれを現実に実現したようなものですが。芸術家が集まる私の理想の世界。皆さんには、是非自由にその才能をふるっていただきたい」 🐻 ここで、目星ドウゾ。 ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 53 > 成功 ランスロット CCB =30 【目星】 (1D100 =30) > 23 > 成功 🐻 では、歓談をしている3人の様子をじっと見ている少女がいます。お酒の席ですので、子供はいないとおもったのですが。紺色のレースをふんだんに使ったドレスに、橙色のリボン。金髪の少女はもはや睨みつけるようにこちらを見ています。その少女が、水色の長髪の男を伴ってこちらにやってきます。男は、ここの給仕のようです。貴方がたの、いえ、オーナーの前に立つと。少女はこういいました。 少女 「ねえ、返してちょうだい。あれは貴方のものではないわ」 ミミ 「これはこれは、お嬢さん。こんな時間にお酒の席に来るものではないよ」 少女 「返してくれたら直ぐに戻るわ」 ミミ 「これは、困った。少々誤解があるようで。お二方、少々席を外させていただきますよ。さあ、お嬢さんあちらでお話しましょう」 🐻 そういうと3人で連れ立って、移動していきます。水色の髪の男は、驚くほど、先程お酒をつくってくれた男に似ていたので、貴方たちは少し驚いて凝視してしまうかもしれません。もう一度、目星をどうぞ。 ランスロット CCB =30 【目星】 (1D100 =30) > 26 > 成功 ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 51 > 成功 🐻 では、衣装も同じで髪の長が少し違うことくらいしか差がないと思われましたが。この男は胸元に花の意匠の銀色のブローチをしていました 🐻 生物学か知識の半分でどうぞ ランスロット 生物学は初期値だな~~~知識の半分で行きます ランスロット CCB =40 【知識1/2】 (1D100 =40) > 89 > 失敗 ガウェイン 1D100 =30 知識/2 (1D100 =30) > 32 > 失敗 🐻 あーガウェインは植物をネタにするから、半分でなくてもいいか。 🐻 と言うわけで、それは 「虞美人草」、「芥子」の花の意匠でした。 🐻 さて、本日はこんなところで。 🐻 さて、二人は金髪の女の子と別室に移っていくオーナーを見送りました。あと20分くらいでロイヤーズとの待ち合わせ時間です。一か所ちらっとなら寄れるくらいかな。まっすぐ行ってもいいよ ランスロット わたしもぜんぜんですな まっすぐ行きますか ガウェイン 行きましょうか モリアーティ 「やあ、時間通りだね。お二方。そこのソファーに掛けたまえ。少々お酒を召しているようだ。コーヒーくらいならお淹れするが?」 ホームズ デスクにかけて、無言でこちらの様子を伺っているようだ。 🐻 コーヒーが淹れられた。それぞれ好みの砂糖とミルクが添えられている。 ランスロット ランスさんはちょっと警戒しそう えすぴーなので…… ガウェイン ガウェさんは好みの量だったことに驚きつつありがたくいただきますね ランスロット とりあえず普通に座ってコーヒーには口はつけないかな 🐻 では、ホームズはそのまま、デスクに腰をかけて。モリアーティは向かいの一人がけのソファーでコーヒーを一口啜ります。お話の体制はととのったようです。切り出すのはどちらからですか?或いは、様子を伺っているなら、こちらから話しますよ。 ガウェイン どうしましょう・・・一応ガウェ君が主人ですしこっちから切り出します? 🐻 オーナについて、怪しいようなことを二人が話していたのが気になったから割り込んだら、時間をあらためてねって言われてましたね。 ランスロット オーナーの件でしたね ガウェさんからでもおけ~です! ガウェイン 「おいしいコーヒーをありがとうございます。こうしてお時間を頂いたからには有益なお話し合いにしたいものですが。早速本題からでも?」 モリアーティ 「もちろん!率直なのも嫌いではないさ」 ガウェイン 「ふふ、ありがとうございます。ではオーナーのお話をまず貴方方からお聞かせ願いたい」 モリアーティ 「さて、オーナーについてのどういった事についてかな?ご存じの通り、我々には守秘義務とうものがる。差しさわりがないことは、それこそ、図書館にでもいけばすぐにでも手に入る情報さ」 ランスロット 「そうですね……気になったのは、貴方が口にした「犯罪者を糾弾するような」という言葉です、ミスター。そして、私たちにこうして時間を作ってくださった。甲板では話せない、人目をはばかるような何かがあるのでは、と」 モリアーティ 「さて、君の態度についてだそうだぞ?ホームズ」 ホームズ 「ふむ。君が人前で指摘してこなければ問題もおこらなかったのでは?まあ、いい。お話する前にお二方に質問だ」 ホームズ 「さて、私たちの雑談に割り込むほど、お二方にもオーナーに対する不審があるのだろうか?ということだよ。なければないで、今の時点でのオーナーに対する印象で構わない。その内容によって、こちらから渡す情報を変えないことは誓おう。さあ、教えてくれるかな?」 ランスロット 「残念ながら、私も彼も今日初めてオーナー本人に会ったものだからね……強い不審がある、ということではない。雑談に割り込んでしまったのは、危険の芽があるならばどんなに些細なものでも今のうちに認識しておくべきと思ったからだ。……ただ、船内で見た本や、彼の語り口の……「夢の世界」に対する執着に、少し引っかかるところがあった、と思う。この船は、それを「現実に実現したようなもの」とまで言っていたからな」 ランスロット 「なにか、例えばカルトのような、そんなものの片棒を彼が担がされるようなことになったらたまったものではない。船に乗る前に調べたところではそう不思議なところはなかったが……今は少し警戒している。そんなところか」 ホームズ 「ふむ、では、ガウェイン君の印象はどうかね?」 ガウェイン 「私も彼と同じく、といったところでしょうか。初めはオーナーも私と同じ芸術を愛するものとして嬉しく思い招待を受けたのですが。先ほど実際に会うことができた時の印象と彼のエッセイを読んで私の芸術に対する思いとはまた違うものを感じました。それがよからぬ方向に向いているかどうかまではまだ確信が持ててはいません。そんなところでしょうか」 ホームズ 「なるほど、まったく疑ってもいなかった第三者からの情報という貴重なものを頂いた礼はしなくてはね」 モリアーティ 「そうだな。では、私から。この若造がまるで犯罪者のようにオーナーを扱っていたのは、オーナーにある事件の首謀者である疑いがかかったことがあるからだよ。無論、現在は無罪であるとされ、捜査も打ち切られているがね」 ランスロット 「ある事件……とは?」 モリアーティ 「彼の刊行した雑誌の読者から、夢の世界から目覚めなくなる者が多発したのだよ。どうやら、良い夢を見ているようでね」 ホームズ 「ある、患者…その患者はオーナー氏に近しい者だったそうだが、その患者にオーナーはこう言ったそうだよ『ああ、彼も立派な夢見る人だ。幸福の地で永遠の生を約束された』そういって、今まで後見していた未来ある若者への援助を打ち切った。まるで、もうその体には用がないと言うようにね」 ランスロット 「そんな……その彼は、今は? 目覚めないままということなのだろうか」 ホームズ 「亡くなったよ」 ランスロット 「!!」 モリアーティ 「さて、とはいえ彼が行ったことと言えば、雑誌を刊行して援助を打ち切っただけだ。援助の件は、人道上どうかとも思うが、雑誌の件はどうにも立件できるような内容ではない」 ガウェイン 「・・・・・・援助を打ち切られた者の中にも被害者はいたのですか?」 モリアーティ 「被害者というのは、正しくない。彼ら、まあ3人いるが、彼らは患者だ。現代の法律では、呪いをかけたからといって殺人の罪に問われることはない。ましてや、雑誌に載っているおまじないを実際にやったからといって、その雑誌を刊行している者を罪に問えると?」 ランスロット 「それで無罪に……確かに、罪に問えるようなものではない……不能犯のようなもの、か。しかし、あなた方はそれを、今もなお、疑い続けているのではないか?」 ガウェイン 「・・・それは、そうですが・・・。未来ある若者を・・・」 モリアーティ 「私は、別にその件を疑ってはいないさ」 ホームズ 「さて、解決していない物事は、キーが手に入るまでは、ここに保留にしておくべきものさ」 ホームズ こめかみを指でとんとんと叩きながら ランスロット 「……なるほど。解決編までお預けか……。そちらのミスターは? 特に」 ランスロット 「オーナーに対する含みはないということかい?」モリアーティの方を見つつ モリアーティ 「さて、私は弁理士としてここにいる。貴方を始め、芸術家たちの権利関係の相談に乗って手続きをするためにね」 モリアーティ 「その過程で私の性として、様々な情報を自然に集めてしまう!それを、同じ部屋のこの若造にたまに話してやっているだけということさ。クライアントも同じで、守秘義務もある程度ゆるくなるからね」 モリアーティ 肩を竦める。 ランスロット 「なるほど。知的財産関係の専門家ともなれば、芸術家と接触することも、情報が集まってくることも当然あること、か……」 ガウェイン 「クライアントが同じ、だからミスターホームズとも話す。とは言いましたが、貴方も何か知りたいことがあるのでは?それともただ情報を集めているだけ、でしょうか?」 モリアーティ 「勿論、全ての情報にはそれなりの価値があるものさ。それも、クライアントというあるていど自分の命運にかかわる者の情報なら、なんでも歓迎さ」 ランスロット 「……まあ、確かに。実際おふたりも船に乗っているのだしな。虎穴に入らざれば虎子を得ず、といったところか? それとも、オーナーから依頼を受けて?」 モリアーティ 「依頼を受けたのさ。報酬がたんまりだったからね」 ホームズ 片眉を僅かにあげて、口の端をあげる。 ランスロット 「……貴殿は?」ホームズに改めて問う ホームズ おやおやと言う顔をして ホームズ 「慈善事業をやる顔に見えるかね?」 ホームズ 柔らかく微笑む。 ランスロット 「さて、人は見かけによらないと言うからね。貴殿が世界のために身を粉にして働く勤勉なボランティア青年でも驚かないさ」 ホームズ 「はははっ」 モリアーティ 「久しく聞かないような、面白い冗談じゃないかね、君」 ホームズ 「全くだ。ふふ、じゃあ君たちは私が正義の味方だったとしたら、どうして欲しいのだい?」 ガウェイン 「そうですね・・・正義なのですから悪を暴くということで、証拠でも掴んでいただきたいところですが・・・」 ホームズ ニコニコと2人を見ている。 モリアーティ 呆れたように肩を竦めると、コーヒーのおかわりを淹れにいった(自分の分) 🐻 もしもどうしても思い浮かばなければ、アイディアロールとかしてもいいぞ ランスロット うーん じゃあアイデアにします…… 🐻 どぞ ランスロット CCB =70 【アイデア】 (1D100 =70) > 70 > 成功 ガウェイン 1D100 =70 アイデア (1D100 =70) > 35 > 成功 🐻 では、直近の出来事で、二人に話していない情報を提供すれば、相手からも反応がるのではないかと思います。 ランスロット お嬢さんのことかな 🐻 多分そうだな ガウェイン アビーちゃんか ランスロット 「……その頭の中の箱の鍵が出揃ったときには、私もその中身が知りたい……というところかな。あとは、今のように情報のやり取りがしたいといったところか。そうだ……今思い出したが、オーナーに何かを話しかけていた小さなレディがいたが、その子のことはご存知か? あれは貴方のものではない、返してほしいと、不思議な話をしていたが……」 ホームズ 「‥‥‥失礼、そのレディの容姿は?」 ランスロット 「紺色のドレスに橙色のリボンをつけた、金髪のレディだったが」 モリアーティ 「アビゲイル…アビゲイル・ウィリアム嬢だな。彼女の乗船理由はこちらでは把握していない」 ホームズ 「オーナーの旧知のご令嬢だとお伺いしているが、それ以上は知らないな。なにせ、幼い身で後見もつれず、たった一人で乗船している」 ガウェイン 「たった一人…?失礼、彼女はバーテンダーの水色の髪の男によく似た人物と一緒に行動していましたよ」 ホームズ 「‥‥‥?ああ、彼は双子だと聞いているが」 モリアーティ 「一緒に行動するというのは、少し奇妙だね。たまたま付き添っていただけではないのかね?彼について、気付いたことは他に?」 ガウェイン 「双子だからか区別かつくようにか、虞美人草のブローチをしていましたね。彼は趣味がよさそうです」 ランスロット 「たまたま一緒にいたのかは分からないが……たしかにそのブローチをつけていなければ、ほとんど違いが分からなかっただろうな」 モリアーティ 「虞美人草、というと芥子の別名だったか?」 ホームズ 「ああ、確かにそうだ」 モリアーティ 「少し待っていたまえ」 モリアーティ 背後にある、棚の中から一冊の雑誌を探してきた。題名は『幻夢境』 ペラペラと頁をめくり、ある絵図を指し示す。 モリアーティ 「それは、こんな図案ではなかったかね?」 モリアーティ 雑誌には、ブローチによく似た図案があった。むしろ、ブローチはこの図案を簡略化したものだろう。 ランスロット 「これは……確かに」 ガウェイン 「…これに似たものでしたね」 ランスロット 「幻夢境……オーナーの雑誌だな。彼も、何か関係があるのか……?」 モリアーティ 「さて、彼がこれに関係しているかは、まあ、多少なりとも関係がないのでは、それこそ興ざめだが」 ホームズ 「これは、今は滅びた信仰。古代ギリシャでのみ奉じられてきた古き神。眠りの神 ヒュプノスの印だ」 ホームズ じっくり、考えるように足を組み替え、目を閉じて、組んだ手に顎をのせている。 モリアーティ 「さて、この青二才はいつもの癖で、考え込んでいやがるが、お二人さんは、どうするかね?コーヒーのお替りでも?それとも、秘密の会合の続きはまた後日にでも開催するかね?その時は、ケーキをつけて歓迎しよう」 ランスロット ちなみに今何時くらいですか? モリアーティ 21:50頃かな? 🐻 だいたい次のやりとりで、今日はおわりにしますよー ガウェイン ガウェさん的にはおねむの時間かもしれないけどこの日はこの後の予定ないですしなぁ ランスロット 聞くことなければとりあえず退散してまた何かあれば来るぐらいな感じですかねえ ランスロット 「もうこんな時間か。……その、ヒュプノスとやらについて、貴殿は何かご存じなのか?」モリアーティに モリアーティ 「さて、ここにある雑誌を途中まで読み込んだところだが、今のところ嘗てあった信仰の一つとして紹介されるに留まっているね。あ、そうそう図書館にあった雑誌は全部ここにあるから、読みたければここにくるといいよ」 ランスロット 「なるほど……ああ、それなら、先ほどの事件の話にあったおまじないが載っていた号もここにあるのか?」 モリアーティ 「なんてことのない、ものさ。明晰夢を見るためのコツと、夢の中に意味深な階段があれば、降りるように、それがどんなに深くてもとか。そうそう、夢の中に急に崖をみつけたら、迷わず飛び込むといいとかね。呪いともいえないようなものだ」 ホームズ 「おや、いつの間にかお客人は帰る時間かね」 モリアーティ 「お前が、寝とぼけている間にも、生憎と時間は経過しているんでね。そろそろ、法律相談所は営業終了のお時間ですってな」 ガウェイン 「また今度、ケーキを出していただけるようなので来させていただきますね。より深いお話ができると更に良いのですが」 ランスロット 「ケーキを楽しめるようなタイミングがあることを祈るよ」 ホームズ 「では、次の邂逅を楽しみにしよう。どうも『良い夢を』とは挨拶しずらいが、夜長に惑うことがないようにね。謎はいくつもあるが、それを解く鍵まで複数とは限らない。それでは、またの機会に」 ホームズ 今度は、デスクから背を向けた、ゆったりとした椅子に腰かけ、そのまま沈黙している。 モリアーティ 「さあ、この船での初めての夜だが、まあ、なにもおこらんだろうさ、常の挨拶が憚られるならこう、贈ろう『良き朝を迎えられますように』と、さあ、店じまいだ。お帰りもあちらから」 🐻 そろそろ、お約束の時間を超えてしまったので、続きはまた次回。 🐻 『どうぞ、よい夢を!』 ランスロット よい夢を! ガウェイン そして良き朝を! 🐻 22:00を少し過ぎて、ロイヤーズルームからもどってきました。 ランスロット 「ふう、なんだか気疲れしたな。ディナーから少々時間は経ったが……ガウェイン、小腹が空いたりはしていないかい?」 ガウェイン 「そうですね、やっと気が抜けたところもありますし。貴方と二人きりでゆっくりなにかつまむのも良いですね」 🐻 OK内線でどうぞ ランスロット 「夜だから、あまり重くないものにしようか」 ガウェイン 「マッシュポテト一つでも頼みましょうか。あと、ランスロット。貴方ももう少し飲みます?」 ランスロット 「君はいつでもそれだな。他につまみになるものも頼んで、一緒に飲もう」 ガウェイン 「お腹にたまるし良い食べ物じゃないですか。他のものは貴方にお任せしましょう。私は次はあまりアルコールの強くないものにしますね」 ランスロット 「まあ、腹持ちがいいのは否定しないけれど、つまみにするにはちょっと淡白だな。甘いものと、チーズにしよう。寝る前だから私も軽いもので」 ガウェイン 「貴方は甘いものがお好きですよね。ではそれくらいで頼んでみましょうか」 🐻 フロントに内線をかければ、届けられるとおもいますよ。 霜柱 じゃあ電話かけますかー 🐻 でんわわわ でんわわわ フロント(男) 「はいはい フロントだよ。ご用件はなにかな?」 ランスロット フロントの男性ってことはりょまさんか ランスロット 「ああ、ルームサービスを頼みたくてね。軽めのカクテル2人分と……マッシュポテトと、チョコとチーズの盛り合わせをお願いするよ」 フロント(男) 「ふむ。カクテルは出来立てを飲むのがいいと思うけれどね。その内容なら…そうだコクのあるフルーツフレーバーの黒ビールなんか合いそうだよ。おっと、余計なお世話なら申し訳ない」 ランスロット 「なるほど……少し待ってもらえるかな。……ガウェイン、持ってきてもらう酒の内容は何でも構わないかい? 部屋へ持ってきてもらうなら、カクテルよりもつまみに合うおすすめのビールがあるそうでね」 ガウェイン 「そうですね、せっかくおすすめがあるのでしたらそちらにしましょうか。ランスロットはどうなさいます?」 ランスロット 「私もそうしようかな。……すまない、貴殿の勧めに従おう。そのビールを頼むよ。好き嫌いはそうないと思うから、銘柄はお任せしてもいいかな」 フロント(男) 「かしこまりました。では、お待ちください」 フロント(男) 部屋の前の呼び鈴がなりました フロント(男) 「フロントです。お届けにあがりましたよ」 ランスロット 鍵と扉を開けて迎えますね ランスロット 「ああ、ありがとう。このテーブルにおいてくれ」 ガウェイン そこらへんはランスロットくんに任せてるガウェさん フロント(男) 白い制服に身を包んだ男が、テーブルセッティングをしていきます。 フロント(男) チーズを数種類もった皿、チョコレートの乗った皿。マッシュポテトには色どりに温野菜サラダが添えられています。 フロント(男) 「ビールはお注ぎしましょうか?」 🐻 会話をしてもいいし、何もしなければ、帰るよー ランスロット 「ああ、お願いできるかな」 🐻 男は、ちょうどいい泡加減になるようにビールを注ぎます。 フロント(男) 「さあ、どうぞ。お替り用に違う種類のビールも念のためお持ちしておりますが、備え付けの冷蔵庫にいれておきましょうか?」 ランスロット 「ああ、お願いするよ。随分早いサーブでありがたいね。これだけの客だ、フロントの対応も大変だろうに」 フロント(男) 「ははお気遣いどうも。今日は、カクテルパーティで満足されたお客人が多かったのか、お呼びが少ないんですよ。気兼ねなくご連絡をどうぞ」 ガウェイン 「なるほど、元気な私たちはおかげで貴方のような方におすすめを教えていただけたということですね」 フロント(男) 「ええ、合うと思うので、是非楽しんで」 ランスロット 「ありがとう。……時に、貴殿はこの船のオーナーから直接雇われていらっしゃるのかな?」 フロント(男) 「ええ、そうですよ。ちょっと伝手がありましてね。まあ、幼馴染のついでに雇っていただけただけなんですけど。船旅は憧れでして」 ランスロット 「へえ、幼馴染も一緒に乗船しているのかい? それはいいね」 フロント(男) 「ええ、ダンス見ていただけました?真ん中で踊っていた男が幼馴染です」 ガウェイン 「素敵な踊りでしたね。貴方はダンスを踊られないのですか?」 フロント(男) 「いやー私は、そういう方面はからっきしで。幼馴染は本当にすごいダンサーですよ。あれは、天与の才です。おっと、ついつい自慢してしまいました」てれ ランスロット 「いや、確かに素晴らしかったよ。それに、それだけ素直に称賛されれば、幼馴染というその彼も随分鼻が高いだろうね」 フロント(男) 「いやーどうだろうね、以蔵さんは照れ屋だから。おっと、砕け過ぎてしまった失礼したね」 ガウェイン 「いえ、気にしないで。せっかくですからもっと貴方のお話も聴いてみたいところですし」 フロント(男) 「ははは、いくらでもと言いたいところだけれど、フロントに戻らないとね。それとも、他にもご用件が、あるのかな?」 フロント(男) へらへらと笑っていましたが、最後のといかけるところだけ、少しだけ真顔でしたが、直ぐに笑顔に戻ります。 ランスロット 「せっかく何日間も旅路を共にするのだからね。素敵なアドバイスをくれた方の話につい夢中になってしまった。仕事の邪魔をしてしまってすまない」 フロント(男) 「いやいや、問題ありませんよ。何かあればいつでもどうぞ!それでは失礼しますね」 ガウェイン 「ええ、ありがとう。また次もよろしくお願いしますね」 フロント(男) それでは、フロントの男は去っていきました。 🐻 さて、ロープレしたいかな? 🐻 それとも飛ばすかな? ランスロット スケッチします? 現実ではほぼ同じように行動してますから情報共有とかもないんですよね ガウェイン そうなんですよね~夜中にまったりお部屋デートと称してスケッチ広げたりなんやかんやする予定でしたし ガウェイン まだ夢の話は共有できないですもんね・・・ 🐻 では、メニューの詳細を ビールはベルギー産のオレンジフレーバーのもの。 チーズは、ドライフルーツをクリームチーズに練りこんだものや プロセスチーズなどの軽いもの チョコレートはオレンジピールが入っているもので、どれもビールによくあいました。 あ、マッシュポテトはお上品なお味で、温野菜にはチーズソースがかかっています。 以上です ランスロット 軽くRPして、良いところで夜は更けていき……みたいな感じに締めてみますか? ガウェイン そうしましょうか! 🐻 どぞ ガウェイン 「どれもこれも美味しそうですね・・・まずは、二人で乾杯といきましょうか。ランスロット?」ビール手に取るガウェさん ランスロット 「ああ。素敵な船旅へ、きみと共に来られた幸福に」同じくビールのグラスを手に取ります ガウェイン 「この船旅を貴方という素敵な人と一緒に楽しめる幸福に」かんぱーい 🐻 そうして、夜は更けていきました。 🐻 ・・・ 🐻 ・・ 🐻 ・ 🐻 朝になりました 🐻 2021/9/19 7:30 🐻 さて、探索者たちは起きていますか? ランスロット 若干油断ならない雰囲気を船内に感じていると思うので、気を張ってると7時半ならすんなり起きてそうな気もします ガウェイン 部屋に朝日が差し込んでいたら起きていると思います、そうじゃなかったら昨日はガウェさんにしては夜更かししてそうなのでまだ寝てる 🐻 部屋に朝日はさしています。朝食は部屋 ラウンジ サンデッキ ダイニングいずれかの好きな場所で召し上がれます ガウェイン 9月なら外で潮風感じながら食べる朝食もいいですよねぇ ランスロット いいですねえ~デッキならブーディカさんかしら サンデッキに行きますか 🐻 サンデッキです。人は疎らですね 🐻 ブーディカさんは カフェで軽食をだしてくれますよ お勧めは モーニングバスケットだそうです ブーディカ 「お勧めはモーニングバスケットさ、食べ出があるから、朝からがっつり食べたい人にお勧めだよ」 ランスロット これ一人前ですかね 2人前とかなら野菜中心にしてほしい旨伝えようかな ブーディカ 一人分だけどボリュームがあるから、朝から食べないタイプなら二人分にしてもいいかもね ガウェイン ガウェインの分だけ野菜中心にしてもらって2つ頼みます? ランスロット そうですね、軍隊にいたなら割と三食しっかり食べる習慣ありそうなランスさん ブーディカ 頼んでくれる? ランスロット 「では、それを2人前で。もし可能なら片方は肉類なしの、野菜中心のものにしていただきたいのですが……」 ブーディカ 「おや、菜食主義者かい?そちらのお兄さん?貝と乳製品は大丈夫かい?」 ガウェイン 「ええ、肉を抜いていただければ大丈夫です。お気遣いありがとうございます」 ブーディカ 「飲み物は、コーヒー、紅茶、ミルク、オレンジジュースから選べるよ」 ランスロット 「私はコーヒーにしようかな。君はどうする?」 ガウェイン 「紅茶でお願いします」 ブーディカ 「あいよ。ちょっとまってね、そちらのお兄さんは、貝と乳製品は大丈夫なことを、厨房関係者で共有してもいいかい?」 ガウェイン 「ええ、それは構いません。でしたらついでに魚も除いていただけるようお願いしますね」 ブーディカ 「ああ、魚と肉だね。了解!これからは、いちいち言わないでも配慮したものを出すから安心してね ブーディカ さあ、できたよ」 ブーディカ クロワッサンサンド ガウェインのはチーズとレタストマト ランスロットのには、鶏肉の薄切りハムとチーズ ブーディカ 豆のサラダと ブーディカ クラムチャウダー ブーディカ それから、デザートに焼き菓子が一つ ブーディカ おっと、サンドイッチは二つはいってるよ ブーディカ デッキにはまったりチェアがあるから、日差しを遮りながらゆったり食べれるよ ランスロット まったりゆったりたべましょう ガウェイン 潮風感じて朝日を浴びながら食べる朝食~ ランスロット 「ありがとうございます、美しい方。朝からあなたの料理を楽しめるとは、なんという幸福か」 ブーディカ 「あはっは!お上手だね、おまけしちゃおう」 ブーディカ 飴玉をくれました ランスロット 最高 ガウェイン よかったですね、ランスロットという目のガウェイン ブーディカ さて、まったり食べている貴方は周りは気にならないかな? ブーディカ 目星したりするかな? ランスロット サンデッキに誰がいるかとか、気になるものがないかとかは見ますかね ボディガードなので ガウェイン 目に映るものは気にしたいですね あとでスケッチしたい ブーディカ 気になる貴方は目星プリーズ ランスロット CCB =30 【目星】 (1D100 =30) > 11 > 成功 ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 85 > 失敗 🐻 では、貴方たちは、一人きりでキョロキョロと困ったようにしている女の子をみつけますね。昨日、オーナーに話しかけていたアビゲイル・ウィリアムズだとわかります ランスロット 困っているレディが居たらそれはたすけにゆかねば ガウェイン さすがランスロット!よ!最高の騎士!! ガウェイン といいつつガウェさんも助けにいく アビゲイル キョロキョロ ランスロット バスケット抱えていくかな ランスロット 「失礼、レディ。何かお探し物ですか?」 アビゲイル 「きゃっ!ああ、ごめんなさい。少し驚いてしまったの」 アビゲイル 「その、朝食を食べようと思って、昨日ここで軽食がとれたようだから」 ランスロット 「ああ、なるほど。それでしたらあちらのカフェで軽食を提供してくださいますよ。我々もちょうど楽しんでいたところだったのです」バスケットを見せつつ アビゲイル 「あら、そんなには、食べられないわ」おろおろ ランスロット 「大丈夫ですよ、メニューは他にもあったはずですし……店主の方へお望みの量を伝えれば、希望どおりにしてくださるかと」 アビゲイル 「そ、そうなのね。じゃあ、いってくるわ」緊張の様子 ランスロット 「ああ、もしお嫌でなければ、そこまでエスコートいたしますよ、レディ」 アビゲイル 「え、ご迷惑じゃないかしら?」 ランスロット 「いいえ、こんなにもかわいらしい方と時間をごいっしょにできるのですから、むしろ幸運というものですよ。……ガウェイン、これを預かっていてもらってもいいかな?」バスケットを預けます ガウェイン 「ええ、もちろん。貴方はしっかりとお姫様をお助けする騎士の役割を果たしてきてください」バスケットを受け取りつつスケッチをめくる ランスロット 「ああ、ありがとう。……それでは、お手をどうぞ。レディ?」 アビゲイル 「ありがとう。ふふふ」 アビゲイル では、アビゲイルはランスロットの付き添いで無事に朝食を手に入れました。 アビゲイル 一緒に食べようと誘うのかな? ランスロット 会話は続けたいですね、とりあえず 流れで誘うことになるかもしれませんが アビゲイル ふむふむ、では アビゲイル ランスロットはコーヒーと紅茶のお替りを頼むといいのでは? ランスロット そうなんですか? じゃあ頼みます(素直) ブーディカ 「おや、お知り合いなのかい?」 ランスロット 「ああ、さっきすぐそこでお会いしたのです。一方的にというだけなら、昨晩のディナーのあとに姿をお見掛けしましたが……そういえば、まだ名乗ってもおりませんでしたね」 アビゲイル 「あら、あれを見られていたのね」もじもじ 恥ずかしそう ランスロット なんというか予想外の反応 そんな感じなのか アビゲイル 「失礼しましたわ。私はアビゲイル・ウィリアムズよ。ご親切な紳士はどなたかしら」 ランスロット 「ご丁寧にありがとうございます、レディ・アビゲイル。私はランスロット・ベンウィクと申します。あそこにいる画家のガウェインの秘書兼SPのようなもの、ですね」 ブーディカ 「ははは良かった。ちなみに私はブーディカよ。大概の時間はここにいるから、困ったときは声をかけてね」 アビゲイル ふわっと嬉しそうに「ありがとう。ブーディカ」 ブーディカ お替りを渡しながら ブーディカ 「さっきから、ずっと一人で困っていてね。よかったら気にかけてやってくれると嬉しいな。何かあれば従業員に伝えてくれれば対処するよ」ひそひそ ランスロット 「そうでしたか……分かりました、よく見ておきます。ご親切に感謝いたします」 ブーディカ 「こちらこそ。悪いね」 アビゲイル 聞こえなかったのか、不思議そうな顔でふたりを見ている ランスロット アビーちゃんに笑いかけてから話しかけます ランスロット 「さて、レディ・アビゲイル。もしこれからおひとりで朝食を召し上がる予定でしたら、よろしければ私たちと一緒に食べませんか?」 アビゲイル 「あら、いいの?」幼い話し方です ランスロット 「ええ、せっかくここで出会えたのも、何かの縁ですから。ガウェイン……もうひとりも、きっと喜びます」 アビゲイル 「‥‥‥ありがとう、じゃあ、ご一緒させていただくわ」 🐻 では、3人でモーニングバスケットをかこみます。アビーの分はバスケットは小さめの籠でした。サンドイッチが一つと豆のサラダとフルーツが少なめに、それから、クラムチャウダーとミルクそれに、焼き菓子ではなく、カスタードプリンが入っています。 ランスロット おいしそう 🐻 アビーもとても嬉しそうです 🐻 さて、聞きたいこととかあればどうぞ ガウェイン 「本日は朝食をご一緒していただきありがとうございます。私は、画家のガウェインと申します。素敵なレディ」 アビゲイル 「こちらこそ、お招きありがとう。私はアビゲイルウィリアムズ。その、よかったらお二人とも、アビーとお呼びになって」 ランスロット 「分かりました、レディ・アビー。この船にはおひとりで乗っておられるのですか?」 アビゲイル 「ええ、そうなの」 ガウェイン 「寂しくはないのですか?私などはこうやってランスロットに付いてきて貰っているのですが」 アビゲイル 「寂しいけれど‥‥‥仕方ないもの」 アビゲイル 「あまり親しくはないけれど、知り合いはいるわ」 ランスロット 「それは……オーナー、ですか?」 アビゲイル 「あの人ではないわ」 アビゲイル 「昨日、貴方たちが私をみかけたと言っていた時に、一緒にいた髪の長い男の人はその一人よ」 ガウェイン 「他にもいらっしゃるのです?その方は今どちらに」 アビゲイル 「さあ、どこにいるのかしら?知り合いといっても親しくはないし。彼らが何をしに来ているのかも分からないし」溜息 ランスロット 「そうなのですか……差し支えなければ、どういった知り合いなのかお聞きしても?」 アビゲイル 「古い知り合いね……親戚?らしい関係のものもいるけれど」 アビゲイル 「直接話したことはあまりないのよ。お父様ならあるだろうけれど」 ランスロット 「お父様が……。この船にも、同じ繋がりで乗船されたのですか?」 アビゲイル 「そういう訳ではないのよ」 アビゲイル 「なぜ、こんな狭い船に集まってしまったのかしら。わからないわ。でもそうね、お二人は親切だもの。早くこの船を降りた方がいいわ。出来るだけ早く」 アビゲイル 「私は面倒は嫌だったのだけれど、楽しいこともあるし、もう少しいるけれど。そうした方が身のためよ」 ランスロット 「……それは……そんなに、危険なところなのですか、ここは」 アビゲイル 「貴方たちにとっては、そうね。多分」 ガウェイン 「貴方にとってはそうではない?…レディ・アビー?」 アビゲイル 「ふふふ、どうかしら」 アビゲイル 「私にとって危険なら、貴方たちにとっては安全かしら?逆もまた然りって、この場合は当てはまるのかしらね。ねえ、お二人とも。この船の出向先を知っていて?」 ランスロット 終着地点、思い出せるんですかね今 ガウェイン 答えようとして答えられます? 🐻 二人は周遊して戻るのじゃと思っているかな? ランスロット 「……どこへ?」 アビゲイル 「目的地も知らない船に乗っているの?」 ガウェイン 「またロンドンへ戻ってくるのではないのですか?」 アビゲイル 「そう聞いているの?」 ランスロット そう聞いてるんですよね……? 🐻 そう聞いてはいなかったけど、そう思ってましたね 🐻 お帰りはご心配なく。しっかり送り届けます 🐻 って聞いてるかな ガウェイン 「ええ、招待されたときにちゃんと・・・いえ、お帰りはご心配なくと言われただけでしたが・・・?」 アビゲイル 「帰るつもりがないなら、帰りの心配はいらないでしょうね」 ランスロット 「どこへの片道切符なのですか、この船は」 アビゲイル 「あら、部屋にあった白紙の多い本に書いてあったわ」 アビゲイル 「虹色の街 二枚貝の夢 金の酒に 銀の鍵 階段でおりる だったかしら」 アビゲイル 「夢で階段を降りるのも、二枚貝に夢をみさせるのでもいいけれど、勝手に人の物を盗ってはいけないわ。ねえ、そうでしょう?」 ランスロット 返してって言ってたけどその話か 誰のが盗られかけてるんだろう 乗客全員の夢? ガウェイン 聴いたら教えてくれるかなぁアビーちゃん アビゲイル どーかなー アビゲイル 好意的だから怒ったりはしないかな ガウェイン 「それは確かに悪いことです。どんなものを盗られたのでしょう?レディ。我々では取り返すお手伝いができないでしょうか」 アビゲイル 「‥‥‥どうかしら、貴方たちに話してもいいかしら。そうね、ちょっと知り合いに相談してみるわ」 ランスロット 「……お願いします、レディ」 アビゲイル 「ええ、じゃあ、聞いてみるわ。‥‥‥今は、あら、あんなところにいるのね。どこかで待っていらしてくれる?」 🐻 しゃべりながら、もぐもぐ食べていたので、浴びちゃんも皆もおなかくちくなりました ガウェイン 食べさせられた!? ランスロット もぐもぐ 🐻 おいしかったね 🐻 クラムチャウダーにはなんか菜っ葉もはいってた(白菜) 🐻 とろとろ ランスロット おいしそうなんだよな ランスロット 本の話出てましたし、図書室というか談話室にいてもいいかもですかね 🐻 じゃあ、図書館の前のラウンジで待ち合わせでいいかなー?いいともー! ランスロット いいとも! 🐻 じゃあ、ロープレ続きどうぞ ランスロット 「それなら、7階のラウンジ辺りで待っていようか。ガウェインもそれで良いかい?」 ガウェイン 「ええ。そちらでお待ちしていましょう」 アビゲイル 「分かったわ。ふふふ愉しみ。あそこ、ケーキがでるのでしょう?ああ、こちらのバスケットをお願いしてもいいかしら」 ランスロット 「ええ、もちろん。一緒に返しておきましょう。お気をつけて、レディ」 アビゲイル 「ありがとう」 🐻 バスケットを受け取った後には、目の前に少女はいませんでした。 🐻 消えた瞬間する認識できなかった 貴方たちはSANC 1/0 ランスロット CCB =80 【SANチェック】 (1D100 =80) > 14 > スペシャル ガウェイン 1D100 =80 SANチェック (1D100 =80) > 16 > 成功 🐻 では、今宵はここまで。 ランスロット ありがとうございました~~ ガウェイン ふおん~~~ありがとうございます~!!! 🐻 さて、いま目の前にいて手元にバスケットを残してまでいったというのに、忽然と姿を消した少女に驚いたふたりはこのあとどうしますか? ガウェイン 小さい子()だったから見逃したのかなと思って冷静になった後、ラウンジ行きます? ランスロット そうですね……とりあえず「え?」とはなると思いますがSAN値減ってませんし、平然としてるのではないでしょうか! ランスロット ラウンジ行きましょう! ガウェイン ランスロットにケーキを食べさせに!!行きます!! ランスロット 今日のケーキは何かな! 🐻 ・2021/9/19 9:00 ラウンジ 🐻 内装は和洋折衷の大正ロマン風ですよ 🐻 本日のケーキは ベリーとチーズ餡子のチョコレートケーキがメインだそうです。どんな味ですかね。他の甘味として、和栗のモンブラン風サンデー。香辛料のきいた羊羹。定番商品としてスフレパンケーキとクレープ トッピングが色々。飲み物は、コーヒー紅茶は銘柄から選べますし、メニューにないカスタマイズもご相談くださいって書いてあるでち 軽食もご用意してあるし、和風の茶会と洋風の茶会にも対応するでちが、本格的なのは前日にご予約するでち ランスロット 「ふむ、一風変わった組み合わせだ……せっかくだから、日替わりケーキにしてみようかな。君は何か食べるかい?」 ガウェイン 「私は、和栗のサンデーにしましょうか。貴方も一口ぐらい食べますよね?」 ランスロット 「いいのかい?」 女将 「お飲み物もえらぶでち」 ガウェイン 「もちろんです。……飲み物は私は紅茶にしましょうか。おすすめの銘柄があればそれでお願いします」 女将 「ミルクティに合う和紅茶があるでち。優しい風味でアイスのミルクにも、もちろん和栗にもあうでち」 女将 「あえてストレートにしても、ミルクをいれてもいいでちよ」 ガウェイン 「ほう…では、せっかくですからその和紅茶をミルクで頂きます。ランスロットはどうします?」 ランスロット 「コーヒーもいいが……先ほどデッキでいただいたしな。あまり甘くないもので、チョコケーキに合うものがあれば、それでお願いしたいのですが」 女将 「コーヒー以外。ふむ。緑茶も合うでち。玉露よりも濃い目にいれた煎茶がよいと思うでち」 女将 「あとは、中国茶もあうのがあるでちよ」 ランスロット 「そうですか……では、煎茶をお願いできますか」アビーちゃんのなんか頼もうかと思ったけど朝ご飯のすぐ後だからなあ 女将 「お待ちくださいでち」 🐻 アビーちゃんは見当たりませんね ガウェイン 二人でシェアするように見せかけて一品頼んでおくという手もなくはないけど好みがありますよねぇ 🐻 さて、他に気になる人がいるか気になったり、なかったりします? ガウェイン 気になったりします 🐻 気になったりする人はやはり目星 ランスロット めぼしたいです! 🐻 どぞ ランスロット CCB =30 【目星】 (1D100 =30) > 52 > 失敗 ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 52 > 成功 🐻 人は疎らですが数人います。青い髪の子供が ソファー席に凭れて、新聞で顔を覆っています。離れた席で、緑の髪の男性と紫の髪の女性がとくに仲が良さそうというわけでもなく会話しています。それくらいかな 図書館のほうのカウンターには式部さんがいます。 ガウェイン 緑の髪と紫の髪の二人はショップの二人かな?まだ面識なかったですよね…? ランスロット ですね、甲板とディナーで見かけたくらいかな? ランスロット ガウェさんは一応甲板で怪しい体験してるので注視する理由はありそうな感じですね ランスロット もし可能なら、追加で何か気になる話がないか聞き耳したい気持ちもありますKP 🐻 ふむう 🐻 まあ、ありていにいってデルセン師匠はねてます 🐻 ドルセントの方は、商談の結果の報告を男性の方が女性の方をからかいながらしているといった感じで、これといって不審な点はありません。 ガウェイン 注視する理由もありつつ師匠は子供外見だから気にかける理由もあるだろうなとも思いつつ 女将 「ごよういできたでち」 女将 煎茶は急須に、紅茶は和柄な磁器のポットに。紅茶はそろいのティーカップに。緑茶はクリーム色に泡立ったような釉薬のかかったマグカップに入っています。モンブランのアイスは和栗と、ラムレーズンそれから、和栗のクリームと餡子と白玉 栗の甘露煮が贅沢に3つも。ケーキは見た目ザッハトルテですが、ベリーとチーズのクリームと餡子が挟まっており、生地の薄茶色なのは黒糖で コクのあるチョコレートで覆われています ランスロット 「ありがとうございます、麗しいご店主。さ、食べようか」 ガウェイン 「このように素敵なものをありがとうございます。…ええ、一口終わったら食べさせてあげますね」 女将 「そのお茶は2煎目があまりおいしくないでち、お替りか、別のお茶をたのしむといいでちよ。それでは失礼いたしますでち」 ランスロット もぐもぐしてガウェさんにお礼としてチョコケーキもあーんしてあげますね ガウェイン アイスを味わった後に、ランスさんにあーんしてあげますね。一緒に白玉と甘露煮もつけてあげましょう 🐻 特になにもしないままでいいかな? ランスロット 図書スペースの本は見ておきたいですけど、食べる間はひたすらいちゃつくだけでいいのではと 🐻 気付くと30分くらい いちゃついていました。商談らしき男女は席を立とうとしていますが、女性の方がランスに近づいてきます 紫の髪の女性 「あのー、そちらのケーキお味はいかがでした?ちょっと気になったのですけれど、素材になじみがなかったので」 ランスロット 「ああ、素敵な明るい青の瞳をお持ちのレディ。チョコレートの甘さが控えめなおかげか、餡子の繊細な甘味と風味が引き立って、とても美味でしたよ。ベリーやチーズも主張が激しくなく、味に変化をもたらしてくれます。このお茶もとてもおいしい」 紫の髪の女性 「あら、注文すればよかったかしら、ここのケーキって日替わりなのですよね」 緑の髪の男性 「やあ、予約して職場にデリバリーをしてもらうといいさ。僕もなにか頼んでおくかな。効率のいい仕事には、適切な休息が必要だとも」 ランスロット 「ええ、こちらは日替わりだそうです。明日のメニューがとても楽しみで……っと、こちらの船内で働いていらっしゃる方々でしたか」 緑の髪の男性 「おっと、失礼。僕はダビデ。この館内のショップの店主件、ここの船の大概の物品を納めた商社のものさ。かなり融通したからね、自分のバカンスも兼ねて乗船してるのさ」 緑の髪の男性 「ダビデでもデイビッドでもいいよ」 紫の髪の女性 「私はそうですね、ドルセントとでもお呼びくださいな」 ダビデ 「その、呼び名はどうなんだい?いつも思うんだけど」 ドルセント 「まあ!ほっておいてくださいまし!」 ランスロット 「私はランスロット。こちらの画家、ガウェインの秘書兼SPといったところでしょうか」 ガウェイン 「私のこともガウェインと呼んでいただいて構いません。気の向くままに絵を描いているものです」 ダビデ 「はは、おふたりとも随分なハンサムだ、妹さんとかがいたら、是非紹介してくれたまえ」 ガウェイン 「ははは、自慢の妹がいます。名前は教えませんが」 ドルセント 「もう!そういうところですよ!!」 ダビデ 「ははは、それでは失礼するよ。何か必要なものがなくて困ったら相談してくれたまえ」 ランスロット 特に聞くこととかなさそうですかね? なんかほしいものがあったらショップに行く選択肢ができた的な…… ガウェイン 聞くこと…どんなショップとかどんなものいれたのかとかあたり気になるような…でも今のガウェさん目が笑ってない… ランスロット 「ええ、ありがとうございます。ちなみに、船の中のほとんど……というと、個室の調度なども貴殿が手配されているのですか?」 ダビデ 「だいたいは、そうだよ。注文がうるさくてね。まあ、おあしは良かったから、文句はないけどね」 ランスロット 「それはすごい。確かに、こだわられた内装だったように思います。ショップではどんなものを扱っているのですか?」 ダビデ 「日用品とかが主かな。着替えとかも手に入るから、お気楽においで。もちろん、画材やなんかも取り揃えているよ」 ガウェイン 「それは、ありがたいですね。ミスター、貴方のお店にはお世話になりそうです」 ダビデ 「どうぞ、御贔屓に」 ドルセント 「商売は、堅実なほうですから、ご安心をー」 🐻 二人は去っていきました。気づくとさらに30分くらいたっていましたが、まだアビーちゃんは来ません。 青い髪の少年 「うーん」 青い髪の少年 伸びをして目覚めたようす 青い髪の少年 「女将、コーヒーをくれ。すっきりした後味のものがよい」 女将 「あいでちー。おまけに しょっぱいものと甘いものはどっちがいいでち?」 青い髪の少年 「だんぜん、しょっぱいものの気分だな」 🐻 二人は、見た目にあわず低い声だなこの少年という印象をもちます。 少年 「しかし、ここは今日の新聞はないんだな」 女将 「夕方には届くと、図書館のものがいっていたでち」 少年 「ふむ、船の上だからな‥‥‥とすると続報は。まあいい。なんとでもなる。とにかく俺はのんびりとすると決めたからな」 少女 「オマケは 梅風味のおかきでち。アメリカンコーヒーとあうとおもうでち」 少年 「濃いコーヒーがいいのだが……」 女将 「飲み過ぎでち。ほんとうはミルクをいれたいとことでち」 少年 「分かった分かったこれでいい。さて、のんびり本でも読むかな。最高だ!まだ見ぬ本がこんなにも世の中には溢れている。自分の話を書いている場合ではないな!!ははは」 🐻 そんな会話が聞こえてきました ランスロット ふむん 新聞読みたいっすな 🐻 読み終わった新聞は中央にあるラックに戻されています ガウェイン 夕方に図書館行けば今日の新聞読めることも覚えとこ ガウェイン ガウェさんたちはデルセン先生のことを何歳くらいだと思ってます?というか何歳くらいの印象があるんですかね 🐻 12、3歳くらいいっても15歳? ガウェイン じゃあ普通に話しかける感じで声かけてみます?今日の新聞がどうかしたのかなみたいな ランスロット ですね! ラックから昨日の新聞取りがてら話しかけますか ガウェイン みますー ガウェイン 「やあ、こんにちは。先ほどの会話少し聞こえてしまいましたが、何かこちらに面白い話でも載っているのでしょうか?」 少年 「‥‥‥いや?単に、新聞を読むのが日課なだけだか、そちらは?」不審げ ガウェイン 「ああ、すみません。申し遅れました、私、画家のガウェインです。こちらは私の専属秘書兼SPのランスロット。よろしく」 少年 シークレットダイス ??? 少年 「ああ、知っている。気持ちのいい絵を描く御仁だったな。人物も描くなら挿絵をお願いしたいくらいだが、こちらはしがない物書きでね アンデルセンだ」 🐻 少年を知っているかどうかは知識でどうぞ ランスロット CCB =80 【知識】 (1D100 =80) > 60 > 成功 ガウェイン 1D100 =60 知識 (1D100 =60) > 42 > 成功 🐻 では有名な童話作家であり、大きめな本屋なら、かならず何冊かあるほどの作家だとわかります。こんなに、少なくとも見た目は若いとはしりませんでした。 ガウェイン 知ってる限りだと成人してたはず? 🐻 ひととなりを聞いたことがありませんでした。名前から男性かと。そういえば、そんなに昔からいる作家ではないですが、しかし、図書館には古典のように必ず並べられていますね。 ガウェイン ガウェさんやガレスちゃんが子供の頃からあったほどではないですよね 🐻 ではないです ガウェイン 二人が読んだかどうかは厳しい…? 🐻 実際に読んだかは知識のはんぶんでどうぞ ガウェイン 1D100 =30 知識/2 (1D100 =30) > 16 > 成功 ランスロット CCB =80/2 【知識/2】 (1D100 =40) > 8 > スペシャル 🐻 これは隅からすみまで舐めるようにみてますねふたりとも 特にらんす 🐻 きっとランスがファンでガウェインもみてるかもですね ランスロット 握手して、何か気になるニュースがあったか聞くくらいかなと思ったけど、名前を聞いてちょっと動揺するかもしれませんね ファン過ぎて アンデルセン 「‥‥‥どうかしたのか?」 ランスロット 「あ、いえ。……昔から、貴方の絵本をよく読んでいました。ファンなので、こんなところでお会いできると思わず」 アンデルセン 「昔から?ははっそうしたら、少なくともデビュー作からのお付き合いかな。光栄だ」 ガウェイン 「そうなのですよ、私もつられて貴方のファンに。彼があんまりにも貴方の本に夢中なので、挿絵もどきを描いたこともあるくらいで…」 アンデルセン 「はっは!そいつはいい。是非拝見したかったな」 ガウェイン 「先ほどのお言葉のような人物画ではなかったですがね…。いつかお見せできたら嬉しいのですが」 アンデルセン 「機会があれば是非。さて、新聞か。ふむ。‥‥‥ところで、お二人は時間があるかね?」 ランスロット 果たしてどうなんだろう アビーちゃんは来ないが ガウェイン アビーちゃんはまだ見えずです? 🐻 見えません ランスロット 「人を待っている最中ですが……時間が決まっているわけではないので、ここを動かずに済むのであれば……もしくは、またあとでお時間を取っていただいた方が良いかもしれませんが」 アンデルセン 「ああ、ここでいい、あちらの広い席で改めて、お茶でもどうかね」 🐻 少し奥まった席を指さしていますが、そこからでも入り口の方はみえます。 ランスロット 「よろしいのですか? ガウェイン、まだレディの姿も見えないし、お茶をしても構わないだろうか……?」 ガウェイン 「ええ、せっかく出会えたのです。お話できるのなら私も嬉しい。レディが来るまでの間はお茶いたしましょう」 アンデルセン 「よし、では。女将!昨日だしてくれた、ホウジチャ?をくれ。全員分だ」 女将 「あいでち。ベルガモットで香りづけしたホウジチャでちね。おまけに、特性の羊羹を小さく切ってつけるでち」 🐻 席を変えるとほどなくして、新しく入れられたお茶がきました。 アンデルセン 「さて、お二人は、オーナーの人となりはご存じかな?」 ランスロット 「エッセイなどは読みましたが……オーナーご自身とは、昨日ディナーのときに軽く会話した程度ですね」 アンデルセン 「ふむ。ここにオーナーとこの船に関する記事がある。読んでみたまえ」 🐻 この豪華客船旅行は、オーナーの私財をなげうって行っている物で、芸術としては挑戦的な試みだが、その後は破産するのではないかと書かれています。幼少期は病弱で、夢の世界に耽溺していたから、親の財産を食いつぶして夢に生きている。特に、自分が生まれたときに亡くなった母親と夢で何回も会っていると主張していることが、夢想家と言われるゆえんだと書かれています ランスロット ミミさん自体は特になんか事業やってるわけでもないんでしたっけ 🐻 美術館とかそういうのは、ただ、採算がとれているかと言われれば、疑問ですね ガウェイン パトロンとかが事業と言えばそうなんですかねぇ ランスロット なるほど……割とやっぱり夢の世界へいくためというかなんというかに一本捧げてる感ある アンデルセン 「俺は、特に請われて、ここに乗船している。執筆をするという条件さえ、除外されてな」 ランスロット 「執筆……以外に、何かを頼まれているのですか?」 アンデルセン 「いいや、乗船していれさえすればよいらしい。もちろん書きたければ、書いてもいいのだがな」 ガウェイン 「それは……オーナーが元から彼のように貴方のファンだった…というのならこの新聞を出しては来ないですね?」 アンデルセン 「いいや?彼は俺の熱心なファンらしい。だから、新しい世界にはどうしても俺の”夢”が必要だとかのたまっていたな」 ランスロット 「新しい世界……」 アンデルセン 「さて、俺も締め切り明けの、ぼんやりした頭で飛びついて話だったものでな。乗船してから、オーナーのあのけったいな黒い本を読んだ」 アンデルセン 「あの男はどうやら、俺たちの”夢”で、世界を素晴らしいものに留めようとしているらしい。なんのことやら、わからんがな」 ランスロット 「黒い本というのは、『魂とその根源』という本ですか。芸術家を集めたこの船の目的が、その夢を集めるということだと……?」 アンデルセン 「らしいな。おそらく。読み解く限りでは」 ガウェイン 「夢と芸術に一体どんな関係が……?それとその話を聴く限りでは私は言われた通りに絵を描くことが良くないように思えますね」 アンデルセン 「さて、あの男はわりと邂逅趣味だ。モダンなものであっても、伝統的な価値観を有した上での変化を望んでいる。この船にも妙な拘りがある。‥‥‥人の”夢”で作り出される世界があるならば、自分の好みの夢で作りたいのだろうさ」 アンデルセン 「あとは、ありがちな永遠の生というところか、お気に入りを永遠にとどめたいとい、欲望も見え隠れするな」 アンデルセン 「あくまで、あの研究書なんだが、ポエムなんだか分からん本から得た所感だがな」 ランスロット 「それは……この船に乗っている芸術家や作品ともども、彼のつくる夢の世界へ持っていかれる、ということですか?」 アンデルセン 「さて、現実にはそんなことが可能とはとても思えんがね。それこそ、比喩的表現でなんらかの芸術の昇華をねがっているのかもしれん」 アビゲイル 「ねえ、お話は終わった?」 アンデルセン 「‥‥‥っ!?」 アビゲイル 「もう、ケーキは食べちゃったのかしら?」 🐻 4人掛けのもう一つ余った席に、アビゲイルがいました。彼女が話すまで、その気配を感じませんでした。 🐻 SANC 0/1 アンデルセン シークレットダイス ??? ランスロット CCB =80 【SANチェック】 (1D100 =80) > 58 > 成功 ガウェイン 1D100 =80 SANチェック (1D100 =80) > 71 > 成功 アンデルセン 「驚いたな、気配を感じなかった。こちらは?」 ランスロット 「彼女が私たちの待ち人です。レディ・アビー、先にケーキはいただいてしまいました。とてもおいしかったですよ。もしよければ、貴女も」 ガウェイン 「おすすめは、彼、ランスロットが食べた本日のケーキです。和栗のサンデーも美味しかったですが」 アビゲイル 「かわいいのがいいの ホットケーキもいいなと思うの」 ランスロット 「ご店主、ホットケーキを作っていただくことは可能ですか? レディに似合う、かわいいものを」 女将 「かわいい…なにか好きなモチーフはあるでち?」 アビゲイル 「星とか、猫とかかしら」 女将 「任せてください。お客様でち」 🐻 しばらく待つ必要がありそうですね。 ランスロット なるほど ランスロット 「レディ、ご用はお済になったのですか?」 アビゲイル 「ええ、相談してきたわ」 アビゲイル 「オーナーに盗られたのは、鍵よ」 ランスロット 「鍵、ですか?」 アビゲイル 「そう、銀の鍵」 アンデルセン 「……」 アンデルセン シークレットダイス ??? ランスロット 「部屋にあった詩集にも、そんな言葉がありましたね……それは何のための鍵なのですか?」 アビゲイル 「そうね、扉を開くのよ」 ランスロット 「……どこへ開く扉なのですか?」 アビゲイル 「あれは、割とどこでも開くのよね」 アンデルセン 「…それは、夢の世界のようなところでもか?」 アビゲイル 「ええ!もちろんだわ。一番簡単に開くかしら」 女将 「おまたせした でち」 🐻 猫耳つきチョコレートのスフレパンケーキ。星と月のアイシングクッキー付き。ソースはベリーのソースとクリーム。飲み物はココアだ。 アビゲイル 「すごいわ!すごいわ!!食べるのがもったいなーい」 ランスロット 「素晴らしい細工だ、可愛らしいですね」 女将 「喜んでいただけてうれしいでち。お客様の笑顔がなによりの報酬でち」 女将 「お替りのお茶もどうぞ。今度は中国茶の白茶でち」 アビゲイル 「かわいいわ!もったいないわ!でもおいしいわ」 ランスロット 微笑ましく見守る アンデルセン 「それは良かったな。鍵を手にしているのに、オーナーはなぜまだここにいるのか分かるか?」 アビゲイル 「もむもむ」もぐもぐ アンデルセン 「ああ、食べてからでいい」 アビゲイル 「ごっくん」 アビゲイル 「‥‥なぜかしら、むう、使い方が分からないのかしら」 アビゲイル 「それとも、扉の先に行く準備があるのかしら。すごく寒かったりしたら、コートが必要だし。宇宙の外なら、人は死んじゃうわ」 ランスロット 「つまり、オーナーはすでにどこかへ行くための道具は手にしているが、まだここで何かやることがある……ということでしょうか」 アビゲイル 「わからないわ!ともかく、早く返して欲しいのだけど。それに、勝手にはいっていたら、その扉の向こうの主が怒るでしょう?もう、怒ってるのよ。わりと」 アンデルセン シークレットダイス ??? ランスロット 「もう? その扉の先にいる方は、オーナーが何をしようとしているか、すでにご存じなのですね」 ランスロット 何をしようとしているか、と言うか、何をしているかというか アビゲイル 「鍵はお父様が司るものだけれど、その鍵を持っていたのは、船長なの。だから、夢の世界に行きやすいと思うのだけれど。だから、夢の世界の主が怒ってしまっているのよね」 ガウェイン 「鍵が盗まれたから怒っているのですよね?夢の世界に行きにくくなったことにではなく……」 アビゲイル 「船長はどこかに隠されちゃったのよね。だから余計に怒っているの。別に普段は仲がいいとは思わないのよ?船長と」 アンデルセン シークレットダイス ??? アンデルセン 「その怒ってるやつとはどうやって、意思を確認しているんだ?それから、最初いっていた、話してもいいか聞いてたのは君の父親かい?」 アビゲイル 「怒っているのは、普段は夢の中から出られないのだけど、あんまり怒っているから現身が来ているの。話してもいいか相談してのも彼よ」 ランスロット 「……もしかして、先ほどレディが仰っていた知り合いというのは……」 紫の髪の女性 「あらあら、おしゃべりしすぎではありません?アビーちゃん」 アビゲイル 「そーかしら、彼はいいといっていたのよ」 紫の髪の女性 「そこまで話していいと言わないと思いますけど―。ともかくそこまででーす。あそこの管理は私がまかされちゃってるんですからね」 アビゲイル 「むうぅ」 ランスロット 「失礼、美しい方。私はランスロットと申します。貴女のお名前をお聞きしても?」 BB 「あらー、罪深そうなハンサムさんですねー私の名前を聞くなんて、軽すぎますが、そうですねBBちゃんって呼んでもよいですよー」 ガウェイン 「レディ・BBとおっしゃるのですね。私はガウェインと申します」 BB 「こちらは、情のこわそうな、ハンサムさんよろしくしてあげるのは、考えますねえ」 アンデルセン 「俺はよろしくしなくていいぞ」 BB 「あらー、とってもおいし、あら、ふふふ楽しそうな方ですね。アンデルセン?」 ランスロット 「レディ・BBも、オーナーのしていることにはお怒りなのですか?」 BB 「あらあら、羽虫、失礼!とるにたりないことで怒ったりしないでしょ?」 BB 「ほらほら、話し過ぎ!いきますよ」 アビゲイル 「なんで、貴方の言うことを…ぶつぶつ」 🐻 BBが二回手を叩くと、ふたりはその場から消え失せました 🐻 SANC 0/1 ランスロット CCB =80 【SANチェック】 (1D100 =80) > 17 > 成功 アンデルセン シークレットダイス ??? ガウェイン 1D100 =80 SANチェック (1D100 =80) > 61 > 成功 アンデルセン 「ああ!!嫌だ嫌だ!俺はもう、関わらんぞ!!それじゃあな!」 🐻 そういって、去っていきました。 ランスロット ぽつんと取り残される二人 🐻 じゃあ、今日はこのあたりかな シャンクマ じゃあ、二人が消えて退場し、一人は歩いて退場したところからです。ロールプレイでも挟みながら、今後の動きをご相談ください ガウェイン 「皆いってしまいましたね…ランスロット」 ガウェイン ちょっと呆然としている様子なガウェさんでしょうか ランスロット 「……なんとも、不穏というか……不思議なレディたちだったな。オーナーのやろうとしていることに否定的ということは分かったが……そもそも何をしようとしているのか」 ランスロット 「私たちの方でも、分かることを調べてみた方が良いかもしれないな」 ガウェイン 「ええ、そうですね。こんなにいろいろなところからオーナーの不審を聞くとはただ事ではなさそうですし、情報は大事です…しかしこんなところへ貴方を連れてきてしまったこと。こんなことになるなら…と考えてしまいます」 ランスロット ちょっときょとんとしてから ランスロット 「はは、君らしいな。でも、私からしてみれば君が一人でこの船に乗っていなくてよかったと思うよ。もし、君がそれで、帰って来なかったりしたら……」 ランスロット 「きっと……いいや、確実に、一生後悔することになっただろう」 ランスロット 「一緒に旅を楽しんで、一緒に帰ろう。そのために出来ることは共にしなくては」 ガウェイン 「ランスロット……ありがとうございます。私としたことが少し弱気になっていたようです。今のところ船旅は良いところばかり。そうして二人で旅を満喫して帰りましょう」 ガウェイン 「今調べるべきは、夢の世界でしょうか…?」 ランスロット 夢の世界とは……も現実で出来るだけ追っておきたいし、船長も気になるんだよな…… ガウェイン 船長消えちゃってるんですよねーあと消えた船長と今載ってる船の船長って同一人物です…? ランスロット 「うん、料理もおいしいし、至れり尽くせりなのは間違いないしね」 シャンクマ アビーちゃんが話した船長とこの船の船長は別の話だったわかっていいよ ランスロット 「夢の世界……いまのところは、オーナーの書いた本や記事くらいしか手がかりに触れていないようにも思うな。あとは、あの黒い本と……もしこの船旅自体が意図して構築されているなら、船に乗っている人に話を聞くのもありだろうか」 シャンクマ ああー、船長はドレイクだよー副船長に黒髭 ガウェイン 「デザートに喜ぶ貴方は可愛らしいですしね」 ランスロット おお ドレイクさんは夜のパーティでアラフィフと一緒の席にいた方です? シャンクマ 航海士にバーソロミュー シャンクマ そーそー一緒にいたね ガウェイン 「もう少しオーナーの考える夢の世界を調べるのも悪くはなさそうですが、他に聞いてまわるのも良い案ですね」 ランスロット 「うん……言ってみれば、アンデルセン氏と同様に、私たちと同じ立場に置かれている者がこの船には多くいるということだしね」 シャンクマ ちなみに、お腹いっぱいだと思うけどまだ昼前です(甘味の食べ過ぎでは?) ガウェイン 「私はこの船旅での作品を義務づけられていますが、アンデルセン氏のように好きなようにしていれば良いと言われている方がいればなおさらお話を聞いてみたいものですね」 ランスロット たしかに どの人がどういう意図で集められているのかはオーナーの思考を追う手掛かりになりそうですね あと完全に個人的な興味で15時からの読み聞かせイベントには遭遇してみたい ランスロット 「確かに……オーナーが持たせている役割のようなものがあるのかな。「夢がほしい」ようなことを言われたと言っていたけれど……とにかく、他の芸術家たちが居そうなところに行ってみようか?」 ガウェイン 読み聞かせで人が集まりそうですし無作為に出逢いにいくならちょうど良いイベントですよね~っていうことで行きましょう ガウェイン 「集まりそうなところですか…今はまだ明るい時間ですし、デッキやジムあたりをめぐってみましょうか?夜になればバーやカジノにいってみても良いと思うのですが」 ランスロット 「そうだね。デッキはさっき朝食を食べに行ったばかりだし……まずはジムへ行ってみようか。あとはラウンジにも顔を出してみてもいいかもしれないね」 ガウェイン 「私もはっきりとここなら人が居るだろうという場所が思いつきませんでしたし、その方針でいきましょうか」 ランスロット ひとつ頷いて、ジムのある11階へ……という感じかしら シャンクマ つきました! シャンクマ 目星だー ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 19 > 成功 ランスロット CCB =30 【目星】 (1D100 =30) > 83 > 失敗 シャンクマ では、女性が二人いるのが二人共にわかります。ガウェインにはその二人の手にペンダゴがあるのに気づきました あれは絵筆を使い人のものです シャンクマ 二人とも機械で歩きながら話していますね シャンクマ つか、北斎さんの娘さん以外 シャンクマ 黒髪と茶髪 ランスロット 歩いているなら話しかけてもだいじょぶかな 何というかするっと今の服装のままはいってもだいじょぶなのでしょうか シャンクマ 貸出のウェアに着替え済みだにゃ ランスロット 同じ船で航海するのでどんな人が乗ってるのか知りたくて~みたいな感じにしますか 画家ならガウェさんはある程度知ってる可能性もありそう ガウェイン たしかに…お知り合いの可能性はありますね…あんまり不穏なことは言わない方向にします? シャンクマ あーではガウェは知識を2回 ランスは知識の半分を2回振ってください ランスロット 不穏な言葉にどんな反応するかも見たいところはありますね…… ランスロット CCB =80/2 【知識/2】 (1D100 =40) > 1 > 決定的成功/スペシャル ガウェイン 1D100 =60 知識 (1D100 =60) > 9 > 成功 ガウェイン 1D100 =60 知識 (1D100 =60) > 30 > 成功 ランスロット CCB =80/2 【知識/2】 (1D100 =40) > 38 > 成功 シャンクマ じゃあ、黒髪の方は北斎ちゃんで日本画と西洋画の技法を用いて様々な絵を描きます ランスロットとは面識があり、芸術関係に見識を広げるために見に行った美術館でお話をしています。 シャンクマ 茶髪の方は、ゴッホで主には静物と風景画を描きますが、その独特の筆致から幻想的な作風で知られています。題材は普通なのに何故か幻想的になる シャンクマ シークレットダイス ??? シャンクマ 以上です ランスロット 知り合いになった 最後のはなにダイスだったのか…… ランスロット 「……おや?」 北斎 「ありゃりゃ、こんなところで知り合いに会うとはね、いや、会うのは必然なのかな?そちらは、旦那の旦那だろ?同じ穴のムジナだと聞いている」 ゴッホ 「ムジーナ?」 北斎 「ああ、絵を描くのが好きでしょうがないってことさ」 ゴッホ 「では、ゴッホと同じです。そうでも、ゴッホとは違います。素敵な風景画を描く方で、世間の評価も高い方です」 北斎 「あんたの絵こそ取り憑かれた絵さ!」 ゴッホ 「とり?」 北斎 「絵を描くのが好きで狂いそうってことさ」 ゴッホ 「それは、ゴッホのことですね」 シャンクマ 二人は歩くのをやめてこちらに近づいてきました ランスロット 「お久しぶりです、ミス・応為。あなたもこの船に招待されていたのですね」 北斎 「そうとも、そちらの旦那もなんだね」 ガウェイン 「初めまして、レディ。貴方方と恐らく同じようにこの船に招待されたものです。ガウェインといいます」 北斎 「よく知っているよ、素敵な絵を描く旦那だってね」 ガウェイン 「ありがとうございます。貴方の方こそ、珍しい技法で素敵な絵を描く方だと伺っていますよ」 北斎 「おやあ、こいつは照れちまうねえ。そうだ、話をするなら、そこにある休憩場に行こうか、ドリンクも飲みたいところだ、なあ、ゴッホ」 ゴッホ 「そ、そうですね」 シャンクマ 4人で向かい合わせのベンチに座りました ランスロット なんか飲み物でもとってきて一緒にお話ししますかね シャンクマ 自販機にあるドリンクが無料で出ていきますよ ランスロット 「おふたりも、オーナーから招待状を受け取られたのですか?」 北斎 「そういったところだね」 ゴッホ うなづく ガウェイン 「絵を描いていればこの船旅が満喫できるのは、魅力的でしたよね」 北斎 「まあ、そうだね何より絵を描いてりゃいいってのがいい」 ゴッホ うなづく ランスロット 「滞在費は全額負担で日当もあり、創作物の著作権はすべて作者に帰属、ただし製作過程の記録などの副産物は提供する……同じ条件でしたか? それと……おふたりは、オーナーと面識などはおありでしたか」 ゴッホ 「何故そんなことを聞くのです?」 ガウェイン 「さきほど、別の方とお話をしていたらその方はどうやらその創作の義務すらない様子だったのです。他にもそんな方がいらっしゃるのかと少し気になっていまして」 ゴッホ 「・・・・・・」 ランスロット 「それで、オーナーには、芸術活動の支援以外に何か目的があるのではないかと……。例えば、そう……夢の世界への扉を開く、とか」 ランスロット オカルトの類に近い話ですけれどね、みたいな感じで 北斎 「ふはははwあのオーナーの考えそうなことじゃないかい」 ゴッホ 「私はあまり詳しくない」 北斎 「私も、あまり知らないがね。そう、さっき招待状をもらったのかと聞かれたね?まあ、もらったはもらったけど、私たちはある人物まあ、言ってしまうが、ダヴィンチからの推薦だったのさ」 ゴッホ 「夢の世界に広げるだけの力を持つ画家だと推薦されたの」 北斎 「笑っちゃう話だよねえ。有象無象を集めて、どんな夢を紡ぐつもりなのやら」 ランスロット 「……その、ダヴィンチという方は、オーナーの目的に沿う芸術家を集めている……ということでしょうか」 北斎 「そういうわけじゃないが、頼まれたので、意向に沿ったものの名を挙げたと言っていたね。なんとも、不穏じゃないかい?」 ランスロット 「なるほど……おふたりは、その不穏な話を聞いた上で、どうしてこの船に? ……ああ、責めるつもりはないのです。ただ、気になりまして」 北斎 「面白そうだったからさ」 ゴッホ 「お金の心配をせずに絵が描けると聞いて」 ガウェイン 「それは確かに大事な理由ですね。あとは推薦された理由である夢の世界を広げる力というものに心当たりはありますか?」 北斎 「それを知って良いのかい?」 ゴッホ 「あまりお勧めはしません」 ランスロット 「……あまり触れない方が良い類のものなのでしょうか」 北斎 「そうかもねえ」 ガウェイン 「貴方方はすでに触れていらっしゃるのです…?お二人とも大丈夫なのですか?」 北斎 「おやご心配はいらないよ。芸術家というのには、ありがちなことさぁ」 ランスロット 「幻想や夢と隣り合わせの世界、ですか」 北斎 「そうそう、理解が早いじゃないか」 ランスロット 「あまり芯から分かってはいませんがね。額縁の中を見ることは、私たちのいるこの場所から違う世界を覗き込むようなものでもあるのだろうと」 ランスロット 「彼はどちらかと言うと、現実世界の美しさを切り取っているように思いますが」 北斎 「なるほどねぇ。そう、ひとつ差し支えないことを教えておこう。この船に集められた芸術家は、世間一般の評価が高く、オーナーの趣味に合ったもの。それか、ダヴィンチが主旨に合いそうなものを挙げたやつ。それの他は、オーナーが特に気に入って取り込んだやるがいるって話だ」 ゴッホ 「あなたは作風をオーナーに気に入られていたと言われています。なんでも、良きものを保とうとする意志を感じるとか」 ランスロット なるほどなあ ランスロット ガウェさんは1個目、この二人は2個目か ガウェイン デルセン先生が2個目の特に気に入られたパターンかな? ランスロット ぽいですねえ なるほど、現実を良いものにとどめておくために夢へ、みたいな話してましたもんね シャンクマ 他に聞くことがなければ、そろそろ昼であることを理由に去ろうとしますよ ランスロット あ、ダ・ヴィンチちゃんの居場所とか聞いてみたいですね ガウェイン あとはもし特に気に入られた人を知っていれば聞きたいですね シャンクマ 聞いてみて! ガウェイン 「貴方方は、その先ほどおっしゃられたオーナーが特に気に入られていた方のお名前は知っていますか?」 ゴッホ 「画家のことしか話題に登らなかったのです」 ガウェイン 「そうだったのですね、ありがとうございます」 ランスロット 「あとは……先ほどのお話に合ったダ・ヴィンチさんにもお話を伺いたいのですが、よくいらっしゃる居場所などはご存知ですか?」 北斎 「うーん自室にいるのが多いと思うが、急には訪ねて行きづらいだろう。ゲストリレーションズに伝言を預けるのが正当というところだろうが。だれか顔の広いのに紹介を求めるのがいいかもな。私はそこまでは親しくはないねえ。近くにいれば話すけれども」 ランスロット 誰だろう顔の広いの ダビデとか? ガウェイン 実はこの二人が既に知り合いだった可能性はないですか 北斎 この二人? 北斎 ああ ガウェイン ガウェ君とランスくん 北斎 じゃあ、ガウェは知識 ランスロットは半分でどうぞ ランスロット CCB =80/2 【知識/2】 (1D100 =40) > 9 > 成功 ガウェイン 1D100 =60 知識 (1D100 =60) > 15 > 成功 ランスロット 知ってはいるんだなあ 北斎 知り合いではないけど、作品とかはよく知っているよ ガウェイン じゃあやっぱりりれーしてってもらうか既に知り合いの人探すかの二択ですね シャンクマ 画家だけでなくて、総合芸術に秀でた人だね、この時代の天才の一人と言われています ガウェイン つまり画家じゃなくても知り合いである可能性がある シャンクマ だべ! シャンクマ フロントとショップは近いからダビデのところに行ってから、フロント(ゲストリレーションズ)で伝言を頼むのもいいのではない? ランスロット いいですね ラウンジ行ってからとか行く前にでも ガウェイン 近い方から寄っていきましょうかー?ってするとラウンジの方が近いのかな シャンクマ そーみたい! シャンクマ (地図が文字だと確認に時間がかかるね!) ガウェイン 先にフロントだと下いって上に戻ってくるって感じになりそうですし先にラウンジいきます? ランスロット ですねえ そんな感じで行きますか シャンクマ はい。ラウンジのあたりにきました。 ランスロット ほいほい また戻ってきた感じですね シャンクマ 目星!(振る機会があれば振る) ランスロット CCB =30 【目星】 (1D100 =30) > 44 > 失敗 ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 41 > 成功 シャンクマ カフェで男性が一人コーヒーと軽食をとっていることに気づいていいです ガウェはその人が隣の席にかけて上着が白衣だと気づいていいですよ ガウェイン ということはサンソン先生! ランスロット さんそんせんせい! シャンクマ 早めのランチといったところです ランスロット おいしゃさんかー どうつついたらいいかしら ガウェイン いったいどんな流れで船に乗ることになったのか聞いてみる感じでしょうかー? ランスロット ああ、いいですね。あと医務室を誰か使ったかとか誰か治療したかとか聞いてみたいすな シャンクマ 患者の個人情報は教えてくれないかもなー ガウェイン 職業倫理考えたらそこは無理そうですね… ランスロット たしかに 世間話程度に忙しいかどうかだけ聞いておこう ランスロット 「お食事中に失礼、先生。少々お聞きしたいことがあるのですが……」 ランスロット カフェならちょっと近くに席取ってからかな サンソン 「おや、どうされました?」 ランスロット 「ランスロットと申します。こちらはガウェイン。先生は医務室の船医の方、ですよね? もしよろしければこの船に乗られたきっかけを教えていただけないでしょうか。 この船旅がどう準備されたのか興味があって、様々な方にお聞きしているのです」 サンソン 「きっかけかい?まあいいけれど。よければ、そちらに座れたらどうかな?」 ランスロット ありがたく座りたいですね ガウェイン その横に座っておきます サンソン 「幼馴染に音楽家がいるんだけれども、そいつに誘われましてね。ちょうど、休みを取ろうとしていたので、まあ、その前に一仕事をと思いまして受けましたよ」 ランスロット 「それではオーナーや船長……雇い主とも、最近であったようなものなのですね」 サンソン 「そういうことだね。どうかしたのかい?」 ガウェイン 「オーナーの選んだ芸術家の人選が少し気になっていまして。もしオーナーたちと元から親しかったのなら知っているかなと考えたのですが」 サンソン 「人選ねえ。ふむう」 ランスロット 「あとは、私たちも……というより、主に彼がですが、元々オーナーと面識があったわけではないのです。長い期間同じ空間にいるわけですから、船員も乗客と同じように、ある意味選定されている面もあるのだろうかと」 サンソン 「ふむう。これは君たちも受けたものだろうから伝えておこう。この船に正式に招待される時に健康診断を受けたと思う」 サンソン 「そこで行われた、心理テストがあったと思うが、それは主に精神力の高さを見るためのものだ。とはいえ、一般的には精神が弱っていないかを調べるものだが、そのテストはどれだけ高いかを調べるものだった。ある種のストレス耐性かな?ただ、一般的に用いられている、たとえば宇宙飛行士とかね?そういうテストではなかったんだ」 ランスロット そういえばSAN値指定ありましたね ガウェイン クリアして乗ってる設定だから高かったんですねぇ ランスロット 「精神力……ですか。船旅に出るのに必要になると?」 サンソン 「そうだね、船旅にまあ、今は何かあれば緊急搬送も可能だし。客船だからできるだけ陸によるしね?そんなに必要とも思えないが、まあ分からなくはない。ただ、あまり知らないテストだったから、気になってオーナーに聞いたんだよ」 ガウェイン 「医者である貴方でもあまり知らないテストだったのですね」 サンソン 「ああ、似た項目はもちろんあるんだが、オリジナルのようだったからね。尋ねた奇妙なことを言われた」 ランスロット 「奇妙なこと?」 サンソン 「ああ、「夢の世界で暮らせる強さ」があるか調べるテストだとおしゃっていたね。まあ、芸術家にとってはここは夢の世界のようなものなのかもだが。変わった言い回しだと思ったよ」 ランスロット 「夢の世界で暮らせる強さ……ですか。それはまた、なんというか。らしい言い回しですね。 ということは、あなたも、あなたのご友人もそのテストをクリアしてここにいる、と」 サンソン 「そうだね。一般船員まで全員というわけではないが、少なくとも重要な地位にいるものは余裕でクリアしているとおっしゃっていたかな。もちろんお客もね。まあ、そのおかげか今のところ、精神的に参っているという話は聞かないね。まあ、まだ一晩だけども。一番多い患者は船酔いだ」 ランスロット 「それはそれは。私も具合が悪くなったら頼らせていただくかもしれません。医務室は忙しいですか?」 サンソン 「いやいや今のところ幸いなことに、忙しくはないよ。常備薬程度ならその場で処方できるから、不調があればくるといい」 ガウェイン 「それはよい知らせですね。ご友人の方も元気そうにしてらっしゃいます?」 サンソン 「あいつはいつでも嫌になるくらい元気さ」 ランスロット 「音楽家の方なら、昨晩のセレモニーで演奏されていたのでしょうか」 サンソン 「ああ。ピアノを弾いていたね」 ガウェイン 「あの素敵なピアノ演奏をしてらした方なのですね。あの演奏は素晴らしかったとお伝えください」 サンソン 「ああ。まあ、だがそこのサロンで午後に演奏すると言っていたから直接言ってもらえるなら、その方が喜ぶとは思うよ。度々演奏するつもりらしい」 ランスロット 「それは良いことを聞きました。きっと聞きに参りましょう」 ランスロット あとなんか聞いとくことあるかなあ ロイヤーズとのあれこれは聞きたいけどどう聞いたものか ガウェイン ロイヤールームに入っていくところみた…だけで聞くのは怪しいですよねぇ… ガウェイン 誰か航海中に知り合いになりましたかとかですかねぇ…? ランスロット ああ、いいですね アマデウスさん以外に知り合いいるかどうかでもいいかも サンソン 「そう、読み聞かせの時間の前あたりに演奏すると言っていたよ」 ランスロット おひるすぎか もう一か所どっか行ってからでちょうどいいくらいでしょうかね ガウェイン 最後に知り合いできたか聞いてみて先生とは一度お別れくらいですかねぇ ランスロット 「ありがとうございます。良き出会いを得られてよかった。先生は、この船に乗られてからどなたか他にお知り合いはできましたか?」 サンソン 「ああ。法律家の方々と少しお話ししたね。愉快な人たちだ。長旅は楽しくやって行きたいものだね」 ガウェイン 「愉快な人たちだというのなら、私たちも知り合った方かもしれません。参考までにどんなお話で盛り上がったかお聞きしても?」 サンソン 「?いや、大したことではないな。ほら二人のやりとりが絶妙?だろ?」 ランスロット 「ああ、それは確かに。軽妙なやり取りをする御仁たちでしたね」 サンソン 「はは、だろう?」 ガウェイン 「どうやら、私たちが思い描いていた方たちと同じようですね。ふふ、ささいなことでしたがありがとうございました」 ランスロット 「突然のことにもかかわらず、ご対応いただきありがとうございました」 サンソン 「いやいや、いつでもどうぞ」 ガウェイン 「ではまた、できれば医務室以外の場所でお会いしたいものです」 サンソン 「確かに!」 シャンクマ さて、どうします? ガウェイン 目的としてはフロントとショップですけど、その前に食事時?さきに下で用事すませます? ランスロット ごはんは演奏聞きにここへ戻ってきたときでもいいかもしれませんね まず用事済ませますか シャンクマ サンソン先生と別れたとことからでしたね ガウェイン フロントとショップへ行くんでしたっけ ランスロット そうですね、ダ・ヴィンチちゃんへの伝言を託しにフロントへ、顔の広そうなダビデさんに会いにショップへ ランスロット どっちも5Fか ガウェイン ではまず5F行きましょうか ランスロット いきましょう! シャンクマ 12:30 シャンクマ 5Fにきました ガウェイン 他にめぼしい人はいないかな シャンクマ 他に気になる人がいないかな?? シャンクマ めぼしたーいむ ランスロット CCB =30 【目星】 (1D100 =30) > 1 > 決定的成功/スペシャル ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 18 > 成功 シャンクマ フロントには女性が一人 シャンクマ ショップにはダビデとドルセントがいます。フロントの前にあるロビーの椅子にまだ挨拶をしていない黒髪の女性と ダンサーと龍馬がいます。クリティカルとして龍馬が貴方たちに気付きほほえんで目線で挨拶をしました ガウェイン 挨拶くれましたし、りょまさんから行きます? ランスロット ですね! おつまみとか持ってきてくれた人だ!って感じで近寄っていきたいです シャンクマ どぞ ランスロット 「ああ、料理を部屋まで運んでくれた……昨日はどうも」 龍馬 「やあ、お二方。お見かけしたので挨拶してしまったよ。今はお忙しいのかな?」にっこり ランスロット 「いや、今日は……というか、今日もフロントに用があってね。……と、そちらは……」ダンサー二人に目を向けます 龍馬 「やあ、こちらは前話した以蔵さんとお竜さんとマタハリさん、それから……」 ?? 「こらこら、君、こんな美丈夫と知り合いになって紹介が今になるのかい?」 龍馬 「今してるでしょ。こちらは画家兼色々のダヴィンチ女史ですよ」 ランスロット 「……思ったよりすぐに目的を果たせそうだね。ラッキーだ」ガウェさんにこそっと ガウェイン 「ええ、これは幸先が良いようです。このまま仲良くなれればよいのですが」ラさんにこそこそ 龍馬 「二人ともどうかしたかい?」 龍馬 コソコソと 龍馬 「いやー通り掛かってくれてよかったよ、女史が以蔵さんを気に入ってくれたのはいいんだけど、しつこくモデルに勧誘するから、以蔵さん機嫌を損ねてしまって、今にも…だったからさ」片目を瞑る。 ガウェイン 「いえ、こちらこそ。私の憧れの画家でしたので、紹介いただきありがとうございます。それが貴方の助けになったならなおさらです」こちらもウィンクをパチリ 龍馬 「ふふふ、それはよかった。よければ一緒にお茶はいかがかな?僕は今休憩中だから、前よりはゆっくり話せると思うよ。もちろん女史に紹介しないといけないしね」 ガウェイン 「ぜひ。そのお誘いお受けいたしましょう。ランスロットもよろしいですよね?」振り返って顔を見上げる ランスロット 「ああ、願ってもない機会だ。よろしくお願いいたします、レディ」 龍馬 「以蔵さん、よければ二人の分の飲み物を頼んできてくれるかな?」 以蔵 「はあ?めんど、仕方ないやつじゃな、まっちょけ」 以蔵 我が意を得たりとばかりに席を立ちます。 ランスロット 席を立った以蔵さんの背中を見つめつつ、席にガウェさんと座りたいですね シャンクマ 円形のテーブルを囲んでいたので、みんなでズレてくれれて、席につくことができたよ 龍馬 「さて、ダ・ヴィンチ女史はご存知かもだけど、こちらは画家のガウェインさんとその秘書兼ボディガードのランスロットさんだよ」 ダヴィンチ 「ああ、画家の君のことはよく知っているよ。素敵な絵を描く御仁だね」 ガウェイン 「ありがとうございます。貴方ほどの方に知っていただけるとは光栄ですね」 ダヴィンチ 「いやー照れるなあ、ランスロット君は画家ではないようだけれど、ずいぶん鍛えているね。ボディーガードというのも頷ける。隙のない姿だ!」 ランスロット 「嬉しいお言葉です。軍退役はしましたが鍛えていますので、彼を守る役目は何とか果たせています」 ダヴィンチ 「なるほどなるほど、元軍人。納得の威風だね!きしみたいだ」 ガウェイン 「ふふ、でしょう?彼は私の為に現役時代のままの肉体を維持してくれているんですよ」誇らしげ ダヴィンチ 「!!いいねえ、羨ましいねえ。その割には君はその芸術を絵筆で表現しようとはしないんだね」 ガウェイン 「まだ未熟な私の腕では彼の美を描ききることが難しいのです。それに今の私は緑を表現することに執心していましてね」 ダヴィンチ 「ふむ。拝見したことあるよ。あの緑はいいね。深みがある」 ガウェイン 「ありがとうございます。私の自慢の色なのです」 シャンクマ 給仕の人が注文を聞きにきました。 シャンクマ どうやら、以蔵は体良く逃げたようですね。 シャンクマ さて、何か聞きたいことがあったのならば、どうぞなのです ランスロット 何だろうな まずはオーナーとの関係性ですかね ガウェイン そこらへんからですかねぇ・・・ガウェさんがダヴィンチちゃんから推薦されてたら話は早かったんですけど ランスロット そのあたりの違いというか、オーナーが直接集めた人、ダ・ヴィンチちゃん推薦合わせてオーナーが求めているものの示唆とかも聞けるといいかもしれませんね ランスロット 「この船に乗っている芸術家の中には、レディ・ダ・ヴィンチ、あなたからオーナーへ推薦した方々がいらっしゃるとお聞きしました。それがどういった経緯だったかをお聞きしたくて」 ダヴィンチ 「推薦したってほどでもないんだがね、彼の気に入りそうな芸術家の名前を挙げたことならあるんだ。君もその一人だね」 ランスロット 「元々オーナーとはお知り合いで?」 ダヴィンチ 「そうだね、何度か会ったことがある。彼も若い頃は大層な美男子でね!まあ、今でも美しくはあるが。若い頃の方が夢見る表情と相まって独特の色気が」 ダヴィンチ なんかまだしゃべってます ガウェイン 「オーナーの気に入りの芸術家が分かる程には親好があったんでしょうか?それにオーナーの方もわざわざ貴方に聞いたのでしょう?」 ダヴィンチ 「まあ、そうしょっちゅう会っていたわけではないし、会っても芸術の話しかしないから、深く彼のことを知っているかと言われれば、否と答えるが、友人ではあるよ」 ランスロット この後オーナーの好みというか、どういう趣向に沿ってダ・ヴィンチちゃんが芸術家の名前を挙げたかを聞こうと思うんですが、一応この時点でオーナーとの仲がそこまでではなかった辺りで心理学振ってみたいと思うんですが、どうでしょう? ダヴィンチ OK シャンクマ シークレットダイス ??? シャンクマ そうですね、そこまで仲が良くない友人だったという印象に嘘をついているかんじはしませんね ランスロット ふむふむ じゃあとりあえずガウェさんがつっこんでくれたところまででその話には掘らないでおこうかしら ランスロット 「なるほど……それでオーナーの好みをご存知だったのですね。オーナーが好みそうな芸術家というのは、具体的にはどういった方々なのですか?」 ダヴィンチ 「ふむ、前衛的なのは好まないね。好みはクラシックだ。ただ、君の絵や彼のダンスのように、物事の本質をシンプルに表現したものは古典的でなくとも好むようだよ。生命の息吹を感じるようなものだね」 ランスロット 「本質をシンプルに……確かに、彼の絵はストレートに表現するものですし、ディナーで拝見したダンスもエネルギーが感じられるものだったように思います」 ランスロット 「オーナーからは、どのような依頼だったのですか? 好みに合った芸術家を知りたいというような?」 ダヴィンチ 「いや、依頼というほどのものではないさ。酒を酌み交わしている時に強請られた感じだね。その時はまさか、こんな盛大な旅を企画するとは知らなかった」 ランスロット 「確かに桁違いに盛大なものです。あなたがこの船に乗られたのは、やはりオーナーから招待状を受け取られたからですか?」 ダヴィンチ 「ああ、そうだね。こんな面白い試みを受けないわけにはいかないだろう?」 ダヴィンチ じゃあ、ランスの分ね シャナンクマ シークレットダイス ??? シャンクマ 次ガウェ シャンクマ シークレットダイス ??? シャンクマ では、ランスロットはダヴィンチがこの試みを単に面白いと感じているのではなく、本当は不安に思っているのではないかと感じます シャンクマ ガウェインは、ダヴィンチはこの試みに乗り気であり楽しみにしていると感じます。 ランスロット いい具合にツッコミどころが! ガウェイン ガウェさんは乗り気なダヴィンチちゃん見てふんふんなるほど~という顔をしている訳ですね ランスロット 「……何か、この旅に不安なことがおありなのですか?」 ガウェイン え?って顔をしそうになるけどランスさんの言うことだからって黙ってにこにこし続けるガウェさん ダヴィンチ 「!!はは、いや何。彼はずいぶんこの旅につぎ込んでるだろう?少々心配でね。試み事態は楽しんでいるとも」 ランスロット 「……私財を擲っているようだと言われているのは見ましたね。その「試み」……オーナーがこの船で何をしようとしているのか、あなたはご存知なのですか?」 ダヴィンチ 「さて、言った通り私たちは親友同士というほどには親しくはない。彼が何を望んでいるのかは分かりかねる。しかし、いつも夢見る人のようだった彼の澄んだ瞳が、いつしか現実の悲惨さを知ったように澱んでいくのは見てきたつもりだ。その彼が、また、希望に輝く瞳でこう言ってきたのさ『長年の望みが叶い懸念が払拭される。芸術の岸部は永遠Iなるのさ』彼の瞳が濁っていくのを見るだけだった私が、この試みに付き合おうと思うにはそれで十分だった」 ランスロット 「その輝きをもう一度絶やさないために、ですか」 ダヴィンチ 「……そう、いや。興味があった。彼がそれほど望むものに。ああ、そうだね、伝わりにくいかな。彼の瞳は美しい。それだけで、私には価値のあるものだ」 ダヴィンチ 肩をすくめて諦めたようにそう言います。 ランスロット 「だからあなたは、この船に乗ったのですね。……たとえ、片道切符になったとしても、この船の、彼の夢の果てを見るために」 ダヴィンチ 「さて、片道切符になるとは大袈裟だね。そう、まあだとしても乗っていただろうさ。ここは彼の夢の果てだ」 龍馬 「随分不穏な話じゃないかい?このままその話をするのなら、よければ場所を変えようか?」 龍馬 シークレットダイス ??? 龍馬 小さい声で 龍馬 「注目をお詰めてしまっているようだ」 シャンクマ 目星をどうぞ ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 61 > 成功 ランスロット CCB =30 【目星】 (1D100 =30) > 6 > スペシャル シャンクマ 二人は、ダビデがこちらをみているのに気づきます。そして、ダビデも二人が気づいたことに気付いたのでしょう。微笑むと近寄ってきます。 ダビデ 「やあ、少し声が高かったかな。しかし興味深い話じゃないかい?場所なら提供しようとも。そろそろ昼だからね。特別メニューでおもてなししようかな?」 ダビデ というわけで、SPによってダビデが釣れました。 シャンクマ 船上にて 2日目 13:00 ダビデ 「やあ、少し声が高かったかな。しかし興味深い話じゃないかい?場所なら提供しようとも。そろそろ昼だからね。特別メニューでおもてなししようかな?」 シャンクマ ダヴィンチちゃんとオーナーとこの航海に関する不穏な話をしていると、少し声が高くなっていたらしく、ショップの前にいたダビデから声をかけられました。 シャンクマ と言うところからでした。 シャンクマ いるのは、ガウェランの二人と、龍馬とダヴィンチちゃん、そしてダビデ。ここにロイヤーズもいれば、ここがカルデアだったら完璧事件です。 シャンクマ いなくても、俯瞰して物を見がちだけど、一見、ニコニコなんでもなさそうなメンツ揃い踏み。 シャンクマ さあ、どうする正面突破傾向が否めないガウェランの二人?! シャンクマ とりあえず、お食事の誘いに乗るかどうかを回答してね。 ランスロット とりあえず食事の誘いにはOK出したいところですよねえ ガウェイン そうですね まずは食事の誘いにのってあとはまた流れで…… ランスロット そんな感じでいいのではと……ダビデさんがどんな立ち位置か分からないですし 後ろ暗いハンドアウトを持っていないPC2人はどちらにせよ正面突破するしかないという…… ガウェイン あとは他の人たちが逃げないことを祈りつつですねぇ ランスロット ですね! とりあえず返答してしまいますか…… ランスロット この時点でダビデさんの顔知ってましたっけこの二人 ガウェイン 一回どっかであったような…… シャンクマ ガウェインが目眩を起こしているときに目があったか シャンクマ 目についただったか。 シャンクマ あとは、図書館で新聞読んでる時に会ったのでは? シャンクマ 登場人物多すぎ問題。 ガウェイン ミドキャスちゃんとダビデが一緒の時にカフェでお茶してましたわ!! シャンクマ もっと関わりが増えるぞドン!! ランスロット めっちゃ喋ってましたわ! あぶないあぶない「貴方は……?」とか言うところでしたわ ガウェイン なんでもやさんだからごひいきにっておっしゃられてましたわ! ガウェイン 実はここでも一緒にドルセントさんがいらっしゃいまして? シャンクマ 店の奥の方にいるかもしれませんが、ぱっと見みえません。 ランスロット 「貴方は、ライブラリ近くのカフェでお会いした……」 ダビデ 「やあ、ショップにいるって言っただろう?興味深い話をしているからね。美女もいることだし、是非とも皆で食事でもどうかとね」 ランスロット これ、ここにいる面子(龍馬さんとダ・ヴィンチちゃん含む)全員に言ってる感じです? ダビデ 全員、特にダヴィンチちゃんに言ってる感じですよ ランスロット やっぱりさっきの一連の流れに引っかかるあれそれがあった感じなのか……とりあえずそう聞かれたならガウェさんの方をちらっと見てどうする?みたいな視線を交わしますわ ガウェイン ではこちらのお誘いに応じましょうということでランスさんの方見て頷きますわ あとは私たちはこの誘いに乗ろうと思うがお二人はどうします?という感じでお答えしましょうか ランスロット ですわね! できれば全員そろってお話合いがしたいのですわ 逃げそうな方がいらしたら説得も辞さないのですわ ガウェイン 「お誘いありがとうございます。私たち二人はこの後にご飯の予定だったので、調度よかった。お二人も行きませんか?」 龍馬 「……そうだね、とても魅力的だけれど、以蔵さんたちが食いっぱぐれたって文句をいいそうだなあ」 ダヴィンチ 「喜んで招待を受けようかな、君とは話したいこともあったんだよ」 ダビデ 「おや、なんの話だろう。楽しみだね。坂本は電話で聞いてきたらいいじゃないかい?君が誘いたいなら誘うといい。人数は増えても大丈夫だ」 龍馬 「そうかい?それじゃあ、ちょっと失礼するよ」 シャンクマ 坂本は携帯を持ってちょっと席を外しました。 シャンクマ まだ、圏内みたいですね。 ランスロット ちょっと大きめのお食事会の様相を呈してきたのですわ 連絡とってくるのを待ちつつ……いまのうち何かしておくことありますかしら シャンクマ 何かしたいことがあればするのですわ。ダイスを振るのも歓迎よ。だったTRPGですもの。 ガウェイン うーんあまり先程の話題を出さない程度で雑談?です?あとは二枚貝の夢でのことを思い出せるかレッツチャレンジというやつです? ランスロット そんな感じですかねえ 基本的な氏素性はみんな聞いてますが、現実世界でどこまで情報持ってるか分からなくなりますねこれは ランスロット 具体的な雑談と一緒に、ダビデマンに心理学振ってみるのもいいかもな気がしてきました。今この状況で、どういう意図で話しかけてきたのか、みたいな方向で ガウェイン ほうほう それはまたガウェさんも一緒にふってみてもいいやつです? ガウェイン それともあんまり心理学の結果を確定させるのはよろしくない感じです? ランスロット どっちも極端な結果が出る可能性を鑑みると、ロールプレイがややこしくなるのでランスさんだけという手もありますが、PLが得られる情報の確度を高めるには二人同時に振った方が良いというのもありつつの…… シャンクマ 心理学を振るときは、漠然とじゃなくて、相手の〇〇な行動について、とか、あの態度はどう思ってやっているのか?とか言ってくれるとよし。漠然とやると、漠然としか返ってこないかもよ。 シャンクマ しばらくすると、龍馬が帰って来て、以蔵さんたちは来ないみたいだとちょっと残念そうにします。 ダビデ 「他に招きたい人はいないかな?」 ダヴィンチ 「私は大丈夫だよ」 シャンクマ ダビデにそちらは?って感じで見られるよ。 ランスロット ダビデさんは別段今敵対しているとかでもないので、どっちも探りを入れるよりかは片方が気にしている、くらいでもいいかもしれませんね 振るとしたら、ダビデさんが特にダ・ヴィンチちゃんに向けて視線を向けたのが、美女だから以外に何か理由があるのかどうか、かな シャンクマ ふむ。その内容で振ってもいいですよ。振る? ガウェイン 今回はガウェさんは静観しておくことにします(心理学に関してね!) ランスロット ではランスさん心理学振ります! 先述の内容について、ダビデさんに対して! シャンクマ 心理学幾つでしたけ? ランスロット 70ですね シャンクマ シークレットダイス ??? ダビデ シークレットダイス ??? ダヴィンチ シークレットダイス ??? 龍馬 シークレットダイス ??? シャンクマ ランスロットは、ダビデはもちろん美女とお話をしたいが、何か探りたいことがあるために、この場を利用して近づこうとしていることがわかります。 ランスロット 美女とお話したい気持ちに嘘はないけれど、何か狙いもあると…… ランスロット とりあえず、美女だからという額面通りの話というよりさっきまで話していたオーナーとのあれこれに関する含みもあるんだろうなあと思っておきますね あと私は特にここからキャラは増やさなくてもいいかなと思いますが…… ガウェイン そうですね……ここから気軽に呼べるような仲のキャラもいないですし…… ガウェイン 「お気遣いありがとうございます。私たちも二人で大丈夫です」 ダビデ 「それじゃあ、きたまえ。12Fだよ」 ダビデ 「やあ、ここは私室だからね。くつろいでくれたまえ。食事はダイニングにどうぞ。秘密の話にはもってこいだろう」 ダヴィンチ 「おや、スイートルームは部屋によって随分印象が違うんだね」 ダビデ 「もちろんさ。いやーこの船はお金のかけ方が、細かいからね。個性的なのはスイートルームだけじゃない。君たちも他のメンバーの部屋を見ているといい。随分と居心地のいいようになっているはずだよ」 龍馬 「ああ、全部の部屋が招待客の気にいるように作られているみたいだったね。僕たち従業員の部屋もだから恐れ入るよ」 ダビデ シークレットダイス ??? ダビデ 「…なるほど興味深いね。従業員全員かい?」 龍馬 シークレットダイス ??? 龍馬 「まさか、貴方も知っているでしょう?」 ダビデ 「…!もちろん。いやー有意義な食事会になりそうだね。みんな、テーブルについてくれたまえ」 ガウェイン 二人が話してる間にお部屋に目星したいです シャンクマ 目星どうぞ。 ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 55 > 成功 シャンクマ では、全ての部屋がオープンになって壁を取っ払っている部屋で(バスルーム以外)仕切りがあるところもガラスのため、部屋の全てが見渡せるようになっています。ダイニングの他に商談に向くような大きなソファーがあるなど、人を招くようになっている部屋の中央に大きなベッドがあります。全体的に、木目と白を基調としたシンプルな内装です。ソファーの前のローテーブルに、自分達の部屋にもあった、白紙の日記帳が置かれてます。 シャンクマ 他に目立ったことはありません。 ランスロット それではランスさんは喋っているダビデと龍馬さんにそれぞれ心理学しましょうかね いまのやり取りのなかでそれぞれが何を気にしたのか……とかだと曖昧ですかね? シャンクマ ライティングデスクのような、書斎的家具はなく、ベッドの脇にいくつか本が積まれており、本のいくつかはオーナーの著作だとわかります。 シャンクマ 言い忘れた。目星は他にないよ。 シャンクマ ふむ。 ガウェイン というかまさにこの画像みたいなお部屋ですのね シャンクマ 振ります。 シャンクマ ダビデ シャンクマ シークレットダイス ??? シャンクマ 龍馬 シャンクマ シークレットダイス ??? シャンクマ では、ランスロットはダビデはわざと龍馬を試すために話を振っているが、龍馬があまりに鋭いために感心していると思うでしょう。 シャンクマ また、龍馬はその洞察力が鋭すぎて、何か企んでいるか、そうでなくとも、含むところがあるようにみえ、信用することが難しい相手だと確信します。 シャンクマ wこれは、根拠があって シャンクマ 信用に足りると思ったら、解除してもいいですよ シャンクマ 宣言してね。 ランスロット 了解しました。でもSPとしてはある種正しいとも言えると思うので、いちいち根拠を求める方向性で行こう シャンクマ では、食事が運ばれてきました。運んできたのは兄貴ですがメンバーを見て、我関せずを決めたようで。無駄口を一切たたかず、部屋を出ました。 ダビデ 「さて、さて、お腹も膨れたところで腹蔵ないところを話しあおうじゃないか」 ランスロット 宣言遅くなっちゃったんですけど、ちなみに、今の兄貴が例のブローチつけてたかどうかとか分かります? シャンくま 目星どうぞですにゃん。 ランスロット CCB =30 【目星】 (1D100 =30) > 50 > 失敗 シャンくま わからんかったにゃん。 ガウェイン う、じゃあガウェさんふってもいいです?手遅れです? シャンくま 振ってもいいよ。 ガウェイン 1D100 =75 目星 (1D100 =75) > 41 > 成功 シャンくま ブローチはありませんでした。 シャンくま なので、初回のカクテルパーティにいた兄貴とは違う兄貴??と思っていいですよ。 シャンクマ さて、聴き放題質問タイム。 シャンクマ ただし、話している内容に興味があるとNPC同士の会話が止まらなくなることもあるから、割り込むんだ。 シャンクマ スピードで割り込めなかったら、ちょいストップって言ってね。 シャンクマ よろしければ、最初の質問をどうぞ。 ガウェイン うーんここに来る前はダヴィンチちゃんとオーナーの企みについてのお話してたわけですけど、またその続きから質問します? ランスロット そうですね、多分「片道切符」あたりがセンサーに引っかかったキーワードなのかなと思いつつ、半分カマかけみたいなもんだったからなあ ガウェイン 今の状況だとちょっとりょうまさんとダビデさんが盛り上がってるきがしますが、一応ダヴィンチちゃんにまた船に乗った動機あたり掘り下げています? ランスロット そうですね、その辺りダ・ヴィンチちゃんに再確認しつつ、割って入ってきたダビデ氏の意向を探る方向で行きますかね あとちょっと時間経ちすぎて現実のガウェランがオーナーの企てに関してどこまで認識してたのか把握できてない自分がおり……(ログ遡りちゅう) シャンクマ 夢側の知識は、船上では使えないので気をつけてください。思い出したりすることもありません。ええ、まあ、今のところ。 ランスロット 多分、ガウェラン二人が持っている主な危機感のもとはアビーちゃんの警告でしょうかね。「鍵を盗まれた」と「早く船を降りた方が良い」「帰り道のことを(オーナーは)考えていない」とか あとはアンデル先生が言ってた「世界を素晴らしいものにとどめようとしている」と、ロイヤーズとのやり取り……かな ガウェイン うーんでは、片道になるかどうかをはっきり知っているかそれでも乗ったあたりから攻めますか ランスロット そうですね! きっとそれでも乗っていたのがダ・ヴィンチちゃんなので、聞くならそうだなあ ランスロット 「急なことでしたが、このような場を設けていただき、ありがとうございます。……それであれば、先ほどまでの話の続きを。レディ・ダ・ヴィンチ、あなたは……オーナーの用意したこの船旅が、片道切符のものであってもきっと乗っただろうと仰いましたね」 ダヴィンチ 「ああ、友人だからね。もしも無謀なことをしているのだとしたら、止めなければならないだろう?」 ランスロット 「この船旅は、そもそも相当無謀な試みだと伺っています。貴方は今、オーナーを止めようとなさっているのですか? ……それとも、無謀さは他のところにあるのでしょうか」 ダヴィンチ 「他のところ?」 ランスロット 「私財を擲っての航海、それだけでもかなり危うい話だと思います。けれど、貴方はオーナーの「長年の望みを叶える」という言葉を聞いてらしたと伺いました。ですから、自棄になって理想を集めた船旅を作ったというだけではなく、何か他の目的があるのではないかと……貴方もそう思っていらっしゃるのではありませんか?」 ランスロット 「そして、その目的に何か、私財を擲つ以外の無謀さがあるのではないかと」 ダヴィンチ 「そう、そうだね。ミミがやっていることと言ったら、全く破滅的で先が無いように思える。だけどさっき言ったように、彼自身は全く明るいんだ。希望に満ちている。だから見守りたいと思っている。取り返しのつかないことにはならないように、彼の望みが叶う前に」 ダビデ シークレットダイス ??? 龍馬 シークレットダイス ??? ダビデ 「ふむ。物理的、心身に関しては君が見守っていれば安心だろう。だけど、彼の望みが周りを巻き込む事態だったなら、君の力で取り返しをつけられるのかい?」 ダヴィンチ 「あいつは、あいつは優しいヤツだ。人を苦しめようとすることなんてない」 龍馬 「うーん。人の一面はその人に見せる面だけではないだろう?もちろん。友人を信じたいという気持ちは、痛いほどわかるけれどね」 ランスロット 「……ここまで信頼してくださるご友人を得るというのは、なかなかできることではないでしょう。逆に言えば、人を信頼するということもまた、稀有なことだと思います。けれど、知らなかったでは遅いということもある。すでに、私たちは何かこの船旅に「知らないこと」があることを知っています。……夢の果てがどんなものか結論付ける前に、せめて、知り得ることは知りたいのです」 ダヴィンチ 「………ああ、いや。わかるよ」 ダビデ 「やあ、なんだか湿っぽくなったね。知り得る情報を集める。良い結論だ。では、今度こそ腹を割って話そう。まずは僕からかな」 ダビデ 「さて、情報の開示を求めるならまずは自分からだね。僕は、この船に関するほとんど全ての物品の購入履歴を見ることができる立場にある。このオーナーの気遣いとセンスと個人情報収集能力を込めた部屋のインテリアを手配したのも僕だ。まあ、もちろん最終管理だけだけどね。そこで知り得た情報がいくつかある」 ダビデ 「ミスター坂本もいくつかは気づいているようだ。信頼の証に君から開示してくれないかい?」 龍馬 「やあ、そう言われたら話さないわけにはいかないね。僕が知っているのは、この船の部屋の内装はダビデ氏のおっしゃる通り、オーナーの気遣いに満ちている。だけど全ての部屋がそうなわけではない。僕みたいな従業員の部屋にも思いやりがあるのにね。僕の部屋は帆船の模型と航海地図でいっぱいだ。夢の操舵室のようさ」 龍馬 「だけど、僕の同僚の一人の部屋は全く味気ないものでさ。比べるとバカにしているみたいだよ。そうなると、当然何に違いがあるのか調べるだろう?」 ダヴィンチ 「違いは分かったのかい?」 龍馬 「確証を得たわけではないけれど、僕らが事前に受けた健康診断にあった心理テストの結果じゃないかとあたりをつけているところだ。なんで、そんなことをするのか、全くわからないのだけどね」 ランスロット 「心理テストの結果……ですか。ちなみに、傾向的にはどういった結果だと、部屋が特徴的なものになっているのですか?」 ランスロット ガウェさんとランスさんの部屋はどっちなんだろう アトリエがあるということは「ある」方なのか、割と内装がシンプルだったあたり「ない」方なのか ガウェイン 重要な地位にいるものは皆クリアしてるというお話だったから多分テストの結果はよくて「ある」方のお部屋なんじゃないですかねぇ 龍馬 「想像力、芸術性、はたまた夢想する力、いわゆる精神力の高さを測るものだと思う。それが、一般的なものかは門外漢でわからないけど」 ダヴィンチ 「門外漢だなんてとんでもない。確かにあのテストは精神力をそれも想像力に関連したものを測るテストだよ。彼の長年の研究だ。必ずしも世間一般の精神力を測る検査と結果が一致するわけではない。夢想する力か。いいえて妙だな。そう、あのテストはそれを測る為のものなんだろう」 ダビデ 「夢想する力ねえ、そんなものは意識したことはないが。この部屋にオーナーの思いやりがあるのだとしたら、僕もその力が強いということなのかな」 ガウェイン 「そういえばサンソン医師からも、そのテストがオリジナルの項目が多いと聞きました。オーナーはそれを「夢の世界で暮らせる力」だとおっしゃっていたとか」 ダヴィンチ 「実業家なんかでも成功した人には、数値が高い人が多いぜ。「夢の世界で暮らせる力?」何かの暗喩かな」 ダビデ 「そうだね。夢で暮らせたからって、なんだって感じだしね」 ガウェイン 「しかし、その力の数値を持ってして部屋の装飾を決められたのでしょう?何か心当たりはないのでしょうか?」 ランスロット キリが良いところでいいのですが、ガウェさんの投げかけに対するこの場にいる3人の態度あたりに心理学振ってみたいです 「夢で暮らす」という言い方をされていることについて、どう感じているか……というか、心当たりがないかどうか ダビデ OK シャンくま 対ダビデ シャンくま シークレットダイス ??? ランスロット OKOK シャンくま では、ダビデは、到底夢でくらすなんてことは本気にしていないことがわかります。 シャンくま 対龍馬 シャンくま シークレットダイス ??? シャンくま 龍馬は全く本気にしていなくて、他の意味があるのではないかと考えているようです。 シャンくま ダヴィンチちゃん シャンくま シークレットダイス ??? シャンくま ダヴィンチちゃんは、実際に夢の中で暮らせるかどうかはともかく。少なくともミミさんが本気で夢の世界に行こうとしているのではと、考えているようです。 ダビデ 「この話の結論は、ここで出そうもないな。結局坂本にばかり話させてしまったね。次こそ僕の番だ」 ダビデ 「さて、今回、強引にでも不穏な話をしている君たちを誘ったのは、僕がさらに不穏な事実を知っているからだ」 ランスロット 「不穏な事実、ですか?」 ダビデ 「そう。今日の夕方。この船に小船とヘリコプターが着く予定になっている」 龍馬 「定期便だろう?それのどこが不穏なんだい?」 ダビデ 「君のその同僚はどうなんだろうね。その時、この船に乗っている、従業員の何割かは降ろされることになっているんだ」 龍馬 「は?」 ダヴィンチ 「そんなことは聞いていない」 ガウェイン 「その際の、降ろされる従業員の選別にも先ほどのテスト、もしくは部屋の調度の具合が関わっている……のですか?」 ダビデ 「おそらく。しかし、これは何の為のものだと思う?」 ガウェイン サンソン先生が一般乗組員全員が合格しているわけではないってゆってましたね 龍馬 シークレットダイス ??? 龍馬 「ああ、分かった。いや、分かっていないかもしれないが、もしと仮定してのことだけれど」 ダビデ 「言ってみたまえよ」 龍馬 「ああ、うん。誰も嘘を言っていないとしてだよ?オーナーミミは優しい。人を陥れたり傷つけようなんてしない」 ダヴィンチ 「そして、『夢想する力』が強ければ、夢の世界で暮らせると信じている」 龍馬 「だから、これはきっと、最終避難だ」 ダビデ 「ふむ。なるほど」 ダビデ 「それで?僕たちはその時船を降りるべきかな?」 ダビデ 「僕の力で、迎えの小船を増やすことはできる。だから希望する者は、船から下ろすことができる」 龍馬 「僕は残るよ。どのみち、全員を下ろすことなんて出来ないんだから。もしも、この船が間違った航海をするのなら、行く先を変えなければならないからね」 ダヴィンチ 「僕も残るさ。だけど、君たちが残る必要はないんだぜ」 ダヴィンチ 「まあ、別に死にに行くってわけじゃない。もしかしたら、大遭難の大冒険が待っているかもしれないけれどね」 ダビデ 「まあ、すぐに決めなくてもいいし。他に下ろしたいものが出来たら教えてくれればいい。ちなみに僕は、同僚の娘を降ろすよ。あれは、息子の友人()だからね。せいぜい増やせる枠は10人くらいだと弁えてくれたまえ」 龍馬 「承知した。…ああ、休憩時間が終わってしまうな。僕は行くよ。今日の夕方までに分かったことがあれば、知らせたいがどうすればいいかな」 ダビデ 「今日までは、携帯が圏内らしいよ」 ダヴィデ 「じゃあ、交換しよう……ああ、なあ。もう一つ連絡手段を作らないかい?」 ランスロット 「ガウェイン、私たちも連絡先を交換しておこう。……もう一つ、というのは?」 ダヴィデ 「伝言板のような、通信手段が途切れても連絡が残せるものがいいな」 ガウェイン 「ええ、お二人とも、お願いします。」 龍馬 「ああ、頼むよ。僕の番号はこれだ。フロントに伝言をのこすかい?」 ダヴィンチ 「残る物がいいと思うんだ」 ランスロット 「電子機器ではなく……手書きか何かで残せるものがよいでしょうか」 ダビデ 「手書きねえ。ああ、おあつらえむきのものがある」 ダビデ ダビデは、ソファーのテーブルから日記帳を取りました。 ダビデ 「これに残そう。どこか、目につくとことに置こうか」 龍馬 「なるほど、僕のものもそうしようかな」 ダヴィンチ 「僕のものは、僕の部屋に置こうかな。僕なりの考察を綴ることにするよ」 ガウェイン 「簡単に目につくところ、といえばライブラリはどうでしょう?司書のレディに頼めば置かせてくれると思いますが」 ダビデ 「それはいいね」 龍馬 「なら、僕のものは、それこそフロントに置こう。伝言ならフロントだよ。さて、本当にそろそろいかなきゃ、同僚が怒り出すだろうな」 ダビデ 「それでは、夕方17:00までには少なくとも連絡を。定期便が来るのは18:00だ」 ダヴィンチ 「分かった。それじゃあ」 シャンくま それじゃあ、いったん解散の挨拶をして、今回はここまでとなります。 シャンクマ 船上 2日目 14:00 シャンクマ ダビデの部屋での会議を終えた後です。夕方までに この不穏な船から脱出するルートができた模様です。さてさて、何かしたいことはあるかな? シャンクマ また、ダビデの部屋を出てどこに行くかな? ランスロット そうですねえ……定期便どうするかのRPはとりあえず挟みたいですね PLは残る気満々ですけど…… ガウェイン 一応解散は終わってるんですよね?ガウェラン二人で定期便どうするかのRPして、またダビデさん達には夕方に伝える形になりますかね ランスロット そうですね、ガウェラン間で会話する感じで、あと3時間以内に調べものしてからその結果と一緒に報告とかでしょうか ガウェイン あと今なら14時なので一時間後の読み聞かせ間に合いますけどちょっと流れ的に難しいですかねえ ランスロット 何かしら理由つけてライブラリに行ったときに偶然立ち会う感じで行ってみたいところですね ガウェさんがライブラリのメモを話題に出してくれましたし ランスロット 現実でやっておきたいこと、今の感じだとロイヤーズの動向もちょっと聞いてみたい感はあります 会話してから多少時間経ってますし、下船するうんぬんの話とかを振ってみてちょっと反応が見たい ガウェイン 確かに……下船の話振って反応みたいところですね……他にその話ふれそうな人たちも思いつかないですし……誰も彼もにしていい話ではないでしょうし…… ガウェイン 流れ的にはライブラリ行って、読み聞かせなんとかきいて、次にロイヤーズにあってしたら夕方になるくらいですかね~ ランスロット そうですね、やりたいことはそんな感じでしょうか……従業員枠となるとサンソン先生とかさっきの青いお兄さんとか緑の人もありなんでしょうが、他は時間余りそうだったら考慮する感じで シャンくま 読み聞かせまでだと時間が余りそうですけど、直行します?その前にライブラリーでなんかするのかな? ランスロット うーん、そこ迷いどころなんですよね なんか調べることあったかな ガウェイン 1時間程度で終わるような他の用事か、ライブラリで1時間の何か…… ランスロット ロイヤールーム同じ階ですよね? そっち先に行きますか ガウェイン そうしましょうか ライブラリは一回いってオーナーの本はもう読んじゃいましたし…… シャンくま ふむ。では、軽くロールプレイをどうぞなのです。 ランスロット ですね!それで行きましょう 足りない知識あればライブラリで保管できたら一番良かったですが ランスロット 「さて……ガウェイン、先ほどの、定期便の話だが」 ランスロット ちょっと言い淀む感じで言います。ガウェインの身の安全を守るのが使命なので一緒に帰った方が良いと思う気持ちもあり、ここで放り出すのも……という感じ ガウェイン 「ええ、私のSPとしてついてきてもらっている貴方に言うのは酷な話ですが。一緒に残ってもらえますか、ランスロット」 ガウェイン 残りたそうなランスロットさんを察しつつ、自分ももともと残る気持ちだったのでめっちゃぐいぐいお願いするガウェさん ランスロット 「……いいのか。身の安全は保障できないどころか、この船に乗っている限り、危険に突っ込むことになる」 ガウェイン 「ランスロット、私たちこの船に乗ってまだ一日しか経っておりませんが、いろんな人と出会いましたね。その人たち、全てが助かるというのなら一緒に降りましょう。…………ですが、そうでないというのに、降りて一体この先どのようにして生きてゆけるでしょうか。…………これは私の我儘です。しかし、芸術家という者は我儘なものでしょう?諦めて付き合っていただけないですか?」 ランスロット 「……君の無事を確保するためなら、その我儘を止めるべきなんだろうが。私も、生憎と今この船を降りる気にはなれない。共に行こう、ガウェイン。君の身は、私が守るよ」 ガウェイン 「ありがとう、ランスロット。ですがまだ何が起きると分かったわけではありませんし、ダ・ヴィンチ殿がおっしゃったような愉快な船旅で終わる可能性だってあります。ただ、ここで降りないからといって二人で無事に降りることを諦めるわけではありませんからね!」 シャンくま では、お二人が残ることを決めたあたりで、今後の予定などもどうぞ。 ランスロット 「もちろんだ。いま船に乗っている全員が帰れるように努力しよう。……となると、今後力を借りられそうな人間には改めて声を掛けておいた方が良いだろうか」 ガウェイン 「そうですね……あと従業員の方であればこの船に残る予定かどうかも確認しておいた方が良いのでしょうね。さしあたっては今の段階で情報共有のお約束をしている法律家の二人には今の情報をお伝えしたいところです」 ランスロット 「ああ、そうだな。あちらでも何か得ている情報があるかもしれない。ロイヤールームへ行ってみよう」 シャンくま さて、そのような流れでロイヤーズルームに到着しました。 モリアーティ 「おやおや、お二人さん、お揃いでどうしたのかね」 ランスロット ホームズさんもいます? シャンクマ 回転椅子に座って何やら思案しています。 ランスロット 「ミスター、実は共有しておきたい情報がありまして……そちらの方でも何か情報を手に入れていないかと思い、お伺いしたのです」 モリアーティ 「なんだろうね。まあ、かけたまえ。紅茶でもいかがかな?」 ガウェイン 「紅茶、ありがとうございます。この船の定期便のお話なのですが。……お話してもよろしいですか?」って最初は教授見ながら、最後はホームズさん見ながら聞いてみる モリアーティ 「ああ、あいつも聞いているよ。気にせず話してくれたまえ」 ガウェイン 今更なんですけどこれもう誰から聞いたかも含めて情報共有します? ランスロット PL的には全部情報開示して反応見たいところですが……とりあえず「そんな話を聞いたが、ロイヤーズは知っているか・どうするか・この件に関して知っていることはないか」の線で聞くのが自然でしょうかねえ ガウェイン ほうほう。とりあえず反応見ながらどこまで話していくかじわじわ決めてく方が良さそうですね ランスロット という感じでさっき聞いた定期便が来ることと一部の職員は下ろされること当たりのことを共有して、「この件について、ご存知でしたか?」って聞いてみますかね ガウェイン 「では、失礼して。この船に夕方定期便が来ることはご承知だと思いますが、その便で一部の職員が降ろされる……といったお話を聞いたのです。お二人はこの件についてご存知でしたか?」 シャンクマ キイと音をたてて、回転椅子をこちらに向けたホームズは、顔を覆うようにしていた掌の隙間から貴方たちをチラリと見ました。 モリアーティ 「ふむ。聞いているも何も、我々も降りるかどうか打診されたヨ」 ランスロット 「ということは……基本的に、クルーとして雇われている者には打診がなされているということなのでしょうか。ちなみに、その打診はどなたから?」 モリアーティ 「ゲスト以外、船の運行に関わる者以外は一応打診されたようだよ。オーナーから一斉にメールがきてねえ。だが、寄港地に寄れるのが今回が最後だから、寄って次の日には合流するか?ということだし、無理に降りろということでもない。しかしまあ、そもそも寄港できるのが最後というのがありえんだろう?船長に確認しようとしたんだが、捕まらんので、副船長に聞いたら聞いとらんというしねえ。不穏も不穏。そうでなくとも、馬鹿げた話だ。だから、降りたらもう戻らないって手もあるんだけどねえ。」 ランスロット 「当初予定していた寄港の予定とは違うのですね……それにてっきり、降ろされる人間はすでに決まっているのかと思っていました」 モリアーティ 「おっと私にはメールが来なかった、それからこいつにもね」 ランスロット 「そうなのですか? ……ならばやはり、オーナーとしては載せておきたい者と、そうでない者がいる、ということでしょうか」 モリアーティ 「そうだろう。まあ、寄港の為って言っているから、従業員のためと言えなくはないし。我々は、ただの従業員ってわけではなく、半分ゲストみたいな者だしねえ。何割かはもしかしたら、当初からここで降りる話になっているのかもだけど。寄港だと言って下ろしたものと合流するつもりがあるのか謎だよ。一晩おろして、合流して?ナンセンスだ。だったら、本当に寄港すべきだ。何だって小船で降ろすって話だよ」 シャンクマ ホームズは、自分でポットから紅茶を注いだが、飲まずにカップを眺めている。考え事をしているようだ。モリアーティはホームズの分のカップに注がなかったが、人数には入れていたようだ。 ガウェイン ホームズさんはまだまだ考え事してて発言しそうにない感じです? シャンくま やっと紅茶を一口飲みました。 ランスロット 「……寄港を避けるだけの理由がある、ということなのかもしれません。私たちがここへ来たのは、それが不穏な話と……この船からの「最終避難」なのではないかという話を聞いたからなのです」 ホームズ 「ふむ」 シャンクマ ホームズは軽く頷くと、何か区切りをつけたかのように、残りの冷めた紅茶をグビリと飲んだ。 ホームズ 「私がまず疑ったのは、そのメールが本当にオーナーからのものかということだ。メールを送られた者とそうでないもののリストが手に入っていな以上、正確なことは分かりかねるが。分かっていることは何割かの従業員は元々ここを降ろされる予定だったということだ。私が知っている幾人かの元から降ろされる予定だったものは、ドクターサンソンの話では、とあるテストで規定に足りていないもので、メールをされた者はまあ、ギリギリだったという話だ。そも、この船にはそのテストでそれなりの数値だったものが高待遇で迎えられているのだからね。しかし、確認をしたときに、えらくまずい話も聞いた」 ランスロット 「まずい話?」 ホームズ 「規定に満たない者には、この船の運航に関わる船員や技師が多い。そして、副船長は彼らがここで降りる予定だったことを知らなかった」 モリアーティ 「カンカンになってたねえ彼。船長がその場にいなくて、持ち場を離れられなかったみたいだけど、じゃなかったら、オーナーに殴り込んでたね。航海士は実際に船長とオーナーを探しに行ったしさ」 ランスロット 教授が言ってた「船の運航に携わる者」にその船員たちは入ってなかったということでしょうか モリアーティ 元々降りる予定だった人にはメールは行っていないので、その他の残る予定だった人にはメールは行っていない感じです。 ガウェイン つまりメールが来たのは降りるか残るか微妙なラインの人たち?降りるの確定の人と残って欲しい人にはメールが来てない? ランスロット ああ、なるほど……改めて打診されたのが船の運航に直接関係ない人たちで、しかし航海に必要な人でもそれ以前に降りる予定が決まっていたと ガウェイン 「その降りる予定の人たちが降りるとまずいというのは、そもそも船の運航が危ういということです?だから副船長はカンカンで、航海士はオーナーと話しに行った?」 モリアーティ 「まあ、そういうことだね『俺らに眠らず船を漕ってことかああ』って怒鳴ってたから、交代制が回らなくなるレベルみたいだ」 ガウェイン 「それは確かにまずいお話です。そのお話し合いの結果はまだこちらには届いていないのですか?」 モリアーティ 「届いてないねえ。船長も見つかっていないし」 ランスロット 「……船長がまず見つかっていないというのが気になりますね。広いとはいえ、海上で基本的にはほぼ閉鎖空間のはずなのに……。それに、やはりオーナーは、このあとの航海を既定通り続けようとしているとは考えにくい」 モリアーティ 「そうなんだよねえ。ねえ、君たち嫌なこと言っていい?」 ガウェイン 「聞かないわけにはいきませんね……」 モリアーティ 「あはは!そうだねえ。その副船長がおっしゃるには『眠眠打破して突貫しても、2日まともに船を動かすので精一杯でござるよーー。何なのかね、岩礁や氷山にアタックして沈むのが目標?!?!お前が沈めやボケが』だそうだよ✨」 ガウェイン ランスさん的には理想的な船で皆と一緒に終わるがオーナーの考えっていうのはまだ持ってるんでしたよね ランスロット そうですね、片道切符なんじゃないのか? というのは多分まだ持ってると思います ランスロット 「その自棄が、笑えない状況に来ているように思います。この船は、もう一度陸へ帰る気のない片道切符なのではないかと……」 モリアーティ 「それは、寝不足の末に何かにアタックして沈むということかね?」 ランスロット 「どうでしょう……話を聞いている限り、船員のミスに期待しているというよりは、そうなっても構わないと思っているか、……沈んでしまうような状況をオーナーが作り出そうとしているのではないかと」 モリアーティ 「ほほう」 ホームズ 「いや、私はそうは思わないな」 ランスロット 「そう……なのですか?」 ホームズ 「彼の著作を全て読んだ」 ホームズ 「彼は死について、自分と自分の親しい人の死について強い忌避感がある。まあ、誰でもそういうところがあるものではあるが、彼のそれは脅迫的だ」 ホームズ 「そして、生が永遠にそうでなくとも永く続く手段があることを、心の底から信じている」 シャンクマ ホームズはどこからか取り出したオーナーの著作の黒い本。黒い紙の非常に読みにくいあの本です。そして、その本をペラペラとめくり。 ホームズ 「実際に自分の後援していた若者も、そして母親も、公式には死んでいるが、彼はまるでまだ生きていて、時折会えるというように書いている。このことだけだと、単なる妄想とも取れる。が、船を沈没させて、ただ、巻き添えに、大量心中を計画するような人物には見えない。つまり、」 ホームズ 「つまり、彼は残りの2日ほどで、我々に永遠または永き生を与えようとしていると考えられる」 ランスロット 「馬鹿な……いや、まさか」 ホームズ 「まあ、私も馬鹿なとは思うが。この本には具体的な方法まで書いてある。彼がそう信じているには、確かなのだろう」 ランスロット 「具体的な方法、ですか? それはどのような……」 ホームズ 「訳のわからないものばかりだ、どこぞの研究者の住んでいた廃屋にある大きな振り子時計が異世界に通じているだの。多大な精神力を用いて呪文を唱えて、その振り子時計と同じ効用のある魔法の扉を開くだの」 モリアーティ 「正攻法は、夢の中で階段を見つけてひたすら降るというものだったけど、これには才能が要るらしいよ」 ホームズ 「そう中でも際立って、注目すべきはこの詩集にもあった話だ」 モリアーティ 「「白い帆の船」と「銀の鍵」だね。「銀の鍵」 夢の船乗りのもつ銀の鍵 白い灯台にて船を待つ 金の軌跡を描き 夢の街へと もしも 鍵を得られたならば、その鍵で全ての幸いを夢の街へと誘う 過去に戻る鍵 未来を留める街 もしも銀の鍵を得られたならば、君をつれていこう 「白い帆の船」 夢の国を旅する舟は白い帆を張り金色の軌跡を残す ああ、もし連れて行ってくれるならば どうか、永遠にあの虹色の街にとどめて 古の神と化け物が支配する世界の、芸術の岸辺によせて 遥かなる山の頂の吠え声も届かぬ、あの麗しき街を 海中に蠢く異形も近づかぬ あの妙なる調べを 白い帆よ、金の軌跡をどうかあの岸辺へ」 ホームズ 「船。そう、船だよ君たち」 ホームズ 「どうやら、この白い船の主人が持つものが銀の鍵で、それを持てば、力技で異世界とやらに行けるらしい」 ランスロット 「銀の鍵……詩集にもありましたが、私たちはそれが「オーナーに盗まれた」という話を聞いたのです。その時は、単なるトラブルの話だと思っていたのですが。……その白い船の主人……船長から、オーナーが銀の鍵を盗み出し、異世界への扉を力づくで開こうとしている……?」 ホームズ 「盗まれたと言ったのは誰だ?」 ランスロット 「レディ・アビー……アビゲイル・ウィリアムズと名乗っていらしたかと」 ホームズ 「ああ、なるほど。繋がったというわけか」 モリアーティ 「名簿にない少女の一人だねぇ」 ホームズ 「彼女と話したと言ったね?」 ランスロット 「ええ。……そういえば、この船が片道切符だということを示唆するようなことも言っていたかと」 ホームズ 「ふむ。それで、君は、彼女のことを、人間だと思ったかい?」 ランスロット 「……まさか、違う……というのですか」 ホームズ 「さあ」 シャンクマ モリアーティが、額に手をやってため息をついています。 モリアーティ 「はあ、妙な溜めを作って、話すな若造。ああ、君たち、単にこの本を読むとだね、銀の鍵の持ち主が、到底直人に思えないというだけなんだがね」 ホームズ 「そんなところだ、さて、情報共有も終わった。それで?君たちはこの船を降りるのかい?」 ランスロット 「正体はともかく、どうあれ何か事情を知っている存在なのは分かった。……私たちは降りない。ここでこのあと何か破滅的なことが起きるなら、阻止しようと考えている」 モリアーティ 「ふむ。まあ、我々も残る。ただ降りて、知らんぷりというわけにもいかないのでね。悪巧みだろうが、正義の味方の救済だろうが、解けない謎は、裏で手を回して、さらに工夫を凝らしたいタチなものでね」 ホームズ 「全く一緒にされたくはないが、謎を謎のままというのが頂けないのは確かだ。そんなものは、全て解いて、初めから無かったようにするのが一番だとも」 ランスロット 「心強い言葉だ。私たちも、何かできることがあれば協力したい」 ホームズ 「では、他にこのことを知っているものは?」 ガウェイン これはもうダビデさんと竜馬さんのことは共有していいかな?伝言版のこともありますし ランスロット いいと思います! 伝言板のことは特に言っておきたいですね ガウェイン 「実は、最初の定期便で降ろされる従業員のお話を教えていただいたのがショップのダビデ殿で、その際に一緒に居た従業員の龍馬殿と、ゲストのダ・ヴィンチ殿は共有した情報の限りのことを知っていますね。そして、この船がもうすぐ電波が入らなくなるでしょう?その為に、電子機器に頼らない情報共有の方法として、伝言板を使おうと思っているのです。フロントとライブラリに日記帳をそれぞれ用意する予定なのでそれで連絡を取り合いませんか?」 ホームズ 「なるほど。連絡手段は多い方がいい。その話に乗ろう」 モリアーティ 「君たち次はどこに行くつもりなのかね」 ガウェイン 「まだ船内をいくつか見てない場所があるので、そこらを目標にしていたのですが、貴方方のお話を聞いて、副船長たちのお話も聞いてみたくなりましたね」 ホームズ 「ふむ。機会があればそうしてもいいだろう。そうだ、頼まれて欲しいことがある」 ガウェイン 「頼まれてほしいこととは?何でしょうか」 ホームズ 「もし、作家たちにあったら、この本について、見解を聞いておいてほしい。私はまだ彼らと面識がないが、本職の意見というのも把握しておきたくてね」 ホームズ 「今までで、面識を得た作家はいるかい?」 ガウェイン 「専門家に聞くというのは、なるほど、良い手段ですね。今までというとアンデルセン殿でしょうか」 ホームズ 「興味深い。彼に会うことがあれば、ぜひ頼むよ。こちらからも何かあれば連絡をしよう」 シャンクマ というわけで、ロイヤーズの連絡持ってったかどうだか忘れましたが、持ってなかったらゲットしました。 シャンクマ 本日はこれでおしまいです!
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690 :894◆wDkpIGVx1.:2008/09/06(土) 17 34 47 ID w89qt3QD 死んだ人の声を聞くことができますか(1/4) 盆踊りの翌朝、街の大人たちや子供たちが後片付けのために公園に集まった姿は、なんだか白々とみすぼらしい。 僕は折り畳んだパイプ椅子を束ね、背もたれの下の穴に腕を通して、片手に三脚ずつ持った。 やる気だな、とニシダのおっさんがつぶやいたけど、僕はただ片付けを早く終わらせたいだけだった。 その恰好で用具倉庫の前までふらふら運んで行く途中、街の母親たちがコリタについて噂しているのを聞いた。 コリタは盆踊りの間ずっと、踊りに参加することも、みんなとふざけ回ることもせずに、 用具倉庫のかげにしゃがみ込んでいたらしい。母親たちはそう噂していた。 それを聞いて僕は、両手の荷物が急に重くなったように感じ、パイプ椅子を地面に下ろして一休みしなければならなくなった。 たった5メートルくらい運んだだけなのに。 地面に下ろすとき、誰かに非力と思われるのが嫌だから、音は立てなかった。 パイプ椅子の鉄が接地して、その感触がTシャツにむき出しの皮膚に伝わった。砂地のざらつきを腕で感じた。 コリタは生き物として少し不自然に見えるタイプの美少年だから、普段は他人が放って置かない。 でも僕の知る限り、一日のうち何回かは一人になることがあって、その時を目撃すると、 プラモか彫像かサイボーグが、教室や校庭や居間に間違って出現したみたいに見える。 しかも地面から5ミリくらい浮いてるような感じがする。 僕は昨日の夜、コリタがどうしているか時々は気になっていた。 でも盆踊りをしたり他の友達と遊んだりしていたから、結局はコリタのことを忘れていた。 コリタは用具倉庫のかげにいたのだと知って、 湿った土のにおいのする暗い場所で、楽しむ人々の声を聞きながら一人過ごしたコリタのことを、思った。 すると自分で抱いたそのイメージに、なぜか平手打ちされたようなショックを受けた。 僕の頭の横で本当に、ぱん!と音がしたような、その一瞬は視界が白く全て消えたような気がした。 コリタが用具倉庫の裏の暗いところにいたなんて、まるっきり幽霊みたいじゃないか。 コリタにはミレナという妹がいた。ミレナはおととし、まだ九才なのに病気で死んでしまった。 コリタが一人でいる時は、ミレナのことを考えているのかもしれない、と、僕はこの頃思うようになった。 急にコリタのことが心配になった。心配に思っているような気がしてきた。 今日はどうしているのだろう。みんなに聞いてみたら良いかもしれない。 そう思いながら、六脚のパイプ椅子をさっきと同じやり方で持ち上げて、用具倉庫まで運んだ。 691 :894◆wDkpIGVx1.:2008/09/06(土) 17 42 27 ID w89qt3QD 死んだ人の声を聞くことができますか(2/4) 用具倉庫の前にはカミカワ・ケンのお父さんがいて、集めたパイプ椅子を台車に積み上げる作業をしていた。 カミカワ・ケンのお父さんは、盆踊りで一きわ張り切っていたうちの一人だ。 子供たちを仕切り、真ん中の舞台の上で太鼓にバチを振るい、 ドラえもん音頭に合わせてソーレと叫びながら、踊りの輪の中で長い手足を動かしていた。 今朝はカミカワ・ケンは(恥を感じているのだろう)隅っこの方でいじけたようにしていて、 大したことは何もしていない。 カミカワ・ケンのお父さんは、昨晩の印象と比べると全体的に一回り小さくなったみたいで、静かだった。 パイプ椅子をどかっと下ろした僕が、あれえコリタがいないなあと言ってみると、 カミカワ・ケンのお父さんはびっくりしたように、コリタ!あいつずっといないじゃないか、どうしたんだと言った。 盆踊りの間コリタがいなかったことに、今気づいたらしい。 でもそのうち、今朝公園に集まる子供たちの中に、そういえばコリタを見かけた、 その時は普通の様子だった、という意味のことを、彼は言った。 カミカワ・ケンのお父さんは、昨晩はしゃぎ過ぎて、きっとぼんやりしているのだ。 用具倉庫を離れて水道のそばに行くと、そこで街の母親たちは噂話を続けていた。 話しているのは、水道のところで食器や調理器具を洗っている二人と、ヨーヨー釣りの後始末をしている二人。 ちょうちんや電飾を整理して箱にしまっている一人と、特に何もしていなさそうに見える一人。合計六人だった。 コリタの噂の後は、バンキョウ・スーパーの最近の値引き商品について、活発な意見交換が行われているようだった。 コリタの様子を、母親たちの誰かが詳しく知っているかもしれない。 しかし、僕がこの会談に割り込み、話をコリタの件に戻して自分の知りたいことを質問するなど、 まったくできないことだ。 そこには小学生と母親たちとを隔てるしきたりのようなものがあるからだ。 僕は、母親たちからは何も得られないだろうと思い、水道のそばを通り過ぎた。 するとそこに、ゴミ袋を持ったコリタの母親が通りかかったのだ。僕にとっては都合が良かった。 コリタの母親は、水道のそばの母親たちに会釈するのと同時に、バンキョウ・スーパーのパンの価格についての 誰かの発言をとらえて、絶妙なタイミングで、その価格はすでに先月の半ばに現れたものだったが 近頃また復活したのだ、という解説を加えた。 会釈と同時にそれだけのことをやってのける、母親たちの能力にはいつも感心せざるを得ない。 僕は、たまたま通りがかっただけだから長居するつもりはない、といった様子の コリタの母親の去り際をとらえて、コリタどこ?と聞いてみた。 「さっきミニ四駆取りに行くって、家に戻ったみたいよ」とコリタの母親は答えた。 その言葉と、パンの価格についての解説を残して、コリタの母親は悠々と立ち去った。 692 :894◆wDkpIGVx1.:2008/09/06(土) 17 50 07 ID w89qt3QD 死んだ人の声を聞くことができますか(3/4) コリタはミニ四駆で遊び、悲しさを晴らすつもりなのだろうか。だったら、一人じゃない方が良い。 僕も自分のアバンテを取って来ようかと思ったけど、その前に他にも仲間に入るやつがいないか確認しようと、 公園の中央に向かった。 そこには盆踊りのために、鉄骨に床板を渡した簡易舞台が設けられていて、 その下に潜り込んで遊んでいる数人の顔見知りの姿が見えたからだ。 トウスケという少年に、この後みんなでミニ四駆で遊ぶことになっているのかどうかを、僕はたずねた。 彼はそんな話は知らない、と言った。 ミニ四駆やるならいいけど、この公園には今大人たちの目があるから、 場所として不適当と思う、という意味のことも彼はつけ加えた。 シンゴという少年が、この近辺にある別の公園の名を挙げ、そこに移動することを提案した。 コリタはそこにいるのか?と僕が訊くと、シンゴは否定した。 コリタの名を聞いたハルミという女の子が、コリタどこ?ちょっと、トウスケ、コリタ呼んで来てよと言った。 トウスケは、コリタがミニ四駆のことなど考えられるはずはない、 そんな精神状態ではないと推測しているようだった。 彼がハルミに否定的な返答を、あいまいな言葉と身振りで示したことで、そう受け取れた。 トウスケがコリタの様子を知っていそうだと思い、僕は彼にそのことを尋ねた。どんな感じだった? どんなも何も、平静を装ってるけどすぐぼんやりしてしまって、 やっぱり相当苦しんでいる様子だった、と彼は答えた。 妹さんのこと・・・?とハルミが小さく口に出すと、乱暴にカーテンを閉めたような沈黙がその場に現れた。 コリタは、もし妹が生きていたら、昨夜の盆踊りでどんな風に一緒に遊んだだろうか。 コリタ自身は用具倉庫のかげに座って、そのことを考えていたのだろうか。 彼の角度からは、盆踊りの輪や光は見えなかったはずだった。見えたのは用具倉庫の壁だけだろう。 その場にいた四人がそれぞれに、死が早すぎたコリタの妹について考えをめぐらせていた。 というか、僕はそうなんだろうと思っていた。 みんなが同時に、幼い少女の死について考えていたのでなければ、その沈黙が不自然に思えたからだ。 僕自身そのことを(ミレナの死を)考えていたが、僕が得たものは、 何だか白くてふわふわしたものが、笑いながら手を振って去っていくイメージだけだった。 それと同時に、僕はコリタのことも考えていた。 いや、僕にとってはコリタのことが本題だった。 コリタは妹の死を悲しんで、盆踊りに参加しなかったのだろうか。コリタはなぜ、盆踊りに参加しなかったのか。 お盆には死者の魂が還ってくる・・・その伝説を思い出したとき、シンゴが同じことを口にした。 「お盆だから、ミレナちゃんが還ってきてたのかもしれないな」 シンゴはそう言うと、なぜか得意そうな表情をした。 そして足元の砂を意味もなく靴で軽く蹴った。 それは「恰好をつけている」仕草だった。なぜそんなことをするのだろう。 ハルミが、今はコリタをそっとしておくべきだという意味のことを、ひどくたくさんの言葉を使い、長い時間を掛けて述べた。 そこにも何か芝居じみた要素が感じられたが、それにこだわるよりも、 僕は少し前、自分が核心に至る何かに触れたような気がしていた。 意識の端っこにひっかかっているその何かに、なんとか考えを集中させようとした。 だがその感覚をつきつめる前に、場が動き出して、 僕はスクランブル交差点のまん中に放り出されたような混乱におちいった。 会話が先に進んだのだ。 693 :894◆wDkpIGVx1.:2008/09/06(土) 17 55 33 ID w89qt3QD トウスケとシンゴ、それにハルミが、それぞれにコリタの死んだ妹について、思い出を語り始めていた。 トウスケは、駄菓子屋のガムについていた当たり券を、ミレナにあげたことがある、 とても嬉しそうだった、と言った。 シンゴは、街で迷子になったミレナと会って、 泣いていた彼女をコリタのところまで送ってあげたことがある、と言った。 兄妹ともに感謝された、ということだった。 ハルミは、夏休みのラジオ体操に、兄妹と共に参加したことを、楽しい思い出として語った。 またラジオ体操そのものの記憶と同時に語ったのは、 夏の朝、ラジオ体操が行われるこの公園に向けて歩く兄妹の、絵のように美しい姿についてだった。 本当に仲が良い兄妹だった、二人歩いているだけで楽しそうで、 光の中で・・・天使みたいってああいう風なのを言うのかも。 ハルミはそのようにドラマチックに語った。 「それで、コリタは?」と僕はみんなに尋ねた。 今のコリタは、どうしている?なぜ盆踊りに出なかったのだろう? コリタは、かつて、ガムの当たりを嬉しそうに見せに来た妹の頭を、優しく撫でたのかもしれない。 あるいは、迷子の妹が発見されたときは、 不安の重苦しさを押し流していく歓喜に、胸を熱くしただろうか。 コリタとミレナは、ミレナが死ぬ前は夏ごとに一緒にラジオ体操に参加していて、 昨晩コリタは悲しみの中で、その思い出にとらわれていたのか。 そう、今のコリタは本当に、これらの中にいるのか? みんなはコリタが、これらミレナの思い出の中に沈んでいる、という見解で一致していた。 設計図に引かれた線のように、疑問の余地を持たない態度だった。 「ミレナちゃん、なんで死んじゃったんだろうね」と、歌うようにハルミが言った。 僕はミレナの顔のイメージを頑張って呼び起こしてみた。 ガムの当たり券をもらって喜び・・・迷子になって泣いて、 見つけてもらった後は、コリタの腕の中に一散に走っていく。 夏の朝、ラジオ体操に通う。白い朝に溶け込むような二人の姿。 そして、ミレナは死んでしまう。 それから、コリタの思い出の中に現れる。どんな顔で? この中の、どれかの顔だったのか。 僕は、ミニ四駆を持って、コリタの家に向かう。 もともと僕は、ミニ四駆を外で走らすのは好きじゃないのだ。汚れるから。 僕のアバンテはなかなか速い。負かしたら彼は泣くかもしれない。あるいは、笑うかもしれない。 ドラえもん音頭が、ばかばかしいくらい明快に辺りに響き渡って、夜空の下にはちょうちんの灯りが連なっている。 踊る人々の影は、だいだい色のライトに照らされてゆらゆら動く。カミカワ・ケンのお父さんが太鼓を叩いている。 そのとき僕はコリタのことを忘れていた。コリタは、用具倉庫のかげにいた。 でも今、僕はコリタを遊びに誘うことを思って、わくわくしている。 何といって声を掛けようかと考えながら、最後の角を曲がった。
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69 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/01(金) 00 06 50 ID wBkMeU5t 夜の闇との区別が薄くなった歩道を、ひたすらに走る。 思考を捕らえて離さない性欲に抗うために。 自分の犯した罪の重さをごまかすために。 僕は、どこに行こうとしているのだろう。 どこに行っても、結局は逃れることなどできないのに。 衝動に任せてさつき姉の唇を奪ってしまったことは、消せないのに。 僕の記憶にしっかりと刻み込まれたさつき姉の涙と、おびえるように震えだした 体の感触は、今でも思い出せる。 そして、それを思い出すだけでまた興奮してしまう自分の下劣さに、腹がたつ。 呼吸が苦しくなってきた。足も、少しずつ動かなくなりだした。 かなりの時間全力で走ってきたから、心臓と肺が弱音を吐き出した。 何度か跳ねるようにして走り、ゆっくりスピードを落としていく。 立ち止まった場所は、自宅の近くにある公園の入り口だった。 どうやら、ぐるりと回ってアパートの近くに戻ってきてしまったようだ。 入り口近くにある自動販売機の前で立ち止まり、倒れるようにして背中で自動販売機にもたれかかる。 自動販売機の光に集まってきた小さな羽虫や楕円形の虫が体にくっついてきた。 膝の力を抜く。支えを失った体はすぐに地面に腰をつけた。 俯いて、周りを飛び回る虫を吸い込まないように深呼吸をする。 心臓の鼓動が邪魔をして、上手く息を吸うことができない。 でも、すぐに鼓動は静まってきた。 本当に、すぐだった。いっそのこと一晩中僕を苦しめてくれれば嬉しかった。 だけど、自分のあやまちを忘れるなどという安易な道は選ばせてはくれないようだ。 体が汗にまみれて、筋肉が痙攣を起こしているのに、思考だけは冷たかった。 幸いにも、性欲は頭の中からすっぱりと消えていた。 僕はさつき姉にキスをして、傷つけた。傷つけたのは体でなく、心。 僕は知らないけど、強引に唇を奪われるなど、さつき姉は経験していないかもしれない。 いや、経験していようとしていまいと同じことか。 僕がやったことは、許されることではないのだ。 両手で拳を作り、太腿を全力で叩く。右手で叩いて、左手で叩いて、右手で叩く。 何度やっても手に力は入らなかったし、足に痛みが走ることもなかった。 70 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/01(金) 00 08 41 ID wBkMeU5t 「惣一!」 地面に座って俯いていると、僕を呼ぶ声が聞こえた。 声が聞こえてきた方向は右側。目を向けると駆け寄ってくるさつき姉の姿が見えた。 自動販売機の明るさに目が慣れてしまっているから、さつき姉の顔は見えない。 僕はもう一度俯いて、さつき姉から目をそらした。 さつき姉は僕の前に立つと、しばらくしてしゃがみこんだ。 視線を、頭の皮膚で感じられる。僕はひたすら地面を見つめ続けた。 なにを言われても、覚悟はできている。罵倒でも、叱責でもなんでも。 それでさつき姉の心の傷が少しでも癒されるのならば、と最初は思っていた。 でも、それは違う。本当は、僕が癒されたかっただけだ。 さつき姉に責められることで自分の罪の意識を消したかったのだと、はっきり自覚した。 さつき姉の呼吸は穏やかで、夜の静かさの中ではよく聞こえてきた。 息を吸う音が聞こえた。さつき姉が口を開く。 「追いかけっこは、おしまい?」 さつき姉の声は、弾んでいた。 まるで迷子の子供を発見できた母親のように楽しそうに、嬉しそうにしていた。 「追いかけっこ?」 と、僕は聞き返した。 「そうでしょ? 私に背を向けて走りだすのは、惣一の役目だったじゃない。 そして、私が鬼の役。懐かしいわね、何年ぶりぐらいかしら」 「…………最後にやったのは、僕が小学校6年生だったころだよ」 「だとしたら、もう6年は経ってるのね。私は今でもはっきりと思い出せるわよ。 惣一が私から必死になって逃げ出す様子も、捕まったときの悔しそうな顔も。 でも、一度も勝ったことはなかったわね。今日もそうだったけど」 さつき姉はそこまで言うと、僕の隣に座った。 僕は、さつき姉の顔を見て話しかけることができた。 「ここ、虫がいっぱいいるよ」 「別に平気よ。どうせ走り回って汗をかいたんだからシャワーを浴びないといけないし。 でも、よく30分も走り回れたわね。やっぱり成長してるのね、惣一も」 「自分では、まだあの頃のままみたいな気がしてるけど」 「私も同じ。なんだか、体だけが大きくなっているみたい。 性格とか、考え方とか、好みとか、全部小さい頃と同じ。 小学生が大人の体を持つと、私みたいになるのかもね」 71 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/01(金) 00 12 24 ID wBkMeU5t さつき姉は立ち上がると、自動販売機にお金を入れて、一本だけジュースを買った。 ペットボトルに入れられているスポーツドリンクは透明だった。 キャップを開けると、さつき姉は半分ぐらい一気に飲んだ。 そして、僕にペットボトルを押し付けた。 「喉、渇いたでしょう? 飲んで良いわよ、それ」 「ああ、ありがと。って、それはちょっと……」 「何か問題があるの?」 「だって、これって間接――」 そこで、僕は口をつぐんだ。 急に心を締め付けられた気がした。 自分がしたことを思い出して、後悔が形になって胃を圧迫する。 僕はさつき姉から目をそらそうとした。けど、不意の笑顔に動きを止められた。 「さっきのことは気にしなくていいわよ」 「でも、僕は無理矢理――」 「ふう。わかってないわね、惣一は」 さつき姉はかぶりを振ると、右手を振り上げた。 続いて振り下ろされた右チョップが直撃して、僕の鼻から空気が漏れだした。 脳から鼻に突き抜ける痛みが、僕の思考を止める。 「私はキスされたことに怒っているんじゃなくて、いきなり逃げられたことが不満なの。 男の方からキスしてきたくせに逃げ出すって、どういう了見よ。んん?」 「う……」 「本当は、責任をとってほしいところだけど。 他ならぬ幼馴染は反省しているようだし、初犯でもあるから許してあげるわ」 僕はさつき姉の言葉を聞いて、口を閉じるのを忘れた。 あまりにあっけなさすぎる。なんで、そんな簡単に許してくれるんだ? 「馬鹿な顔してると、虫が口の中に入るわよ。 仕方ないわね。惣一に教えてあげましょうか、許してあげる理由」 「理由があるの?」 「そ。大きな理由」 「どんな理由なのさ」 「ふふ。それはねぇ……」 さつき姉は僕の顔を見つめながら、微笑んだ。 僕はつい、見とれてしまった。 じっと見つめたままでいると、さつき姉が勢いよく立ち上がった。 「やっぱり、やめた!」 「ええ?!」 「それぐらい、自分で気づきなさい。胸に手を当ててみればわかるはずよ」 言われたとおり、胸に手を当てて考えてみる。でも、思い当たるフシがない。 シャツがすっかり冷たくなっていることだけはわかったけど。 72 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/01(金) 00 13 44 ID wBkMeU5t アパートに帰りついて、2人が別々にシャワーに入り終わったら、すでに11時を回っていた。 電気を消して、布団を敷いて横になると、またしてもさつき姉は僕の横に潜り込んできた。 だけど、今日だけは何も言うつもりにならなかったし、疲労感から眠気がすぐに襲ってきたので 黙って眠りにつくことにした。 鼻から吸う息が心地よくて、吐く息が軽くて、すぐに眠れそうだった。 今夜は風が窓からよく入り込んできていたから、扇風機は必要なかった。 意識が闇に沈んできたころ、肩をつつく指によって起こされた。 首だけで、さつき姉の顔を見る。 「惣一。罰ゲームのことなんだけど」 「罰ゲーム?」 「今日、追いかけっこしたじゃない。昔から負けたほうが罰ゲームをする約束だったでしょ」 しまった。すっかり忘れていたけど、昔は追いかけっこをするたびに罰ゲームをやらされたんだった。 21歳になった今、さつき姉は一体どんな罰ゲームを言い渡してくるんだ? 「それね、一度家に帰ってからやってもらうから」 「家って、誰の?」 「私、明日家に帰るから。言わなかったっけ?」 「いや、聞いてないんだけど」 「そういえばそうだったわね。予定ではもっと後で追いかけっこするつもりだったし」 「何、それ?」 予定?予定っていうとさつき姉のか? 追いかけっこをする予定って、どういうつもりで立てたんだろうか。 「あ! ええ、っとね。久しぶりに会ったから、昔を懐かしむって目的でやろうと思ってたのよ」 「なんだ。それならいつでも言ってくれればよかったのに」 むしろ、これだけ自然に話せるようになれるなら自分から誘えばよかった。 僕は今、さつき姉と昔みたいに仲良くなれた気がしている。 ずっと心にわだかまっていたものがとれたように、安らかな気分だ。 「罰ゲームっていうのはね、あんまりやりすぎると意味がないのよ。 1回きりだから、無茶なことも相手に聞いてもらえるの」 「無茶なことをやらせるつもりだったの?」 「大丈夫よ。死ぬこととか、怪我したりすることじゃないし、惣一にできそうなことをしてもらうわよ。 というより、惣一にしかできないことと言ったほうがいいかしら」 なんだろう。僕にしかできないこと? 僕にしかできないことというと――何も思い当たらないな。 「楽しみにすると同時に、覚悟をしておきなさい。……それじゃあ、おやすみ」 「おやすみ、さつき姉」 さつき姉は僕に背中を向けると、無言になった。 寝息が聞こえ始めてから、僕は今日一日で起こったことを反芻した。 山川とさつき姉に起こった異変、衝動に任せてさつき姉にキスしてしまったこと、 そして、さつき姉と久しぶりに仲良く話せるようになったこと。 終わってみると、いい一日だったように思える。二度と繰り返したくは無いけれど。
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登録日:2012/06/05(火) 00 03 12 更新日:2024/01/06 Sat 00 45 49NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アートマン スジャータ トラウマイスタ ピカソの嫁 メインヒロイン ラスボス 天然 審議眼 小悪魔 巨乳 悪女 涙腺崩壊 走れスジャータ トラウマは、逃げるためにあるのじゃなく、 乗り越えるためにある。 乗り越えるための力こそ、勇気なのよ。 スジャータとはあの一部でカルト的人気を誇る怪作、トラウマイスタのメインヒロインである。 主人公、比何ソウマことピカソに《真実の自己(アートマン)》の力を与え、彼を戦いに巻き込んだいわばこの物語のはじまりとなった人物。 日本中を回り、トラウマイスタを産みだし、チャンドラ・カンパニーという企業を倒せる人材を集めている。その目的はチャンドラ・カンパニーに幽閉されている自分の主を救出すること。 実は彼女自身もアートマンで、「アートマンを引きずりだすアイテム『反魂香』」の製作者、漆原シエナのトラウマから生まれている。 能力は「審義眼」という「瞳を見ることでその人のもつトラウマと勇気の強さ」を計るというもの。 性格は非常に小悪魔的で必要とあればブリっ娘となったり他人を(下の方向で)からかったりする。また天然なのかピカソの入浴中にバスタオル一枚で風呂場に突撃したこともある(しかもピカソのち○こバッチリ見た)。 見てしまった彼女いわく、粗だった粗〜な… だが本質的にはどんなバカバカしいエピソードも笑わずに受け止めその人の為に涙したり、たとえ敵でもアートマンが消滅するときは心を痛めるなど優しい女性。 また、仲間を護るためなら自分を犠牲にすることも厭わない献身的な人物である。その優しさからかセンゴ以外のトラウマイスタは彼女を強く慕っている。 非常にグラマラスな美人で、その容姿は通行人が思わず立ち止まる程。 チャンドラにとって重要な何かをシエナに託されているらしく、それ故チャンドラからは強く追い回されている。 三巻でピカソの才能にほれ込んだダヴィンチにより「七日後に新たな力を得たピカソとダヴィンチは出会い、戦う」という予言が達成されなければ爆発する爆弾を埋め込まれ、ピカソが自分との決闘から逃げられないようにするための人質とされ……。 以下、ネタバレ、そして本題 「ピカソくん……やっぱり変よ……帰ってきてから……」 「はい。」 揺るぎない絶対の自信!!!!! 街も、空も、月も、星も、全部がオレの中から引っぱり出してくるんだ。 オレは強い。 「言っていいですか?」 「な…何を…!?」 「あなたが好きだ!!!!」 「………!!」 ああ、オレはこの人に出会えて良かった。 この人のためなら、命を懸けて戦うことも怖くはない!!! 「やっぱりもう、待てなかったびん!!!」 予言を達成し、スジャータを救うために過酷な修行を行ったピカソは6日目の夜、彼女からデートに誘われる。 そこで上記のやり取りが行われ、雰囲気が変わったピカソに本気で惚れたスジャータは彼を受け入れ口づけかわそうとする……まさにその直前、ダヴィンチが出現、予言は破られ彼女は爆死を遂げる。 キス寸前から爆死までの間、僅か見開き1ページ。たったその間でスジャータは「主人公と結ばれた幸福のヒロイン」から一転、「爆殺されて生涯を終えた悲劇のヒロイン」と化してしまう。 この回が所謂「伝説の36話」、トラウマイスタを怪作たらしめた回である。 更にその後、肉片をダヴィンチのアートマン、モナリザに回収されたうえで同じくダヴィンチのアートマン、最後の晩餐に噛み砕かれ、完全にその生涯を終えた。 以下、更にハートフルボッコなネタバレ 死後、彼女が隠し持っていたものがチャンドラの手に渡り、二千恵によって「アートマンを究極の存在、ブラフマンとする『超反魂香』」が作られる。 それと同時期、愛する人を殺され、その殺した相手に手も足も出せなかったピカソは復讐鬼と化してチャンドラに単独テロを開始。 駆けつけた仲間、そして二千恵……を殺害して超反魂香を奪い、彼になり済ましていたクソアーメンことダヴィンチと再会する。 ダヴィンチは超反魂香を使い最後の晩餐をブラフマンへと昇華、その能力「複製(レプリカント)」を使い…… 「『最後の晩餐』は、主にとって最も望む姿に成長、変化を遂げる。」 「吾輩にとっての、望みとは……」 「少年の、苦痛」 「たすけて。」 「ピカソ君。」 最後の晩餐が作り出した姿、それこそが人類を終焉に導く異形のスジャータ……ブラフマン・スジャータであった。 ブラフマンと化した彼女は全人類への洗脳を開始し、その圧倒的な力でピカソを握殺しようとする。 握りつぶされたピカソの意識は、愛する人に殺されるならと諦め、三途の河を渡ろうとする。 「バカ!!!」 「バカ…」 「バカ。」 そんなピカソの前に彼女の精神が現れ、ピカソは忘れていた最初に彼女から与えられたもの……勇気を思い出すのであった。 勇気を思い出したピカソにより倒される彼女は消えていく中、最期に少しだけピカソと邂逅を果たし、彼に感謝を述べる。 そして自身の最後の力で全人類の洗脳を解除し、ピカソとシエナ以外の人々からチャンドラやアートマンの記憶を消し、ピカソに見送られながら昇天した。 最終回ではモノローグでウィリアム・ブレイクの『無垢の詩』より、『On Anoter's Sorrow』が書かれているが、中山先生の妙訳により、詩中に登場する「あの人」がスジャータと重なるように読者に見せるという演出がなされた。 セリフなしで流れていくモノローグは涙腺崩壊必至である。 その追記・修正ひとつで、どこまでも良項目にできるさ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] トラウマイスタを一気に有名にした人 -- 名無しさん (2014-06-07 15 48 42) 打ち切り告げられたから36話ではっちゃけた -- 名無しさん (2014-08-05 20 59 04) 爆散したシーンは、何年たっても頭にこびりついて離れない。その後の主人公復讐鬼化も凄かったが、何年も前なのであまり覚えてない -- 名無しさん (2015-02-17 19 11 52) 褐色の恋人ではない -- 名無しさん (2015-10-02 23 05 26) スジャータ爆死の悲劇、再び(同作者の最新作にて) -- 名無しさん (2017-03-19 02 35 26) 彼女の死からトラウマイスタの作風と評価がガラッと変わる…打ちきりに追い込まれた作者の本気 -- 名無しさん (2023-10-27 16 17 41) 名前 コメント
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408 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/05/01(月) 10 40 22 [ 8qzLwXN6 ] ダヴィンチ・コードの本を読んでる夢を見た が、しかし何故か配役が東方キャラ ちなみに自分はダヴィンチ・コードは殆ど名前しか知らない 以下、本に書いてた登場人物設定 主人公,s 霊夢・金に困り、ダヴィンチの絵を高額で売りさばくために謎を追う。 魔理沙・同じく絵の金でこーりんどーのツケを支払うために霊夢に同行。 謎を知っている方々 幽々子・庭師に「いい加減に働いてください」と言われ、大食いチャンピオンに出ようかと思っている。 幽香?・ガチガチのガチになると逃走、降参を受け付けなくなる。 紫・逃走時、目くらましに核を使う。が、核を閃光弾と言い張る。 脇役 アリス・魔道書を紛失し、本来の力を発揮できない。 ミスティア?・お肉。 チルノ・⑨。 小悪魔・お友達のグレーターデーモンと一緒に、ダヴィンチの絵を狙う某神風怪盗と戦う。 夢なんで、二人ほど影響が大きいな、とかの突っ込みは勘弁ww 現実 カオス
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2005年10月12日放送 ◆【ウィンナーとフランクフルトの違い】 『ウィンナー』 「羊の腸を使う」 『フランクフルト』 「豚の腸を使う」 <ちなみに> 牛の腸を使ったものは「ボロニア」という。 「ソーセージ」は、腸に詰めたものの総称。ウィンナーもフランクフルトも「ソーセージ」のひとつ。 ◆【病院とクリニックの違い】 『病院』 「ベッド数が20床以上の医療機関」 『クリニック』 「ベッド数が20床未満の医療機関」 <ちなみに> 「診療所」「医院」も20床未満の医療機関 ◆【ペンダントとネックレスの違い】 『ペンダント』 「チェーンに付いている飾り」 『ネックレス』 「チェーンのみの首飾り」 チェーンにペンダントがついている首飾りは「ペンダントネックレス」 ◆【おむすびとおにぎりの違い】 『おむすび』 「手で使って握る」 『おにぎり』 「道具を使って握る」 ◆【ミステリーとサスペンスの違い】 『ミステリー』 「謎解きの面白さを見せるために最後に犯人が出てくる。」 『サスペンス』 「見てる人にも、主人公にもハラハラドキドキさせるために最初に犯人が出てくる」 ◆【森と林の違い】 『森』 「自然にできたもの」語源は、木々が自然と盛り上がっている様子から盛り→森と言われている 『林』 「人工的にできたもの」語源は人が木を生やすから来ている。生やす→林 <ちなみに> ハヤシライスの名前の由来は、早矢仕 有的(はやし ゆうてき)さんが考えたから「早矢仕→ハヤシ」 ◆【台風とハリケーンの違い】 『タイフーン』 「東経180度より西で発生している」 『ハリケーン』 「東経180度より東で発生している」 <ちなみに> インド洋などで発生しているのはサイクロンと呼ぶ ◆【スーパーと百貨店の違い】 『スーパー』 「代金を一括して支払う」 『百貨店』 「各店舗ごとに支払う」 ◆【エチケットとマナーの違い】 『エチケット』 「個人に対する気遣い」 『マナー』 「社会に対する気遣い」 ◆【たたくとぶつの違い】 『たたく』 「悪意がない」 『ぶつ』 「悪意がある」 <ちなみに> ビンタの意味は、「ビン」=「こめかみの毛」「タ」=「手」 ◆【デニムとジーンズの違い】 『デニム』 「フランス生まれの生地を使った」 16世紀のフランス南部の町ニームでジーンズを真似た生地が生み出された。ニームの織物→「セルジュ・ド・ニーム」各国に伝わる内にデニムと呼ばれる様になった 『ジーンズ』 「イタリア生まれの生地を使った」 ジーンズが誕生したのは15世紀イタリア、地中海に面した港町ジェノバ。当時、帆船の帆などに用いられていたファスティアンという丈夫な布を改良したジェノバのファスティアン→「ジーンファスティアン」という生地誕生。これがヨーロッパの各国に伝わる内にいつしかジーンズと呼ばれる様になった <ちなみに> 何故にジーパンと呼ばれる様になったかは、マッカーサ達が履いていたジーンズをアメリカ軍=GIからGI→ジーパンとなった。 ◆【コロンと香水の違い】 『コロン』 「香料の割合が10%以下」 『香水』 「香料の割合が20%以上」 <ちなみに> 香料が3%~5%はオデーコロン 香料が7%~10%はオード・トワレ